暖かい日は傾斜屋根の上の雪が急速に解けていき、時には勢いついて一気に落下することもあります。
そうなると困るのが落雪で隣家に迷惑をかけてしまうこと。
外壁を壊してしまったり、庭の木を痛めてしまったりと近隣トラブルに発展します。そうなる前に何らかの対策をしていく必要があります。
とはいえ暖かい日は緩い傾斜屋根でも非常に滑りやすく、雪下ろしをしたくても困難です。
雪下ろしをしておきたい！でも落下が恐い！そんな時は便利屋七道にお任せ下さい！
暖かい日は注意！落雪直撃の危険性
現場に到着してお客様と話したあと、すぐに屋根に上るわけではありません。まずは雪下ろし場所の確認、破損する可能性がないかを念入りに確認し養生作業を行ないます。
その際に上記画像のように大きく雪庇ができていることを確認しました。近くで眺めながら「ここを踏み込んだら落下してしまうから、気をつけよう。先にこの雪庇を崩そう」と思ったその瞬間に雪庇がドサッ！っと一気に落雪しました。
もし真下にいたら直撃して怪我をしていたかもしれません。養生の設置中はどうしても雪庇に接近しなければならないので、こういった危険は少なからずあります。
大雪の降った真冬よりも、今時期のような暖かい日のほうが雪害が増えるものです
ゆるい傾斜でも油断はできない
暖かい日の雪下ろしは僅かな傾斜屋根であろうと危険度が格段に上がります。
雪が柔らかく水分を多く含み、除雪をした足元からどんどん雪が解けていくためマイナス気温の真冬よりも難しい作業になります。
とはいえできないわけではありません。命綱を付けて安全対策をシッカリしていれば事故は起きません
一般の方はロープや安全帯は持っていない事が多いので、ない場合は決して無理をせず専門業者に連絡しましょう。
暖かい日は雪下ろし方が違う？？
寒い日の雪下ろしの場合は雪を若干残して転倒防止を行なうのが一般的なのですが、暖かい日の場合は全く違います。
今時期に足元にわずかに雪を残してしまうとどんなに気をつけていても滑ってしまいます。足元の踏ん張りがきかないので雪かきなんて力仕事は全くできません。
この場合は逆に屋根の雪を全て下ろしてしまったほうがかえって滑らないものです。雪もすっかり溶けて板金が完全に露出すると滑らなくなります。屋根が見えるのでハゼ部分（出っ張り部分）を踏むようにすれば滑ることはありません。
※たっぷり水分を含んだ透明色の薄い雪が最も転びやすい
ただし、屋根を露出させる除雪方法は屋根の塗装を傷つけてしまう恐れがあるので、力加減や道具選びがとても大事になります。
安全対策と屋根の傷つきを気にして作業を行なうことがポイントです。
大量の雪解け水
ハゼ部分があるせいでわずかに残るも太陽が照っている日だとほんの数分、数十分でみるみる解けていきます。屋根の下では雨が降っているかのように沢山の雫が垂れています。
全て解けきってくれたほうがのちのちすが漏りの原因となる氷の板にもなりませんし、雪庇にもなりません。
今シーズンは雪下ろしをするのは恐らくもう無いでしょうし、意図しない落雪が起きる前に暖かい日にスッキリ雪下ろししておけば安心というものです。
まだまだ除雪お任せ下さい！
暖かい日は傾斜屋根の上の雪もどんどん解けていきます。そのまま無事に解けきってくれればいいのですが、勢いついた雪が壁を直撃して壊してしまったり、中途半端に解けた事ですが漏りがおきたりすることもあります。
とくに雪止めが設置してある場合はすが漏りになる可能性が高くなりますので、気になる方は是非雪下ろしのご相談下さい
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