燃焼不良のストーブの修理依頼と真っ白になったガラス磨き

夜は気温一桁台。昼間は20度近く。最近は気温の寒暖差が激しいですね。体調管理に気をつけなければなりません。体が資本ですからね。

さて、は昼と夜でストーブを付けたり消したりすると思うのですが、こういうタイミングというのはストーブの不調が起きやすいんです。

冬みたいなストーブを付けっぱなしのほうがトラブルが起きないものです。原因は色々あり、その影響でここ最近はストーブ関連の依頼が増えています。

まだまだストーブが必要な時期です。気になる症状がある場合は当店へご相談ください。

ペチカ設置のストーブの火が大きくならない その原因は?

今回修理する煙突式ストーブはTOYOTOMIのHR-T65Aです。比較的ペチカに向いている、と言われているシリーズですね。

しかし、そんなストーブが“火が大きくならない”と相談を受け出張いたしました。

ペチカに設置されたストーブというのは通常よりもデリケート。ちょっとしたキッカケで故障に繋がることがあります。

初見、まず気になるのが真ん中のガラス筒が真っ白になっていること。これではそもそも火が大きいか小さいかもさっぱりわかりません。

まぁこれも異常燃焼によるものですね。後でついでに清掃することにしました。

燃焼部分に異常 煤詰まりによる灯油不足

燃焼部分の灯油の出口に煤溜まりが発生しています。

この煤が原因で灯油がうまく出てこなくて火が大きくならないようでした。

この煤はかなり硬いので、マイナスドライバーとトンカチでガンガン叩くことでやっと綺麗に除去することができます。

ホコリによるファンの異常

ストーブ側面にあるカバーを外すと空気を吸い込むためのファンがあります。

このファンがホコリがビッシリと詰まっており正常な吸気ができない状態となっていました。

吸気のバランスが崩れるとうまく酸素を取り込めないためにストーブが異常燃焼したり、煤が出やすい赤火が出てしまいます。

ペットを飼っている方や、カーペットを引いている家などホコリが立ちやすい自宅はこのファンが詰まりやすいです。

数年おきに定期点検(分解整備)に出していれば問題ないのですが、購入してから数年、一度も整備には出していないそうなのでここまでホコリを付けてしまったようです。

ファンの溝部分はブラシや掃除機を使用して綺麗にしました。

これで正常な風量を吸い込むことができるはずです。

真っ白になったガラス筒磨き

次は真っ白になっていたガラス筒磨きです。ティッシュでサッと取れるような優しい汚れじゃありません。しっかりと癒着しててまるですりガラスのようです。

あんまり酷いとガラス交換をしたほうがいいのですが、ダメ元で磨いてみると少しずつ綺麗にすることができました。

結構時間かかりましたが、それなりに綺麗にすることができました。

新品同様にはなりませんでしたが、火が見えるくらいにはなったので良しとしましょう。

作業後は試運転し燃焼試験

最後に燃焼確認。30分くらい燃やして異常がないかを確認します。

ガラス筒がキレイになったので火がとてもクリアに見えます。

綺麗な青い火が出ていますね。煤詰まりとファンの清掃が効いているのだと思います。

もうそろそろストーブのシーズンは終わりになりますが、これで次の冬は安心して使う事ができますね。

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