煙突の煤点検 煙突内部は煤があるかわからないもの

煙突の煤掃除のご依頼をされる方でよくいらっしゃるのが「煤があるかわからない」という状態です。

煙突の内部は目視で確認するのは難しく、どのくらいの煤がたまっているかは素人では確認の仕様がありません。

もしたくさん煤が詰まっていたら・・・。もし火事にでもなったら・・・そんな不安から掃除のご要望されます。

実際に煤掃除前に内部を点検していると煤が殆どない!若干はついているが掃除が必要なほどではない!といった状態であることは多く見受けられます。

そんな時は正直に「今回は煤掃除は必要ありません」と説明して掃除はしないようにしています。必要もないのに掃除してお金を取るのは悪徳ですからね。

煤はない。以上なし。このお墨付きがあれば家主も安心して今後も煙突を使用していけるというものです。

今回のご依頼もペチカと煙突の煤掃除のご依頼でお伺いしましたが、点検したところ特に掃除が必要なほどの煤がついていませんでした。

しかし煤が逆流(漏れ)が若干あるということだったので、ストーブとペチカの使用方法の正しい使い方や注意事項をレクチャーすることにしました。

使用方法を誤っているとトラブルが起きてしまうもの。ペチカやストーブ、煙突が悪くなっているのではなく使い方が悪いことはよくあることです。

今後も冬に向けて煙突やペチカ等の掃除のご依頼はたくさんあると思いますが、ただ掃除するのではなくそれぞれの家庭にあったやり方を行ない、よりお客様に寄り添ったサービスができるように心がけていきます。