「ストーブから黒煙が出た」「ガラスが煤で真っ黒になりエラーで止まった」とお困りではありませんか?今回は札幌から深川市まで急行し、ストーブの故障原因を徹底究明・清掃した事例を詳しく解説します。
目次
札幌から深川市へ遠方出張!荒天を見越した早朝出発の裏側
今回は、札幌から遠く離れた深川市まで出張いたしました。深川市は石狩平野の北端に位置し、米どころとして知られる自然豊かな街です。札幌市中心部からは高速道路を使わずに下道を走ると、約2時間強の距離があります。
この日はあいにく「天候が大荒れになる」との予報。冬の北海道では、ドカ雪が降ると高速道路が通行止めになることも珍しくありません。お客様の到着時間に遅れることは決してあってはならないため、まだ外が暗い早朝から出発し、安全運転で現場へ向かいました。
便利屋七道では、今回のような深川市をはじめとする札幌近郊以外の遠方エリアでも、ご相談に応じて出張対応しております。〝近くに頼める業者がいない〟〝夜間にストーブが止まって困っている〟という方は、距離を気にせずまずは一度お問い合わせください。
現場到着:ペチカ設置ストーブが煤だらけでエラー停止した原因を探る
お客様のお宅へ到着し、状況を確認すると非常に深刻な状態でした。ペチカ(蓄熱式暖房)に接続された煙突式ストーブのガラス窓が煤(すす)で真っ黒に曇り、中が見えないほど。さらに点火しても黒煙が出てしまい、エラーコードが表示されて完全に停止していました。
氷点下の冬空の下、ストーブが使えないことは命に関わる重大な事態です。お客様からは「3年前に中古物件をリフォームして住み始めた。先日急に調子が悪くなった」というお話を伺いました。
プロの点検:ストーブ内部とペチカの煤詰まり状況を確認
まずは原因を特定するため、以下の場所をくまなく点検しました。
- ペチカ内部の煤の溜まり具合
- 集合煙突の中の閉塞状況
- ストーブ本体および排気筒の汚れ
点検の結果、意外にもペチカ本体や集合煙突の中には、それほど煤は溜まっていませんでした。しかし、ストーブ内部の燃焼部と、後ろ側の送風ファンには大量の埃と煤が付着していました。
【画像解説】1枚目が清掃前。煤がびっしりとこびりつき、空気の通り道を塞いでいます。2枚目が専用工具で清掃した後の状態で、金属の地肌が見えるまで綺麗になりました。
さらに、背面ファンに埃が溜まると吸気効率が落ち、不完全燃焼を助長します。こちらも丁寧に分解清掃を行いました。
【理由を解説】不完全燃焼を引き起こす〝ダンパー〟と〝住宅の負圧〟
今回の不具合の核心は、掃除だけでは解決しない〝使い方のミス〟と〝現代住宅の構造〟にありました。厚く解説が必要なポイントです。
1. ダンパーの誤った使い方
ペチカには煙の通り道を切り替える〝ダンパー〟という鉄板があります。点火時や燃焼が安定するまでは全開にする必要がありますが、お客様はこれを常に閉じ気味で使用されていました。これにより排気がスムーズに外へ出ず、不完全燃焼を起こして煤が発生しやすい状況を作っていたのです。
2. 台所と浴室の換気扇による「負圧」の影響
これが近年非常に多いトラブルの原因です。リフォームで最新のキッチンに交換し、強力なシロッコファン(レンジフード)を採用したことで、家の中の空気が強力に外へ吐き出されていました。
現代の住宅は気密性が極めて高いため、換気扇を回すと室内の空気が薄くなる〝負圧〟の状態になります。すると、煙突から外に出ようとしていたストーブの排気ガスが、気圧差によって室内に逆流(バックドラフト)しようとします。ストーブが「うまく息を吐けない」状態になり、火が赤く濁り、煤が急激に溜まってしまったのです。
実験で証明!換気扇の使用がストーブの火を赤くするリスク
お客様にこの状況を理解していただくため、現場で一つの実験を行いました。
部屋の窓とドアを閉め切り、料理をする時と同じようにレンジフードを〝強〟で回しました。すると、青く安定していたストーブの火が、みるみるうちに赤く立ち上がり、燃え方が不安定に変化したのです。
【なぜこれが危険なのか?】
最近では浴室のカビ防止のために24時間換気扇を回し続ける家庭が増えています。また、壁にある換気口(給気口)から冷気が入るのを嫌い、閉じてしまっている方も多いです。
〝換気口を閉じ、換気扇を回し、煙突式ストーブを使う〟
この3つが揃うと、どんなに整備されたストーブでも必ず煤が詰まり、故障します。当店では、こうした視覚的な実験を通して、正しい使い方の重要性を丁寧にお伝えしています。
煙突掃除だけではない、原因究明までが便利屋七道のプロの仕事
煙突掃除屋の仕事は、煤を払って終わりではありません。「なぜ煤が溜まったのか」という原因を突き止め、対策を講じるまでがプロの責任だと私は考えています。
原因がわからないまま掃除だけしても、数ヶ月後にはまた同じように煤が詰まり、エラーで止まってしまいます。お客様が安心して冬を越せるよう、ダンパーの適切な開閉タイミングや、換気口を開ける重要性を詳しくレクチャーさせていただきました。
最後に試運転を行い、異常燃焼がないことをしっかり確認して作業完了です。
便利屋七道では、ストーブのトラブルに際し、夕方や夜間帯でも可能な限り迅速に出張いたします。暖房が止まることは冬の札幌・北海道では死活問題です。「火の形がおかしい」「エラーが出る」と感じたら、手遅れになる前にぜひ当店へご相談ください。
よくある質問
Q1:札幌以外でも本当に来てくれますか?
A:はい、今回のように深川市や岩見沢市など、遠方への出張実績も多数ございます。距離に応じた出張費は頂戴いたしますが、まずは状況をお聞かせください。
Q2:換気扇を回しながらストーブを使う方法はありますか?
A:必ず部屋の換気口(給気口)を開けてください。外気が入って寒く感じるかもしれませんが、燃焼に必要な酸素を確保し、負圧を防ぐために必須です。またはFF式ストーブへの交換も一つの解決策です。
Q3:夜中にストーブが止まってしまいました。対応可能ですか?
A:命に関わる緊急事態ですので、スケジュールが空いていれば夜間でも出張いたします。誠実かつ迅速な対応を心がけております。
関連する過去記事はこちら
冬の快適な暮らしを守るためには、暖房機器は気をつけるべきポイントがあります。以前ご紹介したストーブ修理や煙突掃除ブログはこちら
煤払い関連のブログはこちらを御覧ください→(便利屋七道:煤払いサービスブログ)
お問い合わせはこちらから!
便利屋札幌 七道
Tel:090-2695-1112:
メールからのお問い合わせはこちらから
※作業中は電話に出られない場合がございますが、後ほど折返しご連絡致します
便利屋七道では地元の何でも屋さんという事でお一人でも多くの方のお困り事を解決しております
法に触れたり、不適切な行為でもない限り何でも対応しております
お困りな事やお悩み事がございましたら是非お問い合わせください
各種サービスにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください
●お急ぎの方はお電話にてご連絡していただけますとお早くお繋ぎできます。
●スケジュールに空きがない場合や法によって罰せられる作業に関してはお断りさせていただく場合があります。



















