ペチカの煤詰まり!煙道火災の危険性とは

便利屋七道です

本日は江別市にて【ペチカ・集合煙突の煤詰まりの除去】のご依頼を承りました

ペチカに繋げている煙突ストーブがエラーを起こし、火がつかなくなったとのこと

ペチカ掃除や煙突掃除は一度もしたことがないので、見てほしいということ管理会社からのご依頼でした

 

ペチカや煙突掃除は10月~12月に多くお問い合わせいただきましたが、冬になっても煙突掃除のご依頼はたくさんいただいております

とくによくある事案がストーブやボイラーの故障による煙突スス詰まりです

当初は一般のお客様からのご依頼が多かったのですが、最近では企業(管理会社、不動産業)からのお問い合わせも増えてきております

煙突掃除、ペチカ掃除をしている企業は少ないですので、今後は一般家庭からでなく、企業からも頼られる会社を目指してまいります

苦戦する蓋開けとその構造

ペチカの掃除において最も苦労するのが意外にも掃除口の蓋開けです

この蓋は掃除するとき以外はあけることはありません

ペチカは家主自身で掃除することはあまりなく、一度も開けたことがない、10年以上開けてない・・・といった状態ばかりです

そうなると蓋はススや錆(サビ)で固着してしまい、開けることができないこともしばしば

今回の蓋も錆が酷く、全ての蓋がフルパワーで回してもビクともしませんでした

蓋が全て取れないと掃除することができませんので、もし開かなかった場合はお客様に「今回は掃除ができません」と伝えなければなりません

この蓋は厄介な構造をしており、大きく分けて上記の画像のような断面をしています

水色部分が取れるパーツで、基本的には左回りで外すことができます

2~3周することで外れるものと、ほんの少し回るだけで外れるものがあります

 

Aタイプが最も簡単なタイプです。簡単とはいえ円が大きいためパイプレンチ等は引っ掛かりませんので、大苦戦することもしばしば・・・

 

Bタイプは最も厄介なタイプです。取っ掛かりとなる角はなく、開けるには先端にある突起にレンチを掛けて回す方法しかありません

しかしこの突起がとても脆く、7割くらいの力加減で折れてしまいます

もし折れたら永久に開くことはありません

もっと頑丈に作ってほしかったといつも嘆いています

 

本日の蓋はCタイプです。蓋の角が斜めになっているので、レンチはかかりませんし、回す時も力が入れづらいのが特徴です

本日の蓋は画像みるとわかるようにサビの汁のようなものが垂れています

通常このようなサビ汁は出てこないですし、もし出てきているのならば蓋の目地はサビで酷く腐食し、開けるのに苦労することは間違いありません

この蓋開けに時間がかかり、全ての蓋を開けきるのに1時間近くかかりました

 

今までで一番ひどい煤詰まり!

 

何とか開けた一番上の掃除口の中をみてみるとビックリしました

煤がペチカ天井近くまでビッシリとススで覆われています

手前側だけでなく、奥のほうまで埋め尽くされています

少し崩して覗いてみましたが、上部分にわずかに空気の通り道がありますが、これは詰まっていると言っていい状態です

こんなに酷いのは初めてです

2番目の掃除口内部です。上と変わらずめいっぱいの煤があります

量にも驚きますが、特徴的なのが一度火災があったかのような状態になっていることです

煤のような粉状態ではなく一度融けてカチカチにになったような、天井はまるで鍾乳洞やツララのように煤が垂れています

これは煤ではなくタールという状態ですね

 

3番目の掃除口。通常これだけのススの量だと蓋を取った瞬間に煤が落ちてくるのですが、タール状となったものは粉ではなく固形となっているため全く崩れてきません

まるで木炭や石炭のような見た目をしています

 

