こんにちは、便利屋七道です。
今回は、以前にも「灯油切れによるエア抜き修理」でご依頼をいただいたことのある、札幌市西区のリピーター様からSOSをいただきました。「またうっかり灯油を切らしてしまって、お湯が出なくなったのでエア抜きをしてほしい」という内容です。お困りのお客様のもとへ、その日のうちに急行いたしました!
あらかじめ「事前に灯油タンクを満タンにしておいてくださいね」とお伝えしていたため、現地に到着したときには給油がばっちり完了している状態でした。これでスムーズにエア抜き作業ができる……と思いきや、今回は現地でもう一つの『紛らわしいトラブル』が重なっていることが発覚したのです。
目次
1. 【修理開始】お伺いした現場のノーリツ製石油ボイラー
まずは、今回作業をおこなったお客様宅のボイラー(石油給湯器)です。
【写真1:今回修理にお伺いした、一般住宅に設置されているノーリツ製のボイラー】
前回のトラブルと同様、まずは灯油配管に噛んでしまった空気を抜く「エア抜き作業」を丁寧におこない、無事に燃焼することを確認しました。
しかし、作業に取り掛かる直前、お客様から「なんか、リモコンに888っていう数字が出っぱなしになっているのよ」とご相談を受けていたのです。
2. 不着火じゃない?ボイラーの裏のエラー表にも載っていない「エラー888」の正体
ボイラーの型式を確認すると、2014年製のモデルであることがわかりました。
【写真2:ボイラーに貼られた型式シール。製造年は2014年1月、設計標準使用期間は「10年」とあります】
通常、灯油切れなどで火がつかなかったときは、不着火のエラーコード(「111」など)が表示されます。ボイラーの裏に挟まれている修理説明書のエラー表を見ても、この「888」という数字はどこにも載っていません。
実は、この「888」という表示は故障を知らせるエラーではなく、ノーリツをはじめとする各給湯器メーカーが設定している『点検周期お知らせサイン(通称:10年タイマー)』なのです。
【詳しい補足豆知識】
この「888(または88)」という表示は、消費生活用製品安全法で定められた「特定保守製品」などに義務付けられている法定点検の時期をお知らせする通知機能です。製品が運転を開始してから総運転時間が「10年相当」に達すると、経年劣化による思わぬ事故を防ぐために自動で点検を促す仕様になっています。
機器自体が壊れたわけではないため、点検サインが出ている状態でも基本的にはそのままお湯を使うことができますが、10年を過ぎたボイラーは分解整備や交換を検討する非常に重要な目安となります。
3. お湯は出るのに目障りな点灯……メーカー直伝の「隠しコマンド」でリセット!
実際の台所のリモコン画面がこちらです。
【写真3:コントロールパネルに表示された「888」。本来表示されるべき時計が見えなくなっています】
「10年点検サイン」の決定的な特徴は、画面にずっと888と点滅しているのに、何事もなかったかのようにお湯が問題なく出るという点です。今回の灯油切れエア抜きを終えたあとも、この表示は消えずに残り続けていました。
お湯が出るとはいえ、このままだと本来表示されるはずの「時計」が表示されなくなり、ずっと点滅しているので非常に目障りで気になりますよね。取扱説明書を読んでも消し方は書いてありません。基本的にはメーカーの技術者を呼んで有償点検を受け、専用の解除手続きをしてもらう必要があります。
しかし、実はこのサインを一時的に消すことができるプロの「隠しコマンド」が存在します。
メーカーや機種によって細かく異なりますが、今回のノーリツ製ボイラーの場合、「3秒以内に、主電源ボタン(運転入/切)を5回連続でオン・オフ・オン・オフと素早く連打する」というコマンドを入力することで、表示をリセットすることができます!
今回、私の方でこのコマンドを入力したところ、無事に「888」の点滅が消え、いつもの見やすい時計表示へと戻すことができました。お客様に「今回は灯油切れと、たまたま10年タイマーの時期がダブルで重なってしまったんですよ」とすべての原因とリセット方法をご説明したところ、非常にスッキリしたご様子でご納得いただけました!
4. 【シーズン中は24時間対応】冬場の灯油切れ・ストーブトラブルに備えて
現在のような夏場(6月〜7月)は、灯油切れを起こしてしまうケースは非常に稀です。そのため、現在は営業時間内での通常対応とさせていただいております(※ただし、困っている人を見過ごせない性分ですので、どうしてもという緊急の際は夜間でも出動する場合がありますのでご一報ください!)。
しかし、気温がぐっと下がってくる10月・11月以降の冬のシーズン本番になると、灯油切れによるボイラーやストーブの不着火トラブルが爆発的に急増します。
「夜中にうっかりホームタンクを空にしてしまって、部屋が極寒になってストーブがつかない!」「明日の朝一番でお風呂に入りたいのにお湯が出ない!」という切実な事態に陥るご家庭がとても多いのです。
そんな本格的な冬の期間、便利屋七道では『24時間体制』で夜間・早朝問わず緊急修理の出動を承っております!札幌の厳しい冬をノー暖房・ノーお湯で過ごすのは生命に関わります。夜中だろうが早朝だろうが、お電話いただければすぐに駆けつけますので、冬場の寒冷期トラブルの際もぜひ当店を思い出してくださいね。
5. まとめ:灯油切れのエア抜きから原因不明のエラーまで、ボイラーの不調は便利屋七道へ!
今回は、たまたま「灯油切れ」と「10年点検エラー888」という2つの事象が同時に起きてしまったため、お客様にとっては非常に紛らわしく、不安な状況だったと思います。プロの目できちんと原因を切り分け、両方とも即日で解決できて何よりでした。
便利屋七道では、今回のような給湯器のエア抜き作業はもちろん、その他の原因で発生してしまったボイラーやストーブのエラーコード・各種不調にも幅広く対応しております。「メーカーに電話がつながらない」「どこに頼んでいいかわからない」とお悩みの際は、どうぞお気軽に便利屋七道までご相談ください!
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