こんにちは、便利屋七道です。
近年は少なくなってきたものの、北海道の戸建て住宅では今でも「煙突式ストーブ」を使用されているご家庭が多く、屋根の上にはコンクリートやレンガでできた『集合煙突』が設けられています。サンタクロースが入るような、あの煙突ですね。
実はこの煙突、冬場だけでなく、ストーブを使わない春から夏にかけて「鳥が中に落っこちて脱出できなくなる」というトラブルが多発する場所だということをご存知でしょうか?
「まさかそんなことが…」と思われるかもしれませんが、当店には毎年必ず「煙突の中にスズメが落ちて羽ばたく音がするから救助してほしい!」というご依頼が複数件、それも何件も何件も舞い込みます。今回は、過去に2度もスズメが煙突内に落ちてくる経験をされ、お悩みだった江別市のお客様からのレスキュー事例をご紹介いたします。
目次
1. 鳥たちの格好の迷い込みスポットになっていた集合煙突
まずは作業前の集合煙突の様子からご覧ください。今回の作業にあたり、2連ハシゴをしっかりと架設して安全を確保した上で屋根の上へと登りました。
【写真1(作業前):側面に開口部がある標準的な集合煙突。何の障害物もないため、鳥が簡単に入り込めてしまいます】
集合煙突の頂部付近には、排気ガスを外に逃がすための開口部(穴)が前後に1箇所ずつ、計2箇所あります。鳥たちは暖をとるためか、あるいは巣作りの場所を探すためか、この平らな煙突のフチによく止まります。その際に、うっかり足を滑らせたり、奥を覗き込んだりしてストーブの煙道(縦穴)の奥底へと真っ逆さまに落ちてしまうのです。
一度下に落ちてしまうと、狭い煙突の中では鳥は羽を広げて飛び立つことができず、自力での脱出はほぼ不可能です。家の中で「バタバタバタ!」と激しい音が響き、そのたびにストーブの配管を外して大がかりな救助作業を行うのは、住んでいる方にとっても大変なストレスになります。毎回スズメが落ちてくるのを防ぐため、今回はこの2箇所の侵入口を物理的に塞ぐ工事を行います。
2. 排気を邪魔せず鳥をシャットアウト!屋根上での金網取り付け施工
鳥よけの対策として、今回は煙突の開口部をぐるっと一周囲うように「金属製の網(金網)」を取り付ける工法を採用しました。
「網をつけたら、ストーブの熱で腐食したり痛んだりしないの?」と心配されるかもしれませんが、一般的な煙突式石油ストーブ(灯油ストーブ)から出てくるのは、触ると「ぬるい風」と感じる程度の温風(微温の排気)だけです。薪ストーブのように真っ赤な炎や超高温の熱気が吹き出すわけではないため、熱によって金網がボロボロにサビたり、すぐに腐食して壊れてしまう心配は基本的にありません。
使用する網の目は、大人の指先がちょうど入るくらいのサイズを選定しています。スズメ(雀)はもちろん、過去に煙突への侵入事例があるヒヨドリやハト(鳩)といった中型の鳥たちもこれでもう絶対に中へ入ることはできません。また、網目が細かすぎてストーブの排気ガスが詰まったり、空気の流れを阻害して不完全燃焼を起こしたりするリスクもない、安全で絶妙な網目サイズとなっています。
3. 【作業後】下から見上げても目立たない、安心の鳥よけ対策が完了
金網を煙突の形状に合わせて隙間なく頑丈に固定し、すべての取り付け作業が完了いたしました。
【写真2(作業後):煙突の開口部を覆うように金網を設置。これで鳥の迷い込みトラブルは今後一切発生しません】
網自体の色が落ち着いた黒系のため、地上(下側)から我が家の屋根を見上げたときも、外観や美観を損ねることはありません。違和感なくお家に馴染む仕上がりとなっています。
2度もスズメの落下を経験されていたお客様にも、「これでもう怯えなくて済む、本当に安心した」と大変喜んでいただけました!
4. 気になる費用感は?出張費込みで1万数千円からのお手軽施工
「屋根の上の工事だし、結構高いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、今回のようにお庭からハシゴで登れる一般的なお宅であれば、出張費用や材料費をすべて合わせても「1万数千円程度」の非常にリーズナブルな金額で施工が可能です。
何度も鳥が落ちてきてその都度業者を呼んで救助したり、ストーブのダクトを分解して掃除したりする手間に比べれば、一度網を貼ってしまえば今後ずっと安心が続くため、非常にコストパフォーマンスが高い工事と言えます。「うちの煙突も心配だな…」という方は、高額な費用はかかりませんので、ぜひお気軽に対策をご検討ください。
5. 使っていない煙突はどうする?「撤去(解体)」や「穴塞ぎ(板金)」のご相談も可能
今回はストーブがまだ「現役」で動いているお宅だったため、排気を活かしたまま網を張る対処をしましたが、お家によっては以下のようなご相談をいただくこともよくあります。
「今はもう煙突ストーブはやめて、壁に穴を開けるFF式ストーブに変えたから、屋根の上の集合煙突は使っていない(ただの飾りになっている)」というケースです。
使っていない煙突をそのまま放置しておくと、鳥が入り込むだけでなく、雨漏りの原因になったり、冬場のすが漏り、あるいは地震の際の倒壊リスクにも繋がります。もしそういったお悩みがございましたら、用途に合わせて以下のような対応も承っております。
- 煙突の穴塞ぎ(板金施工): 煙突本体は残しつつ、上から板金(金属の板)をガッチリとかぶせて溶接・固定し、完全に穴を密閉して雨水や鳥の侵入を防ぐ施工です。
- 煙突の根元からの撤去(解体): 屋根の上の集合煙突を根元からカットして完全に撤去し、フラットな屋根へとリフォームする作業です。(※こちらは私個人ではなく、信頼できる専門の提携業者さんを無料でご紹介させていただき、スムーズに連携して対応いたします)。
お客様のお家の状態や今後のライフプラン、ご予算に合わせて一番最適な施工方法をご提案いたしますので、どんなことでもお気軽に伴走させてください。
6. まとめ:煙突まわりのトラブル・防鳥対策なら便利屋七道にお任せください!
煙突の中に鳥が入り込んでしまう問題は、放っておくと鳥のダニが発生したり、中で鳥が死んでしまって悪臭が漂ったり、最悪の場合は排気経路が塞がれて一酸化炭素中毒を引き起こす危険性もあります。少しでも「カサカサ音がする」「何度も鳥が止まっている」と気づいたら、早めの対策が肝心です。
地元密着の便利屋七道では、網の取り付けといった軽作業から、使わなくなった煙突の処置のご相談まで、煙突関係のことなら何でも柔軟に対応しております。お見積もりや状況のご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
煙突の中へ落下してしまった鳥の救助ブログはこちら→(煙突の中の鳥を救助します!雀・鳩・ヒヨドリ・・・)
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