カラスの駆除のご依頼 激しい威嚇行為(動画有り)

便利屋七道です。時期的にまだまだカラスの駆除のお問い合わせをいただいております。

先日は札幌市豊平区にて【カラスの駆除(カラスの巣の撤去)】のご依頼を承りました。

今回のカラスの種類はハシブトガラス激しい威嚇行為により住民を非常に困らせているとのことで、見積もりもかねて緊急出動しました

見積もり時も襲われる

親カラスは巣に卵や雛がいると威嚇行為が激しくなり、縄張りに入った人を追いかけまわしたり、急降下して攻撃してきたりと危険な行為をして襲ってきます。

今回は巣を作った場所が木の上なのですが、高さが4~5メートルほどの比較的低い位置に栄巣しました。

経験上低い位置に巣を作ったカラスは人との距離が近い分、より獰猛となり、厄介な存在となります。

見積もりのためにまずは巣に卵や雛があるかどうかを確かめなければなりません

そのために巣の下へ道具を準備していただけで親ガラスたちが低空飛行で攻撃し、近くで「ガァーッ!ガァーッ!」と激しく鳴いています。

カラスの襲撃から簡単に防御する方法

カラスたちの攻撃が激しく、ヘルメットを被っているとはいえ、ヘルメット越しにゴツゴツと衝撃が来るので流石に頭にくるので

ここで必殺技の傘の登場です。

傘をさしていればカラスたちの攻撃から簡単に完全に身を守ることができます。

お勧めは普通の傘ではなくて100円の透明なビニール傘がお勧めです。

傘をさしているとはいえカラスは攻撃してきて、傘を傷つけたり貫通してきます。安い傘にするべきですね。

しかも透明の傘だと上空にいるカラスの居場所がハッキリとわかるので安心します。

見積もり時も防御のため傘をさしていましたが、傘に穴があきました。これが人の頭だったならかなりの流血をしていることでしょう。

「帽子をかぶる」・「両手をあげる」等の防御方法は良く知られていますが、最強は100円傘だと思います


雛カラスを発見する

親ガラスの威嚇行為を傘で防御し無視しつつ巣の中を確認すると、親ガラスとは対照的に静かに身を潜めている雛2羽発見です。親ガラスより一回り小さいですが、羽毛は黒くなり大人に近づいています。

このくらいの大きさにまで育った状態が親ガラスの威嚇行為のピーク近くだと思われます。あと2~3週間もすれば飛び始めているかもしれません

もう少しまでばいなくなるから待とう・・・と思う人もいるかもしれませんが、すでに住民は毎日襲われ、庭に出ることもできない状況。

怪我してからでは遅いので、のんびりしていられないのです。なかなか共存は難しいものです


駆除の許可の申請書を出しに行く

カラスは鳥獣保護法で守られた生き物なので、駆除するには札幌市役所へ駆除の申請を出さなければなりません。

  1. 駆除申請を出しに行く
  2. 数日後、許可申請書を取りに行く
  3. 駆除後、完了書を提出しに行く

上記の工程を経てはじめてカラスの駆除ができるのです。時間と手間がかかるため、申請を断念して駆除をあきらめる人も少なくありません

札幌市ではカラスの申請許可を出した人にはこのような腕章も一緒に貸してくれます。

これは札幌市から正式に駆除の許可をもらっている証なので、駆除作業時にはつけるようにしています


駆除作業開始!親カラスの猛攻

さて、許可申請も済ませたのでいよいよ駆除作業開始です。相変わらず親カラスの威嚇行為は激しく、ハシゴひとつ準備するのもカラスたちの居場所をよく確認して常に攻撃に備えなければなりません。

カラスの攻撃はとても分かりやすく、こちらがカラス側を向いていればただの急降下、後ろを向いていれば爪で攻撃してきます。つまり注意しなければならないのは後方上空となります。

親ガラスは2羽いるため、常に飛び回っているカラス2羽を同時に居場所を把握するのはとても忙しいです。

なんにせよ長居は無用なので、手早く駆除を済ませたいと思います。

上記の動画がカラス駆除中にずーっとやられてるカラスの猛襲映像です。親ガラスも雛を守ろうと必死に僕にアタックを試みますが、傘装備の僕は一切ひるみません。

高所作業なのですが、むしろ動画を撮る余裕さえあります。

動画を見てわかるように、正面からではなく、後ろからの低空飛行の時に物理攻撃をしてきています。

今回は駆除だけじゃなく、枝切りもご依頼いただいているのですが、このたくさんの枝を防御壁のひとつとして使うことでカラスの攻撃をある程度限定させてコントロールできます。ちょっとしたテクニックですね

巣を撤去するとカラスはパニック状態になります。ストレスのフラストレーションで枝木をクチバシで突いたり鳴いたりしています。

攻撃が少し弱まっている今のうちに枝切り作業に移りたいと思います。


枝切りサービスも承ります

駆除したあとにまたいつか巣を作られてはかないません。

もう二度と巣を作られないように枝切り・剪定作業を行ってあげれば安心です

元々はもっさりと生え放題だった枝木は全体の半分以上カット。

風通しを良くしてあげればカラスは巣を作ることはありません

切った枝木は依頼主様自身で捨ててくれるとのこと。処分しやすいようになるべく短めに細かくカットしました。


油断禁物!まだまだ親ガラスに気を付けましょう

巣を撤去したらこれで一安心ではありません。巣がなくなったことで興奮状態にある親カラスは、元々巣があった周辺をウロウロしてなかなか離れようとしません。最低でも2~3日は警戒し、長ければ1週間以上うろついていることもあります。作業は終えましたが、もうしばらく気を付けながら生活しましょう。

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