【札幌・アリ駆除】雪の残る3月に家の中でアリが発生?床下潜入で見た驚きの光景とプロの対策

床下に設置したアリメッツとアリの巣コロリ

札幌市内や近郊にお住まいの皆様、こんにちは。便利屋七道です。3月に入り、日中の日差しには春の気配を感じるようになりましたが、足元にはまだ深い雪が残っています。気温も一桁台の日が多く、本来であれば昆虫たちはまだ冬眠しているはずの時期です。

しかし先日、札幌市内のお客様から「外は雪なのに、家の中に大きなアリが数匹出ている。毎日つまんで捨てているけれど、どこからか次々と現れる」という切実なご相談をいただきました。便利屋七道が現場に急行し、床下に潜入して調査した結果、そこには驚きの光景が広がっていました。

今回は、この時期特有のアリ被害の原因と、プロが実践する「根絶」のための戦略について詳しく解説します。

なぜ雪の残る札幌でアリが活動しているのか

外気温が氷点下や数度しかない時期にアリが動くのは、異常事態に思えるかもしれません。しかし、近年の住宅事情を考えるとこれには明確な理由があります。

近年の札幌の住宅は気密性と断熱性が非常に高く、さらに床下には暖房配管や給排水管が通っています。このため、床下の温度は外気の影響をほとんど受けず、常に10℃から15℃程度に保たれているケースが多いのです。

アリはこの一定の暖かさを感知し、〝春が来た〟と勘違いして活動を再開してしまいます。特に、庭から侵入してきたのではなく、最初から家の土台や床下で「越冬」していた群れであれば、外が雪に覆われていても家の中へは容易に這い出してくることができるのです。

つまり、この時期の発生は「外からの侵入」ではなく「内部に潜んでいた巣の活性化」が原因であることがほとんどです。

侵入者の正体は「ムネアカオオアリ」木材への影響

ムネアカオオアリ サイズは大きめ

ムネアカオオアリ サイズは大きめ

今回、お客様の家で発見されたのはムネアカオオアリという、日本最大クラスのアリです。黒い体に胸部が赤褐色をしているのが特徴です。このアリが家の中に出た場合、単なる不快害虫として片付けることはできません。

ムネアカオオアリは、シロアリのように木を食べるわけではありませんが、湿って柔らかくなった木材に穴を開け、巣を作るという習性を持っています。そのため、土台や窓枠の木材が腐食している場合、その内部をスカスカに削り取ってしまう恐れがあるのです。

床下の調査!冷蔵庫の移動に苦労

大型冷蔵庫の下に隠れていた床下点検口

大型冷蔵庫の下に隠れていた床下点検口

気温や雪のことを考えると侵入経路は床下と推測し早速調査。しかし、床下へ潜るための点検口が大型の冷蔵庫の真下。この中身の入った大きな冷蔵庫はたった1メートルでも移動するにはかなりの力が必要です。

大型の冷蔵庫というのは必ずキャスター(タイヤ)が2つついているため後ろ側に傾けると1名でもなんとか移動させることが可能です。地面のクッションフロアーを傷つけないように慎重に移動させました。

ほふく前進でないと進むことができない狭さの床下

ほふく前進でないと進むことができない狭さの床下

床下は最初はしゃがんでも入れるくらいの高さがあったのですが、目的の場所へいくために基礎をくぐり抜けると一気に狭い空間へ。匍匐(ほふく)前進しないと進むことができない極狭の床下でした。

さらに、水道配管があちこちに施工されているため途中から進むことができず、調査は途中で断念。見えている範囲のみで思案しました。

床下調査で発見した大量の死骸が意味すること

床下潜入調査で見つけたアリの死骸群

床下潜入調査で見つけたアリの死骸群

防護服を着用し、狭い床下へ潜入した際、特定の場所に大量のアリの死骸が溜まっているのを確認しました。お客様も驚かれていましたが、これは過去から現在に至るまでの「営巣の歴史」を物語っています。

