気温がプラス5度以上あれば外の塗装作業は概ね問題なく施工可能です。もちろん夏場の気温に比べたら乾燥時間がかかりますが、施工不良になることはありません。
というわけで今回は2023年初の塗装作業となる“窓枠塗装作業”を行いました。
札幌市内の住宅の窓枠はその殆どが樹脂サッシが主流です。（マンションはアルミサッシも多くあります）
アルミた樹脂ならば塗装する必要はありませんが、一部の住宅メーカーは木製の窓枠を採用しています。
木部であるならば長年風雨にさらされた箇所は当然経年劣化して朽ちていきます。人工木ならば多少の耐用年数が長めですが、素材によっては数年と立たずに見た目が明らかな劣化をし始めます。
できれば劣化して素材がダメになる前に手を加えて長生きさせたいところ。数年おきに塗り替え工事を行えばいつまでも劣化せずに綺麗な状態をキープできます。
塗装作業もDIY感覚で素人でも塗ろうと思えば塗ることができるでしょう。材料もホームセンターで手に入りますしね。
高所作業はお任せください！
問題は２階の窓枠の部分は高所作業になるため素人ではとても手が出ないということ。足元不安定な梯子の上で、両手を手放しして刷毛やローラーを持たなくてはなりません。
危険です。落ちたら大怪我します。ここだけは業者を手配しましょう。
危険な高所での塗装作業。足場を立てれば安全なのですが、それだと足場代でかなり費用が嵩んでしまいます。
そんな時に今回役に立ってもらった便利アイテムが“はしごアーム”という道具です。
これは２本それぞれのハシゴに取り付けることで真ん中に歩み板を乗せることができるようになる塗装屋さん御用達の道具です。
一見不安定に見えますが、足元事態は歩み板がたわんで上下にユラユラ揺れるのですが、この形は意外にもシングル梯子よりも安定していてしっかりしています。
このはしごアームを使用することでのメリットは以下になります。
①何度も梯子の位置をずらす手間がなくなり、スピードが格段に上がります。
②梯子では届かなかった位置も無理せず届くようになります。
③梯子よりも足元が安定しているので安全です。
④安全なので刷毛やローラーも転がしやすくなりクオリティも上がります。
いい事ずくめです。
今回は窓枠全ての塗装。梯子を数回移動させるだけで塗り終えることができました。
とくに真ん中の飾り板部分は水分が抜けてかなり劣化して枯れ板になっていたので、二度塗りしてたっぷり水分を補充させました。
これで数年は大丈夫でしょうが、木部なので他の材質よりも劣化しやすいです。
窓枠の劣化を放置しておくと腐って穴が空き、雨水が侵入して大きなトラブルとなってしまうことでしょう。
劣化してからでは遅いです。そうなる前に塗り替え工事が必要です。
もし自分では手が出ない箇所の塗装作業でお困りの方は便利屋七道へご相談ください。
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