冬に雨漏り!?恐い雪害「すが漏り」解消のご依頼 札幌の便利屋七道

氷の塊がみえたら要注意!

以前にも何度かブログで紹介し解決してきた「すが漏り」。

すが漏り関連のブログはこちらを御覧ください→(便利屋七道:すが漏りブログ

寒暖差の激しい時期、暖かい気温や屋根の暖かみが伝って解けた雪水が屋根の継ぎ目から室内に侵入し雨漏りを引き起こす恐いトラブルです。

冬に雨漏りが起き水浸しになった部屋を拭き掃除し、これ以上滴り落ちないようにバケツを設置し、業者を手配し原因を究明・・・とても手間のかかるトラブルなのです。

雨漏りなので一見リフォーム屋さんの範囲の仕事に見えますが、問題があるのは家ではなく雪なのです。

 雪下ろしと氷割りで雨漏り解決!

屋根の雪はトラブルのもとです

屋根の雪はトラブルのもとです

本日は北広島市にて【すが漏り解消】のご依頼を行ないました。

傾斜屋根の上にいつまでも雪が乗っかり、雪解けと凍結を繰り返すことで氷の板が出来上がることで屋根の上に水溜りができしてまい板金屋根のつなぎ目から水が侵入してしまったようです。

これを解決するのは雪下ろしと氷割り意外にありません。重要なのは雪下ろしして終わることではなく、「氷を割る」ことです。

詳しいすが漏りの原理はこちらのサイトまで→【すが漏りの原因と対策、火災保険で工事費用負担を減らす方法とは?

今回の家は1階の屋根から水が侵入してきている様子。2階の屋根が慢性的に1階に落雪することで余計に雪や雪解け水が増えたことで被害が集中した様子です。

とくにこの1階屋根は歩道に落雪してトラブルにならないように雪止め金具を設置しており、それが余計に雪を留まらせダムの役割をしてしまった様子です。

屋根の雪を全て下ろし、その下にあるはずの氷をも全て除去すれば解決します。

やっぱり出てきた氷の塊!元凶を除去

氷の塊がみえたら要注意!

氷の塊がみえたら要注意!

雪を退かしたら案の定分厚い氷が出てきました。

大きすぎて最初は大きさが全くわかりません。何度も雪解けと凍結を繰り返したことで巨大な氷となってしまったようです。

この氷を崩していくには下からでは力が入らないので、氷の上に登り地面を崩すようにして作業しました。

自身の落下を防止するためにも命綱やメットの着用は欠かしておりません。

作業中は落雪と落下に注意!

作業中は落雪と落下に注意!

少しずつ壊してくと、雪止め金具に絡んでガッチリと屋根にくっついていることがわかりました。

厚いところは(最初の氷の塊を除いて)15センチ以上の氷となっており、上に被さっていた雪が保温材の役割となりちょっとやそっとでは自然とは解けなさそうでした。

氷は室内の上ではなく先端側なので、家の温度の伝わりが殆どないためほおっておいたらいつまでも雨漏り(すが漏り)することでしょう。

氷はあまりに分厚いので金属スコップではほとんどびくともしません。屋根を傷つけては元も子もないので慎重に時間をかけて削り落としていくこと1時間。

雪と氷が綺麗に無くなりました

雪と氷が綺麗に無くなりました

氷を壊すたびに流れていく雪解け水。氷だけじゃなく屋根の雪も全て雪下ろししました。

元凶が無くなり解決しましたが、これですが漏りはピタッとは止まりません。室内に滴った水は時間をかけて侵入するため、まだ数時間~1日くらいは水が垂れ続けると思います。とはいえ時間の問題でしょう。

※作業後、家の敷地内とはいえ雪と氷で目一杯となり金網フェンスを超えそうになっていましたので念の為多少散らしてなだらかにしておきました

雪下ろしと氷割りの費用は??

落雪後の除雪サービスも致します

落雪後の除雪サービスも致します

すが漏りの費用についてですが、金額は要お見積りとさせていただいております。

状況としては雪下ろしと雪庇落としと似た作業になりましたが、これはあくまで作業の一例です。

これが無落雪タイプの屋根の場合だと全く作業工程が違うため、値段設定も変わってきます。

今回の作業は出張費別で\14,000の費用がかかっておりますが、状況により変わります。※作業前に費用をお伝えします

まとめ~すが漏りを防ぐには??

すが漏りを防ぐ方法は一番シンプルなのは雪下ろしをマメに行なうことです。そしてもし氷が張り付いている場合は確実に除去してくことです。

しかし、傾斜屋根であったり、高所の場合はそう簡単にはできません。

後付けで電熱ヒーターを入れる方法もありますが、雪解けの家庭で壊れたりズレたりすることがあるので施工はしっかりとしましょう。

また、天井裏に断熱材をしっかりといれることで屋根雪を解けないようにさせる方法もあります。

しかし、結果もっとも確実なのは雪下ろしとなります。

※すが漏りは一般的には火災保険の対象外となる場合が多いのですが、構造的な欠陥(勾配角度の不備、断熱材の欠損など)の場合は火災保険の対象となる場合もあるのですが、状況によって基準が異なるので注意が必要です。

もし雪下ろしや氷割りができなくてお困りの方は便利屋七道へご相談下さい

除雪関連のブログはこちらを御覧ください→(便利屋七道:除雪ブログ

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