【札幌市西区】ウッドデッキの寿命を延ばす!部分交換後の木部塗装と頑固な屋外塗料「ガードラック」の魅力をプロが解説

新しく交換されてツートンになっていた斜めの木部(バツの形をした部分)に、ローラーを使って1回目のチョコレート色の塗料を塗っている作業写真

こんにちは、便利屋七道です。
今回は、札幌市西区のお客様からご依頼をいただき、お庭にある「ウッドデッキ」の木部塗装工事を行いました!お天気にも恵まれ、絶好の塗装日和の中での施工レポートをお届けいたします。

1. そもそも「ウッドデッキ」とは?定期的な塗装メンテナンスが必要な理由

ウッドデッキとは、主にリビングなどの掃き出し窓から地続きになるように、屋外に設置された木製のテラス・床のことです。セカンドリビングとしてバーベキューを楽しんだり、洗濯物を干したり、ガーデニングのスペースにしたりと、暮らしを豊かにしてくれる大人気の設備です。

しかし、その名の通り「木製」でできているため、常に雨風や紫外線、そして北海道の厳しい積雪にさらされ続けています。環境にもよりますが、およそ10年前後が経過すると、経年劣化によって塗料が剥げてきてしまったり、木部が腐ってボロボロに朽ちてしまったりします。

そのため、ウッドデッキには「定期的な塗り替え・塗装メンテナンス」が絶対に不可欠です。これを怠って放置してしまうと、木材がどんどん水分を吸って傷み、強度が落ちて細くなり、最悪の場合は踏み抜いてしまったり倒壊してしまったりして、直すのに余計に莫大な修理費用がかかってしまいます。そうなる前に定期的に塗装をしてあげることで、いつまでも綺麗で安全な状態を維持することが可能になります。

2. 【施工前】大工さんによる部分交換完了!白黒のツートン状態からスタート

今回ご依頼いただいたウッドデッキは、すでに手すり天板などの部分的な劣化が激しく、そのまま塗るだけでは強度が保てない状態でした。そのため、今回は事前に大工さんに入ってもらい、痛んで腐ってしまっていた箇所の木部をきれいに新しい木材へ交換してもらっています。

塗装作業前のウッドデッキの全体写真。手すりの一部や柱などが新しい白い木材に交換されており、古い黒い木部と混ざってツートンカラーになっている状態

塗装作業前のウッドデッキの全体写真。手すりの一部や柱などが新しい白い木材に交換されており、古い黒い木部と混ざってツートンカラーになっている状態

【写真1:作業前のウッドデッキ。大工さんが部分交換してくれた箇所が白く目立っています】

このように、新しく交換した箇所はまっさらな「無塗装」の状態です。このまま放置してしまうと、雨が降ればあっという間に水を吸い込んでしまい、驚くほど簡単に腐り始めてしまいます。そうなる前に全体を塗装することで、新旧の見た目を統一し、かつ長持ちする状態を作っていきます!

3. 下地処理が命!丁寧なペーパー掛け(ケレン)とブロワーによる清掃作業

木部の塗装で一番重要なのは、実は塗る前の「下地作り」です。すでに旧塗膜(古い塗装)が残っている部分や凸凹がある部分は、そのまま塗っても塗料がしっかりと密着してくれません。そのため、まずはサンドペーパー(紙やすり)を使って、手作業で丁寧に表面を磨いていきます。

青いゴム手袋をはめた手で、古い黒い木部をサンドペーパーを使って丁寧にこすり、下地処理(ケレン作業)を行っている写真

青いゴム手袋をはめた手で、古い黒い木部をサンドペーパーを使って丁寧にこすり、下地処理(ケレン作業)を行っている写真

【写真2:サンドペーパーを使い、凸凹をなめらかにしながら細かな傷をつけて塗料の密着性を高めます】

ペーパー掛けが終わると、削られた古い塗料や木の粉が大量に発生します。この細かい粉みたいなものが木部に付着したままだと、やはり塗料のノリ(密着性)が非常に悪くなってしまいます。そこで、強い風が出る「ブロワー」という電動工具を使い、すべての粉塵を隅々まで一気に吹き飛ばして清掃します。

新しく交換された手すりの上を、電動工具のブロワーを使って強い風を当て、削りカスや細かい埃をきれいに吹き飛ばしている清掃作業の写真

新しく交換された手すりの上を、電動工具のブロワーを使って強い風を当て、削りカスや細かい埃をきれいに吹き飛ばしている清掃作業の写真

【写真3:ブロワーでの清掃作業。プロの塗装においてこうした細かいお掃除こそが仕上がりを左右します】

4. プロも愛用する信頼の材料!油性木材保護塗料「ガードラックPro」とは?

今回使用した材料は、外部用の木材保護塗料として非常に有名で、私たちプロも絶大な信頼を置いている和信化学工業のガードラックPro(Pro)です!

現場で使用した和信化学工業の「ガードラックPro」の一斗缶の写真。優れた耐候性、臭気低減、撥水力アップと書かれている

現場で使用した和信化学工業の「ガードラックPro」の缶の写真。優れた耐候性、臭気低減、撥水力アップと書かれている

【写真4:今回使用した一級品の外部用木材保護塗料「ガードラックPro」】

このガードラックProは強溶剤(油性)タイプの塗料で、木材の内部にしっかりと染み込んで保護する「浸透性」と、抜群の「撥水力・防虫・防腐・防カビ性能」を兼ね備えています。日本の厳しい屋外環境でも長期間美しい木目を保ちながら木を守ってくれる、まさに高級木材保護塗料の代名詞です。今回は、落ち着きと高級感のある「チョコレート色(黒に近いディープなブラウン)」を使用しました。

