煙突掃除のご依頼を数多くを数多く承っている便利屋七道ですが、実は掃除の最中に煙突の中で“スズメ”を発見することは珍しくありません。
煙突の穴に落ちてしまったスズメは出られなくなってしまい、底の方で煤だらけになって死んでいる状態を見かけることがよくあります。
いくらスズメでも煙突のような長い筒を真上に向かって飛び脱出することは中々できないため、落ちてしまったスズメは出られなくなってしまい、人知れず死んでしまいます。
たまたま落ちてしまったのか、巣作りをしようとしたのか、カラスに襲われていたのか理由はわかりませんが、煙突5本掃除すれば1匹は見つけることが出来ます。
集合煙突内は分厚いモルタルで構築されているため中で大暴れしても人に気が付かれることはなく、掃除をしていて生きたスズメを見かけたことは一度もありません。
しかし、もし迷い込んだ煙突がステンレスの煙突ストーブの円筒内ならば、家主が気がつく可能性があります。
煙突からゴソゴソ音が聞こえる・・・?
先日札幌市南区にて【スズメの救出】のご依頼を承りました。
お休みの日の朝に「今朝から煙突式ストーブの煙突の中からゴソゴソ音が聞こえる。スズメか小さな動物が入り込んでいるのではないか??」というご連絡を頂き、緊急性のあるご依頼と思い緊急出動しました。
普段から煙突掃除を行っている僕としては、煙突内から音が聞こえる、というお話を聞いて「十中八九スズメだな。」と核心がありました。
が、同時に「生きたスズメを見るのは初めてではないか??」とも思っていました。
現場に到着すると、通常の煙突式ストーブが集合煙突に接続されたよくある設置方法でした。
集合煙突を経由した設置方法でステンレスの煙突側にスズメが入り込むことは構造上まれだと思います
飛び出されたら困る
この時点では既に煙突内からは音は聞こえなく、静かなものでした。
閉じ込められているスズメには相当なストレスになっているでしょうし、煙突内部は煤だらけのため早く救出する必要がありました。
救出するにはステンレスの煙突をジョイント部分で外してあげる必要があります。
困るのが煙突を外した瞬間にその隙間からスズメが飛び出し、煤だらけになった体で家の中を飛び回ること。
家の中とはいえ、スズメに飛ばれたら捕まえるのは至難の業です。
飛び立たれないためにも煙突を外した瞬間に袋を被せて捕獲できるようにしました。
正確にどこにいるのかがわからないため、高いところから順番に外していき、少しずつ追い込んでいきます。
ストーブの奥に潜む影
煙突を外した瞬間に袋を被せていくと、思いのほか動きがなく、「あれ?本当にいるのかな??」と思いましたが、最終的にはストーブ側の奥の僅かな隙間にひょっこり顔を出しているスズメを発見しました。
ちゃんと生きて動いており、しばらくいたせいか糞も少しありました。
袋に飛んでくるのを待ち、捕獲する
指がわずかに入る程度の小さな内部の隙間に隠れてしまっているため、強引に手づかみで救出するのを諦めました。
ストーブの煙突部分に袋を膨らませて被せて、スズメが自分で袋の中に飛び込んでくるのを待つ作戦に変更しました。
袋を設置したものの数秒でスズメが飛び出し、袋に入ったのを確認して無事捕獲しました。
若干煤がついていますが、元気そうで何よりでした。
この後は袋ごと庭に持っていき、袋をあけてたら元気に飛遠くへ飛び立って行きました。
最後まで後ろで見ていた依頼主様も無事飛んでいったスズメを見て一安心し、「頼んで良かった!スズメが無事で良かった!」と喜んでもらえました。
僕自身も煙突掃除中は死んだスズメした見かけたことがなかったので、生きてスズメを救出出来たことはとても喜ばしいことです。
いつかあのスズメが助けた恩返しをしてくれるといいですね。
鳥の救出、という依頼は滅多にないご依頼ではありますが、こういったご依頼は便利屋ならではだと思いますし、全ての便利屋が対処してくれるとは限りません。
便利屋七道では煙突掃除や鳥対策のご依頼も承っているため、こういった作業もご相談に乗れますので、もしお困りの方はいつでもご相談ください。
因みに次回のブログでは『カモメを救出するお話』を書く予定です。
ベランダに侵入したカモメの救出のご依頼ブログはこちら
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