錆びた除雪用スコップの修理と再塗装 腕の良い人は道具を大事にする

除雪の仕事で毎日のように使っている金属スコップは長年使用していれば劣化しサビや傷が目立ってきます。このまま放置してしまうと雪はねの時に雪がスコップにくっついてしまい、非常に使いづらい道具になってしまいます。

錆びてしまって使いづらい・・・普通は捨てて新しいものに交換すると思うのですが、僕の場合は大事な仕事道具なので数年おきに修理と塗装を施すことで長年使い続けています

今回も久しぶりに修理を行ないました。

最初はサビサビとなった表面をペーパーヤスリで削り落とします。たとえサビがなくとも表面に細かな傷を付けてあげることで後でする塗装がしっかりと密着し長持ちします。

ちなみにこの穴あきスコップは除雪専用のもので、パンチャーと呼ばれています、穴が空いていることで雪が表面にくっつきづらく、さらに軽量化されているので、いずれも雪投げの際にスムーズに作業をすることができるものです。

サビは全て落としたつもりですが、念の為サビの上からでも塗布できるスプレーで塗装しました。1回目を塗ったあとに乾いたあと2回目も塗り、より頑丈なものにしました。

降ったばかりの柔らかいゆきなら問題ありませんが。依頼ではよくある硬い雪の場合は何度も掘り抜いていたらいずれ塗装は剥がれてしまうと思います。

スプレーは塗料が霧となって飛んで思わぬ場所についてしまう事があるので作業には十分注意しましょう。

塗装が終わったら今度は雪がつかなくなるコーティング剤を塗布します。こちらも塗装同様、1回でなく2~3回に分けて薄塗りすることでより良い塗膜がつきます。

スプレー代を考えると新しいスコップが買えそうな気がしますが、僕の場合はスコップの種類がたくさんありますし、なにより自分の道具を大事にしたいのでこのような手間暇をかけています。

乾燥時間があるので丸2日間かかりましたが、無事新品のような性能(それ以上?)になりました。

仕事の道具は常に最高の状態にしていればより高いパフォーマンスを発揮することができます。

特に除雪道具は道具の良し悪しで作業時間と労力が大幅に変わってきます。

※追記 このあと除雪作業に今回修理した道具を使用してみましたが、想像以上に雪が滑りやすくなり作業効率が大幅にアップしました。個人的には新品同様というよりそれ以上の性能となった感覚でした。今後も定期的にメンテナンスをしていきたいと思います。

便利屋の仕事に限らず、職人系の仕事はみんな道具を大事にするものですよね。

お客様に最高のパフォーマンスができるよう、今後も邁進してまいります。

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