ハチの駆除といえばスズメバチやアシナガバチの駆除のご依頼が最も多いわけですが、稀にあるのがクマバチの駆除です。
ミツバチ同様、花の蜜を求めてブンブン飛び回っている姿は「可愛い」と思う人もいれば「恐い」と考える人とハッキリと好き嫌いが別れます。
クマバチはミツバチに比べて体も大きく、飛ぶ時の羽音は「ブーン」と恐い重低音を立てて飛んでいます。
ハナバチ系は見た目のゴツさとは裏腹に滅多に人を毒針で刺すことはなく比較的危険性はありませんが、自宅に巣を作られてしまえばほおっておくことも出来ません。
クマバチ(クマンバチともいいます)はスズメバチやアシナガバチとは違い、木に穴を開けて巣作りをするため時に住宅の木柱に穴を開けて巣を作ることもあります。
蜂が自宅に栄巣することも恐怖ですが、家の柱に穴を開けられてしまえば住宅の強度に大きく関わります。
もしクマバチの行き来を発見したら早急に駆除する必要があります。
床下の換気口にクマバチが出入り??
本日は札幌市北区にて【クマバチの駆除】のご依頼を承りました。
床下の換気口にクマバチが出入りしていたためブロックと木の板で蓋をして閉じ込めたとのこと。
既に10匹くらいのクマバチを退治したとのことなので、床下にクマバチの巣がある可能性がありご依頼されました。
因みにこの時点ではまだ僕自身は蜂を見ておらず、クマバチだったというのはお客様の目撃情報によるものです。
床下へ!蜂の巣探し
当然換気口から床下へは入り込めないので、少し離れたお風呂場付近の点検口から床下へ潜り込むことにしました。
まずはどこに巣があるのか調査から開始しますので、この時点では防護服は着用せず、動きやすいツナギを着て這って探しに行きます。
クマバチならば刺激しなければいきなり襲ってくることはありませんし、何より重くて暑い防護服を着たままでは点検作業がうまく出来ません。
点検には時間がかかることを想定して身軽な格好で偵察し、巣を発見次第防護服に着替えて駆除する予定でした。
床下には色々なものが散乱し狭くなっていました。四つん這いにならなければ通ることが出来ない高さなので、体を汚しながら探索することに。
蜂の駆除のお仕事は時に床下や屋根裏部屋での作業も珍しくないためこういった作業は慣れっこです。
当然床下は真っ暗なので投光器やヘッドライトを着用しています。
蜂の巣はどこに??
問題の場所まで行けるのか不安でしたが、なんとか行くことが出来ました。
当然外側から木の板を押し付けているため蜂の出入りは当然出来ません。
床下というのは通常ならば全ての場所に行き来できるようにコンクリートに人が通れるくらいの穴が開口されているのですが、稀に穴がなくその場所へ行くことが出来ないことがあります。
流石にその場合は蜂の巣を撤去することは出来ません。
長い時間かけてくまなく探しましたが、巣はおろか蜂すら一切見つけることが出来ませんでした。
もし出入りしていた唯一の通り道の換気口を塞いだのならば床下内に閉じ込められたクマバチを発見できるはずなのですが、その気配はありません。
すべての空間を探しましたが、怪しい箇所はありませんでした。
古い蜂の巣
床下の天井に小さな蜂の巣を発見しましたが、これは最近作られた巣ではありませんでした。第一これはクマバチの巣ではありません。クマバチならば木や断熱材などに穴を開けて巣を作ります。
結局の所今回は蜂の巣や蜂を見つけることは出来ませんでした。
お客様にも状況を伝え、費用も蜂駆除代ではなく点検費として大幅減額いたしました。蜂の駆除のご依頼ではたまにあることです。
お客様が退治した10匹でほとんど倒してしまったのかもしれませんが、いずれにしても今回は唯一の出入り口を塞いだので、仮に床下に巣があったとしても生き埋め状態にしているはずですので、時間の経過とともに蜂はいなくなるはずです。
便利屋七道では床下や天井裏・高所の蜂の巣の撤去のご依頼を承っております。蜂の種類にかかわらず対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
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