今日は小樽市にてキッチンの換気扇に作られたスズメの巣の撤去作業を行ないました。
キッチンに繋がる換気フードは換気扇（プロペラ・ファン）と繋がっているためもし換気扇のスイッチをオンにしたことでスズメや雛が巻き込まれてしまったら・・・と思うと使用したくてもできません。
巣が大きなものだと換気扇がついていても空気が通れなくて吸い込まなくなってしまうこともあります。
時には巣の中にいたダニが室内に入り込んできてしまうことも・・・
巣を放置してやり過ごすのは百害あって一利なしです。放置してはいけません。
巣立ちのタイミングを狙って直ちに撤去し、巣が再び作られないように対策を取りましょう。
網目が荒いせいでスズメが通過してしまう換気フード
ご自宅の換気フードは大丈夫ですか？
キッチンの換気口は料理の際に使う換気扇と繋がっているわけですから、比較的大きなサイズに設定されています。
料理をたくさんする人ならば何十年も使用していれば油で真っ黒になっていたり、網につららのように油が垂れていることもあります。
そうした油汚れで網が詰まってしまわないように大きな荒い網目にしてあるわけです。しかし、その大きな網目が仇となり、スズメが通り抜けて絶好の巣作り場所のサイズになってしまうことがあります。
今回も網目を通過してビッシリと巣が敷き詰められていました。
こうなってしまうと逆に網を撤去しなければ巣を除去することはできません。
お客様に許可を得て網をカットすることにしました。
素手では触らないように！
カットすると中にあったスズメの巣がデロンとでてきました。ここまで大きくカットしたら鷲掴みで撤去できます。
とはいえスズメの巣は目には見えない雑菌やダニがいるものです。安易に触っていいものではありません。
手袋だけじゃなく頭から足先まで全身全て防御できる格好をすることが必須です。手袋とマスクだけで挑むのは危険ですのでやめましょう。
撤去したあとはアルコール消毒と清掃作業を行ないます。ここ最近はアルコール消毒液やゴム手袋が手に入りづらくて苦労しております
スズメは同じ場所に巣を作りがちなので対策を！
撤去後は新規で網の取り付けです。風がでてくる箇所なのですが、網が落下してこないようにしっかりと固定してありますのでご安心ください。
スズメの巣の撤去サービスなら便利屋七道にお任せください
スズメの繁殖の期間はカラスよりもずっと長く、カラスとはまた違った悩みのタネとなります。スズメは日本人にとって愛玩動物と言えるので最初は長い目で温かく見守っていても、それが何度も続くとなると嫌気が指すものです。
巣も糞も人体には不衛生であり悪影響を与えます。換気扇に作られれば換気としての性能を失いますし、カーポートに作られたら糞処理対応が大変です。
スズメの巣は巣立った後は放置せず必ず撤去し、再び巣が作られないように対策を行いましょう。
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