札幌市手稲区金山にて、暖房ボイラーの「エア抜き修理」を行いました。記録的な大雪により交通状況が壊滅的な中、日没を過ぎても鳴り止まないSOS。灯油を切らした後に給油してもストーブが点かない……そんな絶望的な状況を解決するための、プロの技術と「お客様へのお願い」をまとめました。
目次
手稲区金山:山と海に挟まれた、雪深く美しい住宅街の受難
今回のご依頼先は、札幌の西端に位置する手稲区金山(かなやま)。手稲山の麓に広がるこのエリアは、自然豊かで閑静な住宅街ですが、冬場は札幌市内でも特に積雪量が多く、坂道も多いため、今回のような記録的大雪の際には非常に厳しい環境となります。
「2時間の渋滞」を越えて。大雪に振り回された一日の終わりに
昨日の月曜日は、あまりの大雪と交通麻痺により、ご予約いただいていたお客様すべてをキャンセル・延期せざるを得ないという、断腸の思いの事態となりました。そのしわ寄せが本日を直撃。夕方17時を過ぎても、まだ私は現場で除雪作業を行っていました。
「やっと帰れる……」と思った帰宅途中の18時。金山のお客様から「灯油を切らしてしまい、補充したけれどストーブが点かない!」との緊急入電がありました。
帰宅ラッシュと、雪で車線が減少した大渋滞に揉まれ、通常なら30分程度の道のりを2時間近くかけて這うように現場へ。寒さに凍えるお客様を想うと、渋滞のイライラよりも「早く着いて火を灯してあげたい」という焦りが勝る出動となりました。
なぜ給油しても点かない?灯油配管に潜む「エア(空気)」の罠
ストーブやボイラーは、灯油を完全に使い切ってしまうと、配管の中に空気が入り込みます。これが「エア噛み」です。こうなると、いくらタンクを一杯にしても、ストーブのポンプは空気を吸うばかりで燃料を送ることができません。
そこで、ボイラーの前蓋を外し、専用の工具を用いて強制的に配管内の空気を「灯油と一緒に」抜き取る作業が必要になります。
プロの流儀:回収した灯油は「一滴も無駄にせず」タンクへ戻す
エア抜き作業では、どうしても1〜2リットルの灯油を一度バケツに受けることになります。業者によってはこれを「廃棄物」として持ち帰ることもありますが、私は違います。
回収した灯油は、お客様が購入された大切な財産です。ゴミや汚れが混じっていないことを確認し、その場でそっくりそのまま灯油タンクへ戻します。
「もったいない」をしない。これがお客様に喜ばれ、私も処分に困らない、最も合理的で誠実なやり方だと考えています。
【重要】エア抜き作業を「最速」で終わらせるためのご協力のお願い
ここでお客様にお願いがあります。緊急のエア抜き作業をより迅速、かつ安全に行うために、以下の二点をご協力いただけないでしょうか。
- 十分な灯油の補充を!:
タンクが空に近い状態では、せっかく抜いてもまたすぐに空気を吸ってしまいます。作業前には必ず最低でも100リットル(ポリタンク約5〜6缶分)以上の補充をお願いします。ポリタンク1缶程度の量では、作業自体が困難になる場合があります。 - ストーブ・ボイラー周りの片付けを!:
作業では本体を分解したり、狭い隙間に手を差し込んだりします。周囲に荷物や家具があると、作業時間が延びるだけでなく、思わぬ事故に繋がります。私の到着前に、周囲をすっきりと空けておいていただけると非常に助かります!
まとめ:灯油補充は「早め」が鉄則。もしもの時は24時間いつでも
金山の現場は無事に30分ほどで修理完了。赤々と燃える炎を見て、お客様のホッとした表情が見られた時、2時間の渋滞の疲れも吹き飛びました。
この大雪で灯油の配送も遅れがちですが、メモリが1/3を切ったら補充のサインです。万が一、空気を吸い込んで点かなくなってしまったら、夜間でも遠慮なく便利屋七道へご相談ください。
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