4番目の掃除口です。基本的には下側のほうがススが溜まりがちです

これではストーブの排気ガスが煙突へ行くはずもなく、ストーブの故障に繋がります

排気詰まりでエラーを起こしているストーブを何度もスイッチを入れなおし再起動させるとストーブに負担がかかり、部品交換に高額な費用が必要になることもあります

あまり高額になるとストーブを新しいものに交換したほうがいいのでは・・・という状況に陥りますので、エラーサインが出たときにはすぐに専門業者に問い合わせるのがいいと思います

 

煤掃除開始!動画有り

ここまでスス詰まりが酷いとペチカの構造がどうなっているのかがわかりません

※ペチカは各家庭で構造が違います

 

スコップで何度も掘っても掘っても煤タールが出続けます

ペチカは今まで数えきれないほどの数を掃除していますが、ダントツの多さです

これが奥のほう(180センチほど)までビッシリと考えるととんでもない量と時間がかかるのがわかります

通常はペチカ掃除は1時間半くらいで終わることができるのですが、ここは一つ一つ終わらせるのに大幅に時間がかかり、3時間近くかかってしまいました

 

このススは手前側は水気たっぷりと湿気っていました

いくつか原因が考えられますが、これは結露が起きていた可能性があります

内部で起きた結露が原因で掃除口の蓋から汁が垂れてきて、蓋を腐食させたのかもしれません

 

真ん中くらいまである程度掃除しましたが、奥のほうもススでいっぱいです

奥のほうの大量の煤を除去するのは大変ですが、これらも全て回収します

 

こちらは最下部の掃除口の掃除動画です

特徴的なのはゴロゴロと大型のタールが大量に出てきます

通常の使用ではこのようなものはできないので、やはり異常燃焼をしていたのだと思います

煙道火災が起きていた可能性も考えられます

 

正面最下部の四角い掃除口からの煤掃除です

ここは掃除しやすいように大きめの間口が空いております

ここも大量の煤が土砂崩れのようになっていました

煤と違ってタールは硬くて重たいので、ゴミ袋をマメに交換しないといけませんでした

こんなに大量なのは初めてでしたので、いい経験をしました

 

ペチカの構造と使い方

全ての煤を除去したことで初めて構造がわかってきました

数字のところは掃除口部分で、そこから煤を取り出すことができます

右側面に4つ、正面に2か所の掃除口、ダンパーが2か所あり、矢印の先に集合煙突があります

 

ペチカの使い方

①使い方としては、最初ストーブの付け始めはダンパーA、Bを全開にしておき、排気が集合煙突へ最短距離で行くように促します

②しばらくして煙突が暖かくなっていき、煙突内で上昇気流(ドラフト効果)が起きたあたりでダンパーBを閉め、排気がペチカ内を迂回するようにします。これでペチカ全体が暖まるようになります

③秋口や春先はストーブの夜に電源切る家庭もあると思います。そんな時、ストーブの電源を消してファンが止まったらダンパーAを閉じれば排気が閉じ込められ、朝方までペチカが暖かいままになります

上記のペチカの使い方を間違えるとストーブがあっという間に故障してしまう可能性があります

自宅のペチカの使い方を再確認し、安全安心のペチカライフを送りましょう

 

冬でも煙突掃除を実施します!

ペチカがススだらけだったので容易に想像できましたが、やはり煙突側の掃除口を開けるとススで埋め尽くされていました

全てのススをスコップで穿り出してから、ロッドを差し込んでのドリル清掃を行いました

冬季間は煙突掃除のために屋根に上がるのはあまり望ましくありません

ましてや今回は傾斜屋根でしたので、上からの煤払いは困難を極めます

しかし、弊社では下から掃除する方法もありますので、全に清掃作業にあたることができました

 

今回回収したススは合わせて5袋分の40キロ!

こんなに大量のススは初めてで、今まででダントツの量です

この量がペチカ内に滞納していたと思うと凄まじいですね

便利屋七道の煙突・ペチカ清掃サービス

煙突掃除のタイミングは