大雪や吹雪の日が続くと発生するのが屋根の“雪庇”です。
住宅の屋根の風下部分に雪がせり出し今にも落下しそうな塊ができる現象です。
この雪庇は放置すればどんどん大きくなり、やがて重さに耐えられず、あるいは暖かい日に突然落下します。
雪の落下地点に何もないのならば良いのですが、住宅の周りというのはガス管、灯油タンク、エアコンの室外機、物置小屋、風除室、窓ガラス、電線などがあり、落下によって損傷・破損のリスクを伴います。
便利屋七道ではそんな危険な落雪による事故、リスクを解決いたします！
死亡の可能性も！？雪庇はとても危険です！
いつ落下するか、まさに時限爆弾です
雪庇というのは風下側にできる場合が多いのですが、その雪庇ができた場所がもし自宅の出入り口部分であった場合はどうでしょう？雪庇の下を通り過ぎるときに「落下してこないかな・・・？」とドキドキしながら行き交うことになり、毎日が気が気ではありません。
雪庇ができた場所が歩道側で歩行者がよく通る場所だったら？お隣さんの敷地だったら？
屋根雪の落下の直撃により怪我や生き埋め、最悪死亡してしまうニュースは毎年必ずと言っていいほど目にします。
雪庇が落下したことで怪我や破損があった場合は全てその住宅の人の責任となります。決して放置しておいていいものではありません。
雪庇の形は様々！早めの判断が大事です！
アパートやマンションは注意！高所にできた雪庇はとても危険！
出入りの多いマンションはよりハイリス
マンションやアパートにできた雪庇は管理会社やオーナーがしっかりと状況を把握していないと大きなトラブルになる危険性があります。
マンションやアパートは建物が高い位置になるために屋上部分は風が強く、雪庇ができやすい傾向があります。
高所から落下した雪庇は直撃してしまえば命の保証はありません。マンションの場合は人が多いので人が行き交いやすく、よりリスクが高くなります。
高い場所からの落雪は風に煽られて雪庇が建物から離れた位置に落下する点も非常に厄介であり、危険を知らせるためのパイロンの設置だけでは周知が足りない可能性もあります。
住宅の雪庇同様、落雪による事故は管理するものの責任となるため、こちらも同じく早めの対処が必要となります。
雪庇の種類は様々 サイズ、雪質、場所、傾斜の有無、破損物の有無
暖気で少しずつ出てくる雪庇も
屋根の雪庇は大きく分けて２種類あります。①積雪により長時間かけて少しずつできる雪庇と、②吹雪の日の後に短時間でできる雪庇があります。
①前者の雪庇は時間をかけただだけあって硬い雪、または氷の雪庇となっており、雪庇が巨大化する傾向があります。
こうなると安全に雪庇の除去をするには難易度が高くなり、破損や損傷のリスクが高くなります。除去するには破損防止の養生が必須となり、除去作業にも時間を要し、そのぶん除去費用も割高になります。
一晩でできる場合もあります
②後者の雪庇は短期間でできたため、急に出現します。ゆえに業者の手配に苦労すると思います。（柔らかい雪なので暖気の日に落雪しやすい傾向があります。）
早く除去してほしいのになかなか雪下ろし業者が来てくれなくて苛立ちを隠せないと思います。早めの手配を心がけましょう。
また、混み合う時期の依頼は除雪業者も費用を高くする傾向があり、小規模の雪庇でも高額請求される可能性がありますので注意しましょう。
高額請求も！？どこに頼めばいい？雪庇落としの費用の相場とは
業者選びは大事！
除雪や雪下ろしは時間制で費用が決まる場合が多いのですが、雪庇落としに関しては一発いくら！という固定費用計算がほとんどです。
この費用計算方法は各会社によって金額がものすごくムラがあり、大体の相場金額が全く当てになりません。
大手サイトでは「〇〇円～〇〇万円から～」と相場を記載してくれていますが、こんな数字は参考になりません。
業者によって違いますし、地域によっても違います。同じ会社でも人が違えば金額もやり方も変わりますし、企業側の忙しさ具合でも金額が変動します。（いわゆる繁忙期価格というやつです）
コールセンターと作業の業者でも意見が変わる場合もありますし、ホームページと実際の請求額も違う事が多くあります。
便利屋七道が￥16500でやった作業が、他業者だと10万超えだったこともあります。当然これはぼったくりです。
