高所作業車の資格を取得する

便利屋七道の松本です。本日は2日間お仕事はお休みして〝高所作業車〟の資格を取るための講習に参加しました。普通のお仕事をしていれば決して必要ではない資格ですが、建築関係や電気工事関係の人達にとってはとても必要な資格です。

今や建造物やフェリー作り、電線工事や塗装などは全て高所作業車が必須であり、我々の生活には欠かせないものとなっているのです。

さて、今回は高所作業車の資格取得への感想をまとめたいと思います


高所作業車への道〜準備

 

資格を取ろうとネットで〝高所作業車 札幌 資格〟などと検索すると簡単に見つかるのが〝コベルコ教習所株式会社

高所作業車だけでなく移動式クレーム・フォークリフト・玉掛け・ガス溶接・職長安全衛生責任者教育 などなど数多くの実技講習・技能講習・特別教育を取り扱っているようです。

神戸製鋼グループ

ネットで調べて→教習センターで申し込み→受講申込書の郵送→受講料の支払いの順番であっという間に申し込みは完了です


高所作業車への道〜初日

準備に必要な書類や費用を納めたら準備OKです。指定された日時に南郷通り沿いにある教習センターに朝8時30分に集合です。駐車場も十分にあるので車で行くこともできたのですが、朝のラッシュの可能性も考えて安パイで地下鉄で行くことに。多少歩くことになりますが移動時間はブログを書いたり体を休めることもできるため時間を有効に活用することができますね

必要道具に作業着や安全靴なども記載されていましたが、初日は実技なしの講習・講義のみなので必要ありませんでした。(一応持っていきましたが・・・)僕が受けたときは人数が10人ほど。講習はテキストにそってプロジェクターで分かりやすく教えてもらえます。お昼ごはんは1階のフロントにてお弁当やカップ麺なども販売してくれていたのでわざわざ外に出る必要もなく助かりました。

渡されたテキストには高所作業車に関する法律・技術・事故例・構造などが詳しく記載されております。大人になってから勉強が好きになった僕にとってはなかなか内容が面白く、まじまじと読みふけってしまいました。特に事故例は詳細が細かくイラスト付きで書かれており、その内容は死亡事故に繋がるものがとても多く他人事には感じませんでしたね。初日は夕方17時ほどに終了。ずっと机に向かって勉強は大学時代を思い出しますね


高所作業車への道〜2日目

二日目は実技です。昨日より少し早い8時10分に集合しました。終了時刻は12時半とのこと。

ヘルメット(貸出可)・作業着・安全靴・軍手は必須となります。教習センターのすぐ隣に大きな倉庫があり、そこで実際に高所作業車に乗って動かして体験することができます。

高所作業に安全帯は必須なのですが、最近では“フルハーネス”が主流になりつつあります。

→ハーネスとは??

大手ゼネコンでは安全に関するルールは徹底しており、安全帯はフルハーネスタイプの物でなければ認められない、という現場も増えています。確かに腰に巻く通常の安全帯に比べて、ハーネスは太ももや胸にかけても体重が支えられるため万が一の転落・落下の時の体への負担がとても少ないです。

今回実技教習にあたってフルハーネスの安全帯を初着用。なかなか付け心地は良いですね。性能も優れているため購入を検討しようと思います。

最初はこちらの可愛い高所作業車を乗らせていただきました。フォークリフトと同じで後輪で舵をきるので操作に少し違和感を感じましたが、なかなか快適。こちらのマシーンは近年塗装作業時には必要になっており、現場によっては“脚立が禁止”というところもあります。そんな時はこちらの重機に乗って作業にあたるわけです。今回の資格取得の目的の一つでもあります。

カラーコーンで作られた室内コースでバック・クランク・作業台の高低など一通り動かし指導してもらえます。ちょっとしたテスト形式??のような雰囲気になるので、内心緊張しましたが、無事「うん!バッチリ!」とお墨付きをもらえたので大丈夫だったようです。

さてこちらも練習。最も身近に見かけることのできる高所作業車ですね。足場を出すのにも注意事項があり、聞いてて「なるほど!」と思ってしまうことも多くあります。こちらは先ほどの物とは大きく違いすごく高いところまで上がることができるので、高いところが苦手ではない僕でも「おぉ・・・」と少しビビりましたね。

ちなみに今回の実技。人数が10人ほどいるわけですが作業車に乗ることができるのは当然一人だけなので、1人が乗っている間は基本的にはずっと椅子に座って待機することになります。時間の割にはちょっと退屈ですかね??

一通り作業を終えて免許証の交付です。これには印鑑が必須となり、即日交付してもらえます。今後はこの免許でもって高所の作業(塗装・カラスやハトの駆除なども)も積極的にチャレンジして、仕事の幅を広げていこうと思います