冬の時期は灯油ストーブを使用して家を暖めている家庭が多いと思います。
そんなストーブも灯油を切らしてしまうと動かなくなってしまいます。
もし灯油が無くなってしまうとストーブは“灯油切れ”のエラーサインが表示され機能が停止するようになっています。
このエラーサインがでていれば十中八九灯油切れなわけですが、何らかの原因で灯油が出てこなくなっても灯油切れサインが表示されます。
その代表的なものの一つが“ストレーナーの詰まり”です。
今回はストレーナーの修理に夜間帯にお伺いしました。
灯油タンクに満タンに灯油が入っているにも関わらず灯油切れのエラーが出てしまい、ストーブが使用できないとのこと。
自分でストレーナーを修理しようとしたところ、ねじ込み部分を斜めに固定してしまい、外れなくなって灯油がダダ漏れ状態。自分では手に負えなくなり当店へ依頼が来ました。
灯油タンクの下部には不純物を取り除くためのろ過器(ストレーナー)があります。タンク内部のゴミやサビ、結露水などは全てこのストレーナーに溜まるようになっています。
このストレーナーもゴミが多く詰まりすぎると灯油がでてこなくなります。これが灯油が満タンに入っているにも関わらず灯油切れのエラーが出るカラクリです
外したストレーナーを灯油で洗浄するとやはり真っ黒になりました。相当汚れていたようです。
洗浄後にエア抜きも行い、ストーブは問題なく動くようになりました。
しかし、ストレーナーの洗浄はあくまで応急処置。できればストレーナーの交換が必要です。
そしてストレーナーが汚れるということは灯油タンクの内部にサビが発生しているということ。となると内部洗浄も必要になります。
タンクの内部洗浄は普段給油してもらっている灯油屋さんに相談しましょう。
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