雪庇落としはそのリスクから、足元をみられがちなゆえに本来の正当な額からあまりにもかけ離れた高額請求をしてくる業者が横行している現状があります。
これは同業者の当店からみても怒りと悲しい実情です。
そして覚えておいてほしいのが、ネットで検索後に一番上に出てくる立派なホームページをお持ちの業者が一番優れていて安心できるわけではないということです。これは本当に大事なことです。
「去年やってくれた業者は○万も請求していった！」と怒っているお客様を毎年何人も見ています。有名企業が安心というわけではありません。
そんなときは「それってどこの業者ですか？」と聞いて会社名を聞くようにしています。今の時代、悪い噂っていうのは簡単に出回ります。そういう会社は僕は許しません。
便利屋七道では繁忙期であろうと金額が通常より増額することはありませんし、費用も前もって話した金額以上になることはありません。
一般住宅の場合は９割が１万円台です。お写真を撮ってメールで送っていただければ費用を詳しく算出することが可能ですのでご協力ください。
除雪・雪下ろし雪庇落とし作業の費用についてはこちらのブログも御覧ください→（便利屋七道：除雪・雪下ろし費用ブログ）
自身があります！当店の安心施工！養生と除去方法
大事なのは準備
雪庇落としの方法は業者によって様々。各企業さんの性格がでます。
まずは破損や損傷のリスクを軽減するための養生です。ガス管、灯油タンク、エアコンの室外機、物置小屋、風除室、窓ガラスなどに破損がおきないようにコンパネやハシゴを立てかけてガードしてあげることが基本です。
隣との敷地が近い場合もコンパネによって雪の落下地点をコントロールさせることが可能です。
当店の雪庇除去方法
雪庇の除去方法もやり方は様々。雪庇から離れた位置からスコップを突き刺して落とす方法が一般的です。この方法はスピードが早く業者としては一日でたくさんの雪庇落としをすることができるメリットがあるのですが、最大のデメリットは大きな雪が一気にドスン！と落ちるため破損のリスクが高くなることです。
また、大きな雪庇は落ちたときの衝撃が凄まじく、その衝撃で自宅にいた人は驚き不安を感じるはずです。個人的には好きな方法ではありません。
便利屋七道ではそういった方法ではなく、端からスコップで少しずつ細断して静かに落とす方法を徹底しています。一件あたりにかかる時間は大幅に増えますが、この方法によりより安全に対処することが可能となります。
※サイズや天候などにより落雪しやすい状況の場合は細かな細断を心がけても一気に落下してしまう場合もありますのでご了承ください。
また、次の雪庇ができづらいように屋根の縁から５０～８０センチ程度の雪も落としていることも特徴です。
過去の除雪関連のブログはこちらを御覧ください→（便利屋七道：除雪ブログ）
依頼までの流れ より良いサービスをするために
弊社ではお電話・メールにてお問合せいただき、作業の打合せをいたします。行き違いがないように必要に応じて訪問前に一度お電話をしてから出張させていただきます。
問い合わせの際メールの場合はお写真と簡単な住所をお送りしていただければ概算の金額を算出することが可能です。
屋根の雪下ろしなどは時に隣の敷地へ細かな雪が入り込んでしまうことがございます。また、雪を落とす際にドスン！と大きな音もなるため、状況により隣人のお宅に作業をする旨ご挨拶をいたします
屋根の上はお客様は上がることができないため、本当に作業が行われたかはわかりません。お客様の不安にならないように作業前と作業後のお写真をお見せいたします
もし当日キャンセルの場合でもキャンセル料をとるようなことは致しませんので、もしご都合がつかなかった場合や、別の人に作業してもらった場合などはご相談ください
メールでのお問い合わせは２４時間以内に返答しております。お気軽にお問い合わせください。
除雪・雪下ろし雪庇落とし作業の費用についてはこちらのブログも御覧ください→（便利屋七道：除雪・雪下ろし費用ブログ）
過去の除雪関連のブログはこちらを御覧ください→（便利屋七道：除雪ブログ）
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