こんにちは、便利屋七道です。
今回は札幌市白石区のお客様より、「1階の屋根に鳩が住み着き、糞が山盛りになっていて耐えられない」という切実なご依頼をいただきました。現場に到着して窓から確認すると、そこには想像を絶する光景が広がっていました……。
鳩は平和の象徴などと言われることもありますが、住宅被害においては「最も厄介で危険な害鳥」と言っても過言ではありません。今回は、清掃から物理的な侵入防止策(ネット施工)までの全貌、そして皆さんに知っておいてほしい「鳩の糞の本当の恐ろしさ」について詳しくお話しします。
目次
【閲覧注意】1年で溜まった山盛りの糞と強烈な異臭
【ビフォー。窓のすぐ外、屋根の上に糞が山積みになっています】
ご依頼主様によると、1年ほど前から「番(つがい)」の鳩がやってくるようになったとのこと。最初は数滴だった糞が、毎日繰り返されることで層になり、今では板金屋根を真っ白に覆い尽くすほどの量になっていました。
【換気フードも糞で茶色と白に汚れ、衛生的に非常に危険な状態です】
さらに、屋根からこぼれ落ちた糞が地面の外壁や基礎部分にも堆積しており、周辺には強烈な異臭が漂っていました。これでは窓を開けることもできず、快適な生活とは程遠い状態です。
プロが警鐘!鳩の糞に潜む「命に関わる感染症」のリスク
ここで、皆さんに強く周知しておきたいことがあります。「たかが鳥の糞」と素手で掃除するのは絶対にやめてください。鳩の糞は単に汚いだけでなく、深刻な病原菌の温床です。
特に乾燥した糞が粉塵となり、それを吸い込むことで以下のような恐ろしい病気を引き起こす可能性があります。
- クリプトコックス症:
糞の中に潜む「クリプトコックス・ネオフォルマンス」という真菌(カビの一種)を吸い込むことで発症します。肺に炎症を起こすだけでなく、重症化すると脳を包む膜に感染し(髄膜炎)、激しい頭痛や意識障害、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい感染症です。 - オウム病:
「クラミジア・シッタシ」という細菌による感染症です。突然の高熱、咳、全身の倦怠感など、インフルエンザや肺炎に似た症状が出ます。高齢者や免疫力が低下している方は特に重症化しやすいと言われています。 - ヒストプラズマ症:
これも糞に潜む真菌が原因です。肺結核に似た症状を引き起こし、全身に広がると命の危険があります。 - アレルギー性肺疾患(鳥飼病):
糞や羽毛を繰り返し吸い込むことで、肺が過敏反応を起こし、呼吸困難や慢性的な咳に悩まされるようになります。
さらに、糞にはダニやノミ、ゴキブリなどの害虫も集まってきます。鳩の糞を放置することは、家を病原菌の培養施設にしているのと同じなのです。
完全防備で挑む!糞清掃と高圧洗浄のプロセス
今回の作業にあたり、私は防護服に近いナイロン製のヤッケ、長靴、そして粉塵を吸い込まないための高性能マスクを着用し、完全防備で挑みました。
まずはヘラを使い、こびりついた糞の「山」を一つひとつ削り落としていきます。その後、散水栓からホースを引き込み、ブラシを使って屋根の汚れを洗い流しました。
【アフター。山盛りだった糞を除去し、屋根の地が見えるまで綺麗にしました】
あまりに長時間放置されていたため、一部板金の塗装が糞の酸で侵されている部分もありましたが、当初の「不潔で見るのも嫌だ」という状態からは劇的に改善されました。お客様からも「これでようやく安心できる」とのお言葉をいただきました。
物理的遮断が最強!黒い防鳥ネットで侵入路を封鎖
清掃だけでは、鳩はまた戻ってきます。そこで、鳩が物理的に屋根の隙間に入り込めないよう、広範囲に「防鳥ネット」を施工しました。
【使用した黒の防鳥ネット。強固で目立ちにくいのが特徴です】
今回使用したのは3m×5mの大型ネットです。天井の軒天ボードから1階の屋根の下までをすっぽりと覆い隠し、鳩が着地する隙間さえ与えないようにガッチリと固定しました。
【アフター。ネットを張ることで物理的に鳩をシャットアウトします】
黒色のネットは、実は遠くから見ると目立ちにくく、建物の美観を大きく損なうこともありません。これで、物理的なバリケードが完成しました。
鳩の性格は「しつこい・鈍感・執着心が異常」?
ここで一つ、お客様に説明させていただいた注意点があります。それは「鳩の異常な執着心」です。
カラスなどは知能が高いため、「ネットが張られた=危険・無理だ」とすぐに判断して諦めます。しかし、鳩は良くも悪くも「非常に鈍感」です。一度自分のテリトリーと決めた場所には、ネットが張られていても「あ、昨日まで入れたのに何だろうこれ?」とばかりに、何度も何度も体当たりして戻ろうとします。
さらに、ネットで中に入れなくなっても、すぐ隣の屋根や電線に止まって、ずっとその場所を監視し続ける「執着心」があります。今回のお客様宅も「つがい」で執着していたため、しばらくは周辺をうろつく可能性があります。今後、鳩がどのようなリアクションをするか、経過観察を続けることが大切です。
法律の壁:卵やヒナがいると勝手に駆除できない!?
最後に、鳩対策をご検討中の方へ重要なアドバイスです。
日本の「鳥獣保護管理法」により、鳩を含む野鳥は、許可なく捕獲したり、卵やヒナを駆除したりすることが法律で禁じられています。
- 巣作りの段階(卵がない):すぐに撤去・対策が可能です。
- 卵やヒナがいる段階:自治体への申請と許可が必要になり、時間も費用も余計にかかってしまいます。
つまり、「鳩が最近よく来るな」と思った瞬間が、最も安く、早く解決できるチャンスなのです。卵を産まれてしまう前に、一刻も早くご連絡ください!
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