過去に冬に雪道に落として無くしたスマートフォンを金属探知機にて探し当てる、という依頼を行いました。

無事見つけることができ僕としても達成感もあって印象に残っている依頼でした。

今までは雪に埋もれたスマホや鍵がメインだったのですが、今回は公園に落とした指輪探しを承りました。

広い芝生の公園　どこにあるかな？

今回探索を行うのは札幌市内の大きな芝生のある公園。ここでキャッチボールをしていて大切な指輪を紛失してしまったそうです。

この範囲を腰を屈めて目視で探し回るのは困難を極めることでしょう。ここは金属探知機の出番です。

しかも数日後にウエディング関連の写真撮影を控えており、急ぎで絶対に見つけなければならない状況でした。

指輪というのはその大半が代えがきかない大切なものです。スマホや財布、鍵よりも大事かもしれません。ぜひ見つけたいですよね。

捜索範囲はサッカーコートくらい。結構広いです。

とはいえ町中とは違い障害物や金属製品がないので時間さえかければ見つけられると思いました。（以前町の中心部で捜索したときはマンホールや側溝の蓋、鉄筋など金属製品がたくさんあり捜索が難航したことがありました）

端っこから順番に探索。草払い機の要領で機器を地面に滑らせてゆっくりと探して回ります。

公園のため色んな人が遊びにくるので、僕の作業にどうしても目立ってしまっていました。

金属探知機で何か探している人なんてテレビかyoutuberくらいでしか見たことないですよね。

落としたのはプラチナの指輪。空き缶やネジなど大小かかわらずあらゆる金属に反応はしますが、プラチナとは反応の数値や音が違うのですぐにわかります。（ヘッドホンしてるので音は周囲には聞こえません）

反応するところがあちこちにあり、音や数値で「これは違う」とわかりつつそのたびに軽く芝生を撫でて捜索するのですが、大半は何も発見できず。どうやら芝生の下に何かしらの金属片があるらしく、それにやたらと反応してしまっていました。よくわかりませんが、芝生の下にも色々あるのですね。

そして何往復かしてわかったのですが、広くて目印のない場所を真っ直ぐ歩くのは難しいです。草刈りみたいに草が剥げていけばどこまで進んだかわかりやすいのですが、対象物がないと直線には歩けずわずかに斜めになってしまいます。

なので途中からパイロン（カラーコーン）を使用して、それを目印に真っ直ぐに歩けるよう工夫しました。

捜索して一時間経過　そしてついに

１時間程度捜索。やっと半分くらい捜索し終えました。予想はしていましたが、結構時間がかかるものです

探知機を右へ左へ振り子のように振り続けるのは腕や腰が疲れます。

そしてついに・・・

やーーっとみつけました！

自分のものではありませんがメッチャクチャ嬉しかったです！達成感があります！

こんな小さな指輪ですがしっかりと金属探知機は反応してくれました！金属探知機さまさまです！

立ち会っていた依頼者様にすぐに報告。大変喜んでもらえました。感謝される仕事というのはやりがいがありますね。

海の砂浜、公園の芝生、冬の雪道！無くしたものを探します！

今回も無事に発見することができました。しかし、捜索の依頼というのは必ず見つけられるわけではありません。見つけられなかったこともたくさんあります。

紛失してしまったものを依頼で見つけるコツは

「①どのあたりに落としたかが明確にわかっている」ことと

「②なるべく早く依頼すること」です。

①落とした場所が曖昧でよくわかっていない場合は闇雲に捜索することとなり、時間（費用）ばかりかかって見つけられないことがあります。

②なるべく早くというは大事で、時間が経っていると誰かに持っていかれていたり、物が深く埋まって隠れてしまったりしてしまいます。

それでも見つけられないこともありますが、大切なものをなくしてしまうと悲しいし悔しいものです。わずかにでも見つかる可能性があれば頼りたいものです。

便利屋七道では金属探知機を使用して無くしてしまったもの探しの依頼を承っております。いつでもご相談ください。

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