ここ2~3週間は窓エアコンの設置の依頼ばかりをこなしております。
壁掛けエアコンとは違い窓エアコンは業者に頼まず自分自身で設置することが可能であり、穴をあける必要がないため賃貸物件や単身者にはとても人気のある電化製品です。
この「自身で設置がお手軽可能!」というふれこみが厄介なもので、窓エアコンの設置とは皆さんが想像したよりも面倒くさいのです。
壁掛けエアコンならば業者に頼めばいいだけだし、設置前に見積もりにも来てもらえます。
しかし、窓エアコンは自身で設置することが前提であるため、電気屋さんの方で見積もりに来てくれることはあまりありません。(街の電気屋さんならば来てくれるかもしれませんが・・・)
見積もりに来てくれないということなので、「本当にうちに設置することができるのだろうか??」と不安になって購入を断念してしまったり、迷ってしまうことと思います。
そうこうしているうちに真夏日が過ぎてしまったり、完売して購入できなかったりしてしまうことでしょう。
実際問題設置できる窓サッシなのかどうかの見極めは素人では判断が難しく、簡単に設置可能なこともあれば小手先の技を使わなければ設置できないことはよくあることです。
しかし、その小手先の技にも工具や技術が必要であり、そう安々にはできません。
慣れてない人にとってはかなり面倒くさい窓エアコンの設置。困ったら便利屋七道にご相談ください。
窓用エアコンの設置の見積もりに関して大事なお知らせ→【窓エアコンの見積もり撮影について】
今回の窓エアコンもウチで設置する前にお客様自身で取り付けをチャレンジしたそうなのですが、色々と設置方法を間違ってしまいにっちもさっちもいかなくなってしまったとのこと。
最初見た時はビスが足りなかったり、パッキンが縦にすべてカットされていたりとまるでパズルのような状態となってしました。
正直申しますと変に弄ってごちゃごちゃにされるくらいならば梱包された状態の新品のほうが断然設置しやすいのです。今回のような設置の途中の状態のほうが厄介なものです。
しかし、ごちゃごちゃしているということはお客様も自身で設置するのに一生懸命だったということ。足りないパーツは自身で用意し、カットしてしまったパッキンも裏から補修テープで張り合わせ直しました。
パーツを元通りに直して初めてスタートラインに立ったといったところです。
さて今回の窓サッシ、全体が樹脂サッシであったため本来は強度的に設置することができません。お客様にもその旨を説明したのですが、「傷ついてもいいし、強度についても文句は言わないから設置してほしい」と了承を得ましたので設置しました。
※樹脂サッシへの取付は変形したり割れたりする危険があるため落下事故による怪我や破損等は自己責任でお願いします
立ち上がり金具の設置やらなんやらで1時間程度の作業時間がかかりました。これでも設置はかなり慣れたほうなのですが、毎回1時間くらいはかかってしまいます。一体どうしたら30分で設置できるのですかね?
※カーテンが本体の右側にありますが、このままカーテンを閉めると窓エアコン本体ごと覆ってしまいますので、本体の左側からカーテンを閉めるようにしましょう