便利屋七道です。夏になり北海道各地でも高い気温の日が続いております。
スズメバチは猛暑の年は活発的で数も多くなり、スズメバチによる被害や駆除の問い合わせが増加します。
札幌市内でも猛暑が予想されますので、秋にかけては蜂の駆除で忙しくなることでしょう
今回は札幌市厚別区にて【スズメバチの駆除(蜂の巣の撤去)のご依頼】を承りました
オンコの木の中に・・・
ご依頼主のお話によると、庭の手入れを業者に頼んでいたら
「庭木の中にハチの巣がありますよー」と報告されたことで気が付いたとのこと。
庭師さんのほうでは駆除はできないので、蜂駆除の業者として弊社へご依頼されたようです
大きさは女性の拳程度。画像の右下あたりに出入り口があり、そこでせっせと巣作りをしています。
巣の状態を見る限りはまだ初期段階なのだけど、すでに女王蜂が産んだ第一世代の働きバチは産まれてしまっているようです。
働きバチが産まれるとそのあとの巣作りは急ピッチで進み、あっという間に巣は大きくなり、蜂の数も増えていきます
そうなると毎日蜂の行き来があるため毎日蜂に刺されないか恐いですし、いつ蜂による被害が起きるかもわかりません。
まだ初期段階のうちに見つけることができたのは幸運でした。(庭師さんはいいタイミングで見つけてくれました)
女王蜂一匹ならいざ知らず、働きバチもいる状態ならば油断していては毒針で刺されてしまうかもしれません。
油断せず気を付けて作業にあたります
防護服を着用する
蜂駆除する際は蜂達の攻撃を回避するために必ず蜂駆除専用防護服が必要になります
なかなか高額な品物でずが身を守るために必須道具であり、蜂の種類や規模に限らず着用します
たまにネットで物凄く安く防護服が販売されていますが、とてもペラッペラの薄生地なので危険です。
刺されれば仕事や生活に影響が出ますので、ここはお金をかけてでも購入しました
しかし、せっかく良い防護服をきても、着方が間違っていたら元も子もありません。
よく害虫駆除番組で番組スタッフやカメラマンさんが「痛っ!刺されたっ!!」と声をあげて刺されるシーンをよく見かけます。
防護服を着ていたはずなのに刺されてしまったのは何故か??
その多くの原因が防護服の着方が甘く、隙間から蜂が侵入してしまって刺されてしまったケースのようでした。
これは経験の浅い業者にもよくありがちなミスであり、少し慣れてしまうとこのような間違いをしてしまうことがあります。
特にスタッフ一人だけで着用する場合は一つ一つ確認しながら念入りに着込みましょう。
特に手首、足首は隙間ができやすく、蜂が侵入しやすい場所ですので、少しきつめに絞めます
これが防護服を着用した姿です(手袋だけまだ付けていませんが)
一人で着るのに5分くらいの時間がかかります
宇宙服のような見た目はとても目立ち、周りの人たちに不審がられます。
生地の関係で体の熱がこもり少し動けば大量に汗が出てしまいます。
本日も大変気温が高く体力の消耗が激しいため、作業は迅速に行う必要があります。
駆除はあっという間
こちらが駆除した巣です。これはコガタスズメバチという種類の蜂でした
今回の巣は枝木を貫通するように作られていたので、依頼主の許可をもらい枝ごとカットしました。
女王蜂1匹と働きバチが3匹。蜂駆除専用スプレーなどを使いあっという間に駆除完了。
蜂の巣を撤去すること自体はものの2~3分で終了しました。
少しでも残っていると同じ場所に巣を作ることが稀にあるため、このほうが確実なのです。
巣の中には20匹くらいのサナギがウニョウニョと動いています。
このサナギたちが成虫になったらかなりの規模の巣になっていたでしょうね。
女王蜂を生け捕る
駆除する際に真っ先に逃げようとした女王蜂。もちろん見逃すはずがありません。
この一匹を駆除しなくてはまたどこかで巣を作られるので確実に駆除します。
働きバチに比べて一回り大きいので一目でわかります。
逃げようと虫取り網を強くかじり回り、「カチッカチッ」と威嚇音を出していました。
他に巣がないか点検する
お客様がほかにもどこかに巣ができていないか心配しておられたので、敷地内を点検しました。
軒下や庭木の中など目視でぐるっと点検し、他にハチの巣がないことを確認し安心してもらいました。
とくにクロスズメバチなどは同じ敷地内のような近場でも複数個巣が作られることがあるため、心配であればご要望があれば点検いたします
便利屋七道の蜂駆除サービス!
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巣は夏から巣作りが始まり秋にはメロンサイズを上回る大きさになります。
巣が大きくなり、攻撃性も強くなった蜂はちょっとした刺激で人を襲うことも多くなります。
決して巣に近づいたり刺激を与えるようなことはしないでください。
巣ができたばかりの小さいときであれば危険性は少なく、