夏が終わりを迎え、同時に秋や冬に向けてのご依頼がぼちぼち増えてきました。
とくに問い合わせの多いのが「煙突掃除」関連です。
ここ数日はレンガによる蓄熱暖房機のペチカの煤払いの相談が多く、お問い合わせから作業まで1ヶ月待ちが続いています。
そんなペチカ掃除は煤払いにあたり色々と苦難やトラブルがあるのですが、とくに悩ましていたのが「ペチカの蓋（掃除口）が開かない」ことです。
開かない主な原因は①経年劣化によるサビで固着してしまったこと、②それを無理やりこじ開けようと取っ手部分をへし折ってしまったことです。
ただサビで開かないくらいならば何とかなるのですが、取っ手部分をへし折ってしまうとこじ開けるのは当店でも困難です。
こういう場合は掃除口部分をモルタルから引き剥がし何とか掃除してきましたが、掃除口自体の修理や交換は承ってきませんでした。
非売品であり出回っている数が少ないためこちらも修理のしようが無かったのです。
お客様にも今までは「交換修理はできません」と断ってきました。
これで解決！掃除口の入荷！
そんな入手困難なペチカ部品が、この度遠方から取り寄せることができました。職人の手作業による受注生産のため入荷に時間がかかりました。
（ペチカの蓋にはいくつか種類がありますが、入荷したのはその中でも最も固着しやすく取っ手の折れやすいタイプです）
これでお客様により良いサービスを提供することができます。
今までペチカの蓋を開けることができなくて掃除ができず、ペチカの使用自体を諦めてしまっていた人には非常に朗報だと思います。
色は既存のものとは若干違う（つや消しのシルバー）とは思いますが、まぁそこだけはしょうがないと思っていただきたいです。
ペチカ掃除！煙突掃除も同時に承っております！
冬に向けてメンテンナンスが欠かせないこの時期。ペチカの中が煤だらけの状態で暖房機を使用すれば不完全燃焼の危険もあります。
冬シーズン中でも清掃作業は可能ですが、心配な人はトラブルが起きる前にご依頼ください。
また、ペチカの蓋が開かない、などのトラブルにも対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。
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