これだけの死骸があるということは、そこが長年にわたりアリにとって最適な「本拠地」であった証拠です。過去に市販の殺虫剤などで一時的に駆除された個体が積み重なったものか、あるいは過酷な冬の間に群れの一部が淘汰された跡でしょう。いずれにせよ、女王アリが健在であれば、働きアリは次々と供給され続けます。数匹をつまんで捨てても解決しないのは、見えない場所に巨大なコミュニティが存在しているからなのです。

便利屋七道の駆除戦略:アリメツと顆粒剤の併用

床下に設置したアリメッツとアリの巣コロリ

床下に設置したアリメッツとアリの巣コロリ

床下に設置した毒餌の様子

床下に設置した毒餌の様子

便利屋七道では、目に見えるアリをスプレーで殺すような一時的な処置はいたしません。目指すのは「巣の完全壊滅」です。

アリには「食性の好み」があり、ムネアカオオアリのような大型種は、水分や糖分を欲するときもあれば、タンパク質を必要とする時期もあります。一つの薬剤に頼ると、見向きもされないリスクがあるため、当店では複数の薬剤を使い分けます。

  • アリメツ(液体) 強力な誘引力を持つ液体製剤です。喉が渇いているアリに非常に効果的で、仲間に餌を分け与える習性を利用して巣の深部まで毒を届けます。
  • スーパーアリの巣コロリ(顆粒) 粒状の餌で、アリが「食料」として認識して巣へ持ち帰ります。液体に反応しにくい個体を取りこぼさないための重要な布石です。

これらをアリのメインストリート(通り道)に正確に配置することで、女王アリを確実に仕留めます。今回は床下だけじゃなく室内のアリを見かけた場所の複数箇所にも毒餌を設置しました。

※今回は市販されている一般的な駆除剤を使用し、費用をなるべく安価に収めるようにしております。ご自身で駆除を試みる方は参考にしてみてください。もしこれらの材料で効果が弱かった、解決しなかった場合はさらにグレードを上げた製品を使用する予定となっております。

駆除方法のメリット・デメリットと注意点

【メリット】

毒餌(ベイト剤)方式の最大のメリットは、人間が入り込めない壁の中や土台の奥深くにいる女王アリを殺せることです。物理的に壊せない場所にある巣を全滅させるには、これ以外の方法はありません。

【デメリット】

即効性がない点です。設置してから巣が全滅するまで、数日から1週間程度の時間がかかります。その間、一時的にアリの姿を頻繁に見かけるようになることがありますが、これは毒餌に誘引されている証拠ですので、耐える必要があります。

【注意点】

毒餌を設置している最中に、アリに殺虫スプレーをかけないでください。スプレーをかけると、アリが警戒して毒餌を運ばなくなります。また、仲間に危険を知らせる信号を出してしまい、駆除の効率が著しく低下します。つまんで捨てるのも最小限に留め、〝しっかり食べさせて運ばせる〟ことが成功の鍵となります。

よくある質問(FAQ)

Q:なぜ殺虫剤などで自分たちで対策しても解決しないのですか?

A:市販のスプレー剤は、目に見える働きアリを殺すだけで、巣の奥にいる女王アリには届かないからです。また、床下のような暗く狭い場所が原因である場合、専門的な知識がないと侵入経路の特定が難しいためです。

Q:ムネアカオオアリはシロアリのように家を壊しますか?

A:木を食べて栄養にするわけではありませんが、巣を作るために木材を「彫る」ように削ります。特に腐りかけの木材を好むため、建物の強度に影響が出る前に処置することが重要です。

Q:駆除後の再発防止はどうすればいいですか?

A:アリが全滅したことを確認した後、侵入経路となっていた基礎のひび割れや配管の隙間をコーキング等で物理的に封鎖します。当店では駆除から封鎖まで一貫して対応可能です。


便利屋七道では、2026年度も札幌市内および近郊での害虫・害鳥駆除を承っております。床下の潜入調査から、徹底的な駆除、再発防止対策まで、現場経験に基づいた確実な作業をお約束します。

「こんな時期にアリなんて……」と一人で悩まず、まずは当店へご相談ください。誠心誠意、対応させていただきます。

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