5. 【業界のウラ話】世界的な溶剤・材料費の高騰と塗装価格への影響について

ここで少し、最近の塗装業界のリアルな現状についてお話しさせてください。
実はここ最近、世界的な原材料不足や物流コストの上昇などの関係から、溶剤(油性塗料に必要な成分)関係の材料費が非常に高騰しており、全国的に「在庫が極めて少ない・手に入りにくい」という大変な状況がずっと続いています。

今回使用したガードラックも例外ではなく、ほんの数ヶ月前と比べてもかなりお値段が上がってしまいました。おそらく全国どこの塗装業者さんも、今年は「材料が手に入らず作業が行えない」「工事期間が延びてしまう」「お見積もり金額を大幅に高くせざるを得ない」といった、苦しい変更や決断を余儀なくされているところが非常に多いと思います。

当店でも、今回のウッドデッキで使用する量はそれほど大量ではないものの、材料費の大幅な高騰により、心苦しくも少しだけお見積もり金額を調整せざるを得ませんでした。それでも、安価で性能のわからない「知らない材料」に妥協するのではなく、能力や耐久性を熟知している安心の「いつもの一級品材料」を確保できただけでも本当に良かったと感じています。お客様の一番大切な資産を守るためにも、当店は確かな品質の材料にこだわり続けます!

6. 【塗装作業】新調した木部は3回塗り!細かい角まで徹底的に仕上げるプロの技術

いよいよ塗装の工程です。今回のポイントは、新旧の木部で「塗る回数を変える」ことです。

  • 新しく交換した白い木部:塗料をどんどん吸い込んでしまうため、贅沢に【3回塗り】を行います。
  • すでに旧塗膜がある古い木部:状態を見極めながら、しっかりと【2回塗り】で仕上げます。

こうして塗り回数をコントロールすることで、ウッドデッキ全体が均一で美しい色合いに仕上がります。

新しく交換されてツートンになっていた斜めの木部(バツの形をした部分)に、ローラーを使って1回目のチョコレート色の塗料を塗っている作業写真

新しく交換されてツートンになっていた斜めの木部(バツの形をした部分)に、ローラーを使って1回目のチョコレート色の塗料を塗っている作業写真

【写真5:新規交換した木部へ1回目の塗装。ぐんぐん塗料を吸い込んでいくので丁寧に馴染ませます】

塗装作業では大きなローラーだけを使っていると、隅っこの角や隙間の奥まで塗料が届きません。そのため、細かい角や重なり合う部分は小さな「刷毛(はけ)」を使って先にしっかりと塗り込み、広い面は「ローラー」でダイナミックかつ均一に塗る、という形で端から順番に仕上げていきます。

手すりの一番上の平らな天板部分を、ローラーを使って仕上げの上塗り(2回目か3回目)を行っている最中の写真

手すりの一番上の平らな天板部分を、ローラーを使って仕上げの上塗り(2回目か3回目)を行っている最中の写真

【写真6:手すり天板への仕上げの上塗り作業。滑らかで綺麗な光沢が出てきます】

ウッドデッキは、上から見たり、下から覗き込んだり、角度を変えることで初めて気づく「塗り残し」が出やすい非常にシビアな構造物です。そのため、何度も時間をかけて様々な角度から見直し、よく点検しながら一つずつ確実に塗り進めていきました。この日はお天気も良く気温も高かったため、塗料の乾燥も非常に早く、絶好のコンディションの中で作業がはかどりました!

7. 【施工後】ムラのない美しいチョコレート色に大変身!

全ての塗装工程が完了いたしました!あんなにチグハグだったツートンカラーが嘘のように、完全に統一感のある美しいウッドデッキへと生まれ変わりました。

塗装作業がすべて完了したウッドデッキの全体写真。ムラなく均一な艶のあるチョコレート色(ほぼ黒に近いブラウン)に美しく仕上がっている

塗装作業がすべて完了したウッドデッキの全体写真。ムラなく均一な艶のあるチョコレート色(ほぼ黒に近いブラウン)に美しく仕上がっている

【写真7:施工完了!どこが新しく交換した場所かわからないほど、均一で美しい仕上がりです】

全体が深いチョコレート色にムラなく塗られ、しっかりと強力な保護膜が形成されているのがお分かりいただけると思います。これで木材の内部に水が染み込む心配もなくなり、これから何年もの間、安心して快適にウッドデッキをご使用いただけます!お客様にも「見違えるように綺麗になった!」と大変喜んでいただけました。

8. 関連する便利屋七道の塗装工事ブログ(過去の実績はこちら)

便利屋七道では、これまでにも様々な住宅・お庭の塗装メンテナンスを行ってきました。ぜひこちらの過去記事も合わせて参考にしてください!

※過去のブログ記事リンクは随時更新・設置しております!

9. まとめ:部分塗装から住宅の塗装まで、便利屋七道にお任せください!

便利屋七道では、住宅の外壁や屋根全体の本格的な塗装工事はもちろんのこと、「ウッドデッキだけ」「シャッターだけ」「灯油タンクだけ」「お庭の木製フェンスだけ」「木製の窓枠だけ」といった、部分的な小規模塗装・お悩み解決塗装も大歓迎で承っております!お家の周りには、意外とたくさんの木製品や鉄製品があり、それぞれに定期的なメンテナンスが必要です。

また、「ホームセンターで自分で塗料を買ってきたけれど、やっぱり高所や作業が大変だから代わりに塗ってほしい!」という、お客様側でご用意いただいた塗料を使用したDIY代行塗装プランもお引き受け可能です。お客様のご要望やご予算に合わせて、一番柔軟で最適なやり方をご提案いたしますので、お困りの方はいつでもお気軽に便利屋七道までご相談ください!

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