暑い夏が過ぎ去り、9月の中旬に入って秋を感じるような気温になったあたりからペチカや煙突掃除の問い合わせがとても増えました。
暖房機のメンテナンスはシーズン前に済ませておくものです。冬になり暖房機を使う時期に入る前に手入れをしておこう!というご家庭が多く、ここ最近は繁忙期に突入しております。
去年に引き続き、この時期はほとんど休みなしで働きまわっています。ですが、去年は依頼過多で最大2ヶ月待ちになるお客様もいらっしゃいました。それらを緩和すべく春~夏にかけてのメンテンナンスをおすすめしたり、値引きサービスをして秋に集中する依頼をちらしたつもりだったのですが、9月後半の現時点でも若干お待ちしていただいている状況にあります。
例年のことを考えると今後10月以降はより多くのご相談をいただくと思いますので、掃除を希望されるお客様はお早めのご予約をお願いします。
冬(雪が降っている時期)でも煙突やペチカの掃除は問題なく可能ですが、掃除のために一時的(2~3時間程度)に暖房機を停止して頂く必要があるので、若干の寒い思いをしてしまうことになりますので、ご了承ください。
手稲区でペチカと煙突掃除
今回は手稲区にて【ペチカ・煙突掃除】のご依頼を承りました。
この手のペチカは札幌市内でもたくさん見かけるスタンダードなタイプですが、このペチカを掃除と煙突掃除を完了させるのに昔ならば3時間~4時間程度の長いお時間がかかっていたのですが、ここ最近は作業効率と掃除道具が大きく改善され、昔よりも早く、しかも綺麗に掃除することが可能となりました。
いまでは角度的に見えなかった場所の掃除が可能で、お時間も2時間前後で終了することも珍しくなくなりました。
毎回毎回手作りの道具を使い、何度も失敗と改善を繰り返し、少しずつレベルを上げていきました。(ペチカ掃除は専用道具が販売されていないので特に苦労しました)
ペチカ掃除を含む便利屋の仕事とは創意工夫とトライアンドエラーを繰り返して学んでいくものなのだと実感します。
現状に満足せず「常に考える」。というのは何においても大事なことですね。
ストーブの分解整備は実施していません
お使いのストーブはサンポットでした。上部ではなく側面から煙突を出すことができるので、ペチカへの設置の際に役に立ってくれるシチュエーションがよくあります。耐久性もある昔ながらのタイプですね。
ペチカ掃除に伴い「ストーブの分解整備はやっていないのですか?」と言われることがあるのですが、今はやっておりません。
以前の職場でストーブのメンテナンス(分解整備)をしていたのでやろうと思えばできますし、構造も理解しているつもりですが、マンパワー的に分解整備まではどうしても手が回らず手を出していないのが実情です。ストーブ屋さんは煙突掃除屋さんに比べたらたくさん業者がいますので、分解整備に関しては別で自身で業者様をお探しください。
狭角のライトで中を確認
掃除を行う前に確認するのがどの程度の煤がついているか、ということです。
これらの煤の量と年数をお客様に確認してもらってから掃除に移ります。でないとどの程度の汚れがあったのかがお客様にはわかりませんからね。
煙突やペチカの中というのは煤で覆われているため中は光が全く入らず真っ暗です。しかも、煤というのは黒の中でも特に光を吸収してしまうタイプの真っ黒なので、通常のライトを照らしても反射が無いせいで奥の方までは光で照らすことができません。
一般的に使われる広く照らしてくれる広角ライトではなく、狭い範囲をレーザーのように照らしてくれる狭角ライト(照射角30度)が役に立ちます。最大光量700ルーメン以上の明るさだと十分です。奥の方までしっかりと確認できるため、煤払い作業には欠かせないアイテムです。
煙突の中も作業前後に確認
今回の煙突は集合煙突の先端にステンのT字ジョイントが刺さって固定してありました。雨風が煙突内部に侵入するのを防ぐためだったのでしょうか、気にせず掃除。作業にも使用にも何も問題ありません。
こういったシチュエーションだと円筒内は手鏡を使ったり、スマホだけを入れて写真を撮って中を確認したりします。稀に雀の巣が途中で引っかかっていることもあるので、異物や異常が無いかの確認は必要です。
作業に慣れると以前よりも確認を怠ったり、油断してしまったり、作業の一部を省いたりしてしまいがちですが、何事も慣れた時に事故や失敗を起こしてしまうものなのです。作業も気持ちも初心を忘れないように心がけています。
ワザワザ降りる必要もなかったので写真はありませんでしたがロープ、研磨清掃している最中にペチカの掃除口から写真を撮ってみました。
ペチカの向こうにある集合煙突の縦穴に屋根から落としたロープが見えています。あのロープの先にあるブラシが上下することで円筒内の煤が削ぎ落とされます。
煙突掃除は屋根の上での作業になるので、家主様は掃除している姿を確認することができません。本当に掃除したかを確認してもらうためにも毎回写真は撮りためております。
煙突内は一般住宅だと平均7~8メートルの長さがあります。これらを奥まで覗くにも先に話した狭角ライトが役に立ちます。
写真だと分かりづらいですが、底まで見えています。色んな懐中電灯を使いましたが、自分(作業)にあった道具を見つけるのは大事なことです。
全てのさぎょうが完了後に煤の量や次回の掃除、今後の使い方の説明をおこないます。これらは重要なお話なので退屈かもしれませんが是非じっくりと聞いていただきたいです。
便利屋七道の煙突・ペチカ清掃サービス
煙突掃除のタイミングは1年に1回のお宅もあれば、3年に1回、1か月に1回など様々です
自身の使い方を考慮し、ススが溜まってきたかな??と思ったら、ぜひ便利屋七道へお問い合わせください
近頃は遠方からのお問い合わせも増えておりますので、お気軽にご相談ください
また、冬を前に煙突掃除のご依頼が一層増え、依頼過多のため作業日が遅れる場合がありますので、ご予約の際はお早めにご連絡ください
煙突掃除の費用はこちら
煙突掃除関連のブログはこちら
便利屋札幌 七道
メール・お電話からのお問い合わせはこちらから
便利屋七道では地元の何でも屋さんという事でお一人でも多くの方のお困り事を解決しております
法に触れたり、不適切な行為でもない限り何でも対応しております
お困りな事やお悩み事がございましたら是非お問い合わせください
各種サービスにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください