住宅屋根裏の謎の虫の調査と駆除依頼

今回は点検口から入ることのできる屋根裏にてハエの駆除を行いました。

最初依頼を受けた際は「屋根裏に謎の虫がたくさんいるから駆除してほしい」との問い合わせで、「屋根裏に謎の虫??」と少しハテナでした。

遠目だったため虫の種類が分からなかったそうですが、屋根裏に潜む虫なんて蜂くらいのものですからね。

屋根裏というのは断熱材で覆われた狭く暗い乾燥した空間で、とにかく気温が高い場所です。その環境は虫が繁殖するには適さない場所です。例外は高気温の環境でも活動できるスズメバチくらいです。

そんな場所に虫が大量発生?何かな?と疑問に思いつつ出動しました。

屋根裏に入るには天井に設けられている点検口から入り込むしかありません。ハシゴがついているわけではないので、大きめの脚立がなければ入ることができません。

今回は寝室のクローゼットの中に点検口がありました。

点検口を開けると断熱材だらけの空間に行くので、開ける際は周りを汚したりしないように配慮が必要です。

天井裏はこんな感じ。当然ですが真っ暗です。頭ライトをつけているので問題なく見えます。

足元は木の梁があり、断熱材の海になっています。

梁から足を踏み外してしまうとボードを踏み抜き2階の天井に穴を開けてしまうことになりますので足元注意です。

この断熱材はホコリのように軽く、少し触ると舞います。これが体につくと痒いんですよね。なので天井裏に行く際はポリエステル製のヤッケをきて調査します。これがまた蒸れて暑いんですよね。

天井裏は気温がこの時期でも30度以上あります。外気温よりも遥かに暑いです。太陽の熱で温められた屋根の板金の熱がもろにこの空間に蓄熱されています。

全身ヤッケなので蒸れて汗だくです。しんどいです。

例の害虫とやらを探すために天井裏を調査

まず目に止まったのはこれ。上棟飾り(幣芯)が飾られています。建物を立てたときの飾り物ですね。昔からある風習ですが、今はこういった習わしをするハウスメーカーも随分と減ったと聞きます。

「へぇ、珍しいものがあるなー」と眺めていると、周辺に何やら小さな黒い点々が・・・

ハエです。普通のハエ。それが天井付近にたくさんいます。

ハエはライトを照らしてもピクリともしません。全体を調査しましたが、周囲にはハエが発生してしまうような生き物の死骸はありません。匂いもしません。

構造上ネズミ一匹入り込めるような隙間はないのです。あるのは虫が入れる程度の隙間がある屋根裏用換気フードくらい。

蜂とかダニとかじゃなくてよかったですけど、ハエのたまり場になっているのはちょっと原因不明です。

こんな狭いところで網は使えないですし、こんな空気のこもった場所で薬剤も使いたくありません。

なので掃除機で一匹ずつ吸い取ることに。逃げも隠れもしないハエたちはいとも簡単に掃除機へ吸い込まれていきました。

数でいえば30匹程度いたと思います。

依頼者と話し合うとどうも最初はもっと居たそうです。大半は換気フードから逃げたのでしょうかね?

害虫駆除の依頼は蜂関連ばかりですが、たまにはこういった依頼もいいもんですね。

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