強風で倒れたぶどうの木を直す そしてぶどうジュースを作る

先日札幌では台風のような風の強い日がありましたね。

こういった日は事故やトラブルが多いもの。僕も自分の車に乗せた2連ハシゴを下ろしておきました。

強風の日や高速道路だと長いハシゴは風の影響を受けて煽られるんですよね。その日はハシゴを使う予定ではなかったので、念の為。安全の為です。

そんな日があった次の日、「ブドウの木が倒れた。一人じゃとても直せないから手伝ってほしい」とご相談をお受けし緊急出動しました。

現場に到着し早速状況を確認。Tの字の金属の物干し竿と長い杭を利用して作られた骨組みのハウスに支えられるようにブドウの木が絡まっているタイプなのですが、強風のせいで物干し竿が支柱のブロックごと倒れてしまったようです。(写真はありません)

持ち上げてみると、なるほど確かに重い。これは結構な力仕事でしたが、勢いをつけて物干しを立て直し一瞬で作業は終わりました。

立て直したことで気がついたのですが、木が倒れたのは強風のせいだけではありません。

実ったブドウ(巨峰)が大量にあり、それがあまりに重くて傾いてしまっていた状態でした。

「来週あたりに収穫しようと思ってちょうど一番重かった時だわ」と納得されている様子。

このままブドウを放置するとまたすぐ倒れそうだったので、原因となっている部分のブドウを急遽収穫することに。

そしてその収穫したブドウをなんと全て譲ってもらうことに。

「自分ではこんなに食べ切れないから全部あげる!」といただいたブドウの重さは体感で7~8キロ分。凄い量です。

この量は流石に僕も食べ切れない。のんびり食べて腐らせてしまうのはもったいない。

どうしよう・・・と考えているとお客様が「ジュースとかワインにでもしたら??」とアドバイス

というわけで帰宅後に早速ジュース作りにチャレンジ。

房から実をもぎ取り、洗ってミキサーにかけ、ザル、ネット、布などを使用しろ過。

沸騰させアクも除去し完成。もし甘くなかったら砂糖を混ぜて煮詰めようと思っていたのですが、もともとのブドウのポテンシャルが高いせいもあって非常に甘い。水に薄めたほうがいいくらいに甘い。砂糖なんていりません。

大半はジュースにし、一部は製法を変えて発酵させてワインにしてみることに。ワインは1週間くらいで出来上がると思います。

ここ最近はこの激ウマ天然100%のぶどうジュースをちびちび飲んで味わっているのが日課となっています。

こんな依頼ならいくらでもやりたいです。非常に思い出に残る案件となりました。

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