こんにちは!便利屋七道です。
ついに季節は10月に入り、夏とは打って変わって少し肌寒い涼しい日が続くようになってきました。これくらいの時期になってくると、当店にとって最も忙しい「煙突掃除の繁忙期」が本格的にスタートいたします。
朝から夕方遅くまで仕事がびっしりと入るシーズンとなりますので、ご予約いただいているお客様は、お電話いただいた順番にスタッフがどんどん作業を進めてまいります。お待ちいただいているお客様にはご迷惑をおかけしますが、順次片付けてまいりますので、今しばらくお待ちください。
目次
恵庭市ってどんな街?
今回作業に向かった現場は、札幌市から見て隣の隣の市にあたる恵庭市です。
恵庭市は札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置し、恵庭渓谷の豊かな自然や美しい花々、ガーデニングの街としても知られています。住宅街も非常に落ち着いていて、一戸建ての温かみのあるお住まいが多いのが特徴です。
今回のご依頼内容:3年ぶりのペチカ・煙突掃除と作業の全貌
今回の現場は、3年ほど前にも煙突・ペチカの清掃をご依頼いただいたリピーター様のお宅です。
「煙突式ストーブにススが溜まっていて、火力があまり上がらない。ストーブ本体も含めて清掃してほしい」とのご相談をいただきました。
【今回掃除する箇所と作業の目的について】
今回の作業では、ただストーブの表面をきれいにするだけでなく、暖房効率を根本から回復させるために以下の3箇所を徹底的に清掃いたします。
- ストーブ本体(燃焼部分): 不完全燃焼の原因となる内部のパーツの汚れやススを取り除き、正しい組み直しを行います。
- 接続煙突およびペチカ本体: ペチカ(レンガの煙道を煙が通ることで蓄熱し、室内を温める暖房システム)の側面にある掃除口を開け、内部の煙道に詰まった大量のススを回収します。
- 屋根上の集合煙突: 屋根に登り、先端からブラシを入れて集合煙突全体に付着したタールやススをこそぎ落とします。
このように、ストーブ・接続煙突・ペチカ・屋根上の集合煙突までを一貫して綺麗にすることによって、初めて火力が戻り、冬の寒さに備えることができるため、この一連の作業が非常に重要となります。
ペチカ掃除の頻度とススの原因について
ペチカの掃除を何年に一度すべきかは悩ましいところです。10年以上掃除していなくても全くススがついていないお家もあれば、2〜3年でペチカの中がススで真っ黒になってしまうお家もあります。
なぜこのように違いが出るのかと言いますと、お家の環境や使用方法、そしてストーブの燃焼状態によってタイミングが大きく異なるためです。何らかの原因でストーブが不完全燃焼を起こしたりエラーを出したりすると、たった一晩でペチカの中まで真っ黒に汚れてしまうことがあります。近年は煙突掃除やペチカ掃除を専門に行う業者が非常に少なくなっているため、インターネットなどで作業内容や料金が詳しく書かれている業者を選ぶのが安心です。
作業の様子と写真のご紹介
今回の作業時間は約2時間ちょっとでした。実際の写真を交えて、今回の作業内容を順を追ってレポートします。
1. ストーブ本体の分解と清掃前後の様子
清掃前のストーブ内部の様子です。
奥に燃焼リングがあり、周囲はすべて真っ黒なススに覆われていました。お客様ご自身でお手入れされた際、内部のパーツ(燃焼リング)の向きを上下逆に設置してしまっていたのが煤の発生の原因と思われます。
正しい向きは、丸いドーナツ型のリングが下、クラゲのようなパーツが上になります。
正しく組み立て直した状態がこちらです。ドーナツ型のパーツは山形(少し盛り上がった状態)にするのが正解で、谷形にしてはいけません。金物に「した」と刻印がある場合がありますが、これは上下の下という意味ではなく「金物の下側」という意味なので非常に紛らわしいので注意が必要です。ここを逆にしてしまうと異常燃焼を起こし、黒煙や油煙が発生してしまうため細心の注意が必要です。
燃焼リングを取り外して1番底の部分を覗いた様子です。周辺の汚れに加えて、灯油が出てくる口の部分にもススの塊がびっしり詰まっており、火力が上がらなかった最大の原因となっていました。
清掃・組み直し後の試運転の様子です。綺麗な青い炎がしっかりと確認できます。サンポットの角型ストーブは構造上、性能の限界で若干のオレンジ色の炎が混ざるのが正常ですのでご安心ください。
2. ペチカと接続煙突の清掃
ペチカの側面にある4つの掃除口です。この丸い蓋をパカッと外すことで内部の煙道にアクセスし、中に溜まった大量のススをしっかりとお掃除することができます。ここを怠ると暖房効率が著しく下がるため重要な工程です。
ストーブからペチカへと繋がるステンレスの煙突(約1〜1.5mの距離)です。距離は短いですが非常に汚れがつきやすい部分であるため、ペチカや本体と同時にピカピカに清掃しています。
3. 屋根の上からの集合煙突掃除
屋根にハシゴをかけて登り、煙突の先端からブラシを入れて集合煙突の内部を掃除。
今回は緩い傾斜のある屋根だったため安全に作業を行えました。
- 豆知識(雲について): 作業中にふと空を見上げると、刷毛で掃いたような波打つ非常に変わった雲が出ていました。これは波状雲と呼ばれる、気象条件によって現れる珍しい空模様でした。
よくある質問
Q. 煙突掃除やペチカ掃除はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A.ストーブの使い方や燃焼状態によってはススの溜まり具合が異なるため、火力が落ちたと感じた時や異臭がする時は早めの点検・清掃が必要です。
Q. 料金や費用はどのくらいかかりますか?
A. ペチカや集合煙突の掃除にかかる大体の金額については、お住まいの地域や構造によって異なります。対象の暖房機・ペチカの写真を撮影してメールでお送りいただければ、概算の金額を算出いたしますのでお気軽にご相談ください。
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