錆びの進行を抑える塗料 腐食したナットへの対処

便利屋七道です。現在塗装のご依頼を進行中なのですが、ベランダの手すりの付け根部分のナットが酷い腐食が発生していました。このままほおっておいて腐食が進めばナットは留め金としての効果を失い、何かの拍子に手すりは根元から外れてとんでもない大事故にだってなりかねません。

この場合通常市販のサビ止め塗料を塗っても効果がありません。サビ止めとはサビが出る前に予防として塗る意味合いが強く、すでに錆びてしまった場合はその上からサビ止めと油性塗料を塗ってもサビはそのうち浮き出てきます。

錆びの進行を止めるには専用の塗料と施工が必要なのです

【❶ケレン作業】

まず上記の画像のように酷いサビの表面を削るため、皮スキ(金属のヘラ)で荒く叩き落し、金ブラシでゴシゴシ磨きます。その後鉄粉を綺麗に除去します

【❷専用塗料を塗りこむ(一回目)】

こちらは専用塗料を塗っているところです。

非常に強い粘着性と浸透性で、硬化した塗膜は耐塩性、耐酸性、耐薬品性、耐磨耗性、耐熱、耐寒性、耐水性に優れています。

 

【❸専用塗料を塗りこむ(二回目)】

こちらは2回目の専用塗料です。これでさらに強固な塗膜が形成され、サビが進行することはありません。塗料は非常に高価なものなのですが、車や船舶、シャッターなどサビが出やすいあらゆる場所にも使えるので非常に便利です。

もしお住まいでサビに困っていましたら是非お問い合わせください