気温上昇で落雪事故多発 冷え込みと気の緩み

人が入ってこれないように対処

先日に大量に降った辻褄合わせの大雪も2月12~14日の3日間の暖かみで一気に積雪が減りました。

歩道や屋根の雪は一気に解けて大量の水溜りとなり足元はとても不安定な状態となり転んで怪我をする人も沢山です。

こういった暖かい日に注意しなければならないのが傾斜屋根からの落雪です。

無落雪屋根のように解けた雪が内側のスノーダクトを伝って排水される住宅ならば問題ありませんが、傾斜屋根の場合は解けた雪が滑り一気に雪崩のように落雪することがあります。

この暖かい日には毎年必ず落雪に関する人身事故が相次ぎ、死亡例も少なくありません。

・家周りを歩いていて運悪く落雪が直撃してしまう。

・雪下ろし(雪庇落とし)をしていて落雪に巻き込まれる

上記の2つが主な事例です。このような事故を防ぐにはまず傾斜屋根の下にいかないこと。雪下ろし時であろうと落雪した時に直撃する可能性があるのならば決して落下地点に入ってはいけません。

そして暖かい日は無理せず近づかないことです。

特に店舗の場合はお客様に迷惑をかけないようマメに雪庇落とし道具やスコップで雪下ろしをしますが、時々下から突っついて氷を割っている人を見かけますが、非常に危険です。

屋根の雪は先端の氷を取っ掛かりにして留まっている状態となっている事が多く、その氷を突いて除去したと同時に一気に上の雪が落ちてくることがあります。

暖かい日に雪を除去して一気に無くしたい・・・そんな思惑で作業するのはとても危険なことなのです。

落下の危険がある場合は決して近づかず、落雪の可能性がある場合は人が近づけぬように注意喚起を促すことも考えましょう。

そうしても早急に雪下ろし、氷割り、雪庇落としが必要な場合は専門の業者を手配して解決してもらいましょう。

これからの時期、春に向けて同じような暖かい日がやってきます。事故や怪我などのトラブルを起こさないよう注意しましょう。

●除雪費用:1時間あたり¥3,000(排雪はしておりません)

●雪下ろし費用:1時間あたり¥4,000~5,000(無落雪屋根は¥4,000 傾斜屋根の場合¥5,000)

●雪庇落とし:1箇所あたり¥8,000~15,000(大きさや雪質など難易度によって変動)

※出張費は別途負担
※上記税抜価格表記

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