札幌市北区屯田にて、猛吹雪の直後にストーブが停止したという緊急の修理依頼を承りました。当初は「灯油切れによるエア抜き」のご希望でしたが、プロの視点で徹底的に原因を究明した結果、意外な場所がトラブルの火種となっていました。
目次
記録的な猛吹雪と雷鳴の中、北区屯田へ緊急出動
昨日、札幌市内は1月としては非常に珍しいほどの激しい嵐に見舞われました。北区屯田周辺では特に風が強く、数メートル先も見えない「ホワイトアウト」の状態。瞬間風速は20m/sを超え、真冬には珍しい雷鳴まで轟くという、異常な気象状況でした。
そんな嵐がようやく落ち着きを見せた頃、一本のお電話をいただきました。「ストーブが止まってしまった。灯油が切れたのかもしれないので、エア抜きをしてほしい」というご依頼です。ストーブが止まれば、北海道の家はあっという間に冷え込みます。私はすぐに道具を積み込み、屯田の現場へと急行いたしました。
現場検証:灯油切れか、それとも別の原因か?エア抜き作業の裏側
お客様のお宅に到着し、まずは屋外の灯油タンクを確認しました。すると、タンクにはまだ十分な量の灯油が残っています。
しかし、灯油が残っていても配管に空気が噛んでしまえばストーブは止まります。お客様の予想通り「エア抜き」が必要な可能性も捨てきれないため、ストーブ裏のゴムホースを外し、ポンプを使って慎重にエア抜き作業を行いました。
結果、エア(空気)は全く出てきませんでした。つまり、今回の停止原因は「灯油切れ」ではなかったのです。
【名推理】煤(すす)で真っ黒なガラス窓が語る「不完全燃焼」のサイン
エア抜き作業を行う前から、私はある「異変」に気づいていました。それはストーブ本体の真ん中にある、炎を覗くためのガラス窓です。
通常、正常に燃焼しているストーブのガラスは透明ですが、今回のストーブは煤(すす)で真っ黒に汚れ、中が見えない状態でした。
ガラスがこれほど煤けるということは、燃焼に必要な「酸素」が不足し、不完全燃焼を起こしていた証拠です。灯油の問題でないとすれば、残る可能性は一つ。「空気を吸い込む道」か「排気する道」のどちらかが物理的に塞がっているということです。
原因特定:給排気トップ(煙突)の深部に隠れていた雪の塊
私は外に出て、壁から突き出ている給排気トップ(煙突の先端部)を確認しました。お客様は事前に「雪がついていたので手で払っておいたよ」とおっしゃっていましたが、プロの目は誤魔化せません。
トップを回して取り外し、内部を覗き込んでみると……やはり予想通りでした。吸気口の奥深くに、先ほどの猛吹雪で吹き込まれた雪がびっしりと詰まっていたのです。
これではストーブが「息」をすることができません。酸素不足により火力が不安定になり、煤が発生し、最終的に安全装置が働いてストーブが故障(エラー停止)してしまった。これが今回のトラブルの正体でした。
なぜストーブは埋まりやすいのか?FF式ストーブと給湯器の違い
ここで一つ、皆様に知っておいていただきたい豆知識があります。実は、壁掛けの給湯器(ボイラー)に比べて、FF式ストーブの煙突は雪の影響を非常に受けやすいのです。
- 設置位置の高さ:給湯器のトップは目線より高い位置に設置されることが多いですが、ストーブのトップは床に近い、低い位置にあることが多いです。
- 吹雪の影響:低い位置にある給排気トップは、地面から舞い上がった雪(地吹雪)を直接吸い込みやすく、今回のような詰まりを引き起こします。
吹雪の日にストーブがエラー(E-01やE-02など、メーカーによりますが失火や燃焼異常のエラー)を出して止まった場合は、まず外に出て、煙突が雪で埋まっていないか、穴の中に雪が入り込んでいないかを確認してください。
修理完了:高火力運転による煤焼きと正常燃焼の確認
詰まっていた雪をブラシで全て取り除き、給排気トップを元通りにセットしました。その後、ストーブの再点火を行います。
一度煤だらけになった内部は、そのままでは火力が安定しません。今回は最大火力での試運転を行い、その熱を利用してガラスや内部に付着した煤を焼き飛ばす処置を行いました。
無事に青い炎が戻り、ガラスの汚れもある程度改善されました。お客様も「エア抜きだと思っていたけど、まさか外の雪が原因だったなんて!」と驚きつつも、暖かさが戻ったことに大変安心されておりました。
便利屋七道では、冬の期間に限り、ストーブの緊急修理に24時間365日対応しております。エラーコードが出た際、取扱説明書を見ても解決しない場合は、無理に触らずプロの私にお任せください。
今回の作業料金詳細
今回のストーブ修理の作業料金(目安)は以下の通りです。
| 項目 | 内容 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 出張費 | 札幌市内1名出張 | 3,300円 |
| ストーブ診断・修理代 | エア抜き確認・給排気トップ清掃 | 6,600円 |
| 合計金額 | 緊急スピード解決 | 9,900円 |
※夜間帯や部品交換が必要な場合は別途費用がかかる場合がございます。まずはお見積りください。
ストーブは冬の命綱です。
異常を感じたら、早期発見・早期修理が大切です。札幌市および近郊でストーブのトラブルにお困りの際は、誠実対応の便利屋七道までお気軽にお電話・メールにてご相談ください!
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【札幌のペチカ掃除】年末のストーブ不調を解決|火力不足の原因はスス汚れでした
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