近年ニュースでよく聞く単語に「闇バイト」というものがあります。
主にSNSを通じて知り合い高額なアルバイトと称して犯罪をさせることなのですが、この犯罪は北海道でも例外ではありません。
むしろ北海道はこの闇バイトに手を染めてしまう割合が圧倒的に多いんだとか。恐ろしいことです。
日当10万超えと高額な金銭に目がくらみ、その甘い罠にかかる若者があとを絶ちません。
しかし、ニュースや新聞で目にする度に「ふーん、こわいね。」くらいに思いどこか身近なようで他人事のように考えていたのです。
ところが先日ですが、非通知でこんな問い合わせがありました。
非通知「グレーな案件ってやってますか?」
僕「・・・・。」
非通知の問い合わせ
便利屋七道では電話の受付も作業も全て僕が行なっています。
なので作業中に電話が鳴ることのほうが圧倒的に多く、通常はイヤホンを使用して電話に応答しています。
しかし、接客中や危険作業中(高所作業など)のときは無理に電話に出ることはなく、手が空いたときに折り返しお電話をすることがよくあります。
その折り返しのお電話の中で困るのが「非通知設定」の方です。
非通知の場合は電話番号が表示されないため折り返しの電話をすることができません。
しかし、非通知からくるお電話は多いのは主に
①身元を明かしたくない依頼をしたい場合(プライベートな依頼、変わった依頼)
②年配の方に多いデフォルトで非通知設定になっている場合
この2種類です。
①の場合は犯罪まがい(暴力的、性的、金銭的)な相談であり、とてもここで言う事のできない、というか便利屋に頼むことではない内容があまりに多くほぼ全てを断っています。
便利屋は確かにいろんなことをやっていますが、なんでもやるわけではありません。他の便利屋さんは知りませんが、少なくとも便利屋七道は違います。
しかし、たまにあるのが②のパターンです。非通知になっているのはお使いの電話の設定の問題であって、問い合わせ内容は至極普通の相談なのです。この依頼は無下にするわけにはいきません。
②のパターンがあるために①を含めた非通知設定には無視せず電話に出る必要があります。
そして折り返しの電話ができない非通知設定の場合は後回しにするわけにはいかず、作業の手を止めてでも電話に出ます。
こういった事情があるわけです。
そんな失注率の高い鬼門の“非通知設定電話”なのですが、先日こんな内容の問い合わせがありました。
コール音・・・
僕「お電話ありがとうございます。便利屋七道です!」
非通知「・・・・ってやってますか?」
僕「はい?(すっごい声ちいさい・・・)」
非通知「いま一人ですか?」
僕「・・・? はい。一人です」
非通知「・・・・グレーな案件ってやってますか?」
僕「・・・。やってないです」
ツー、ツー、ツー、
こういった内容の電話がありました。約10秒くらいの内容です。
一体便利屋を何だと思っているのでしょうか。グレーな案件とは何をさせるつもりでしょう
この際キッパリと言いますが、当店では不適切な行為、迷惑行為、犯罪まがいな依頼はもちろんのこと、暴力や金銭の貸し借り、性的な要求、それらを匂わす依頼は全てキッパリとお断りしております。(あと営業電話も)
便利屋七道では助けを求める健全で案件だけを承って参ります。今後とも便利屋七道をよろしくお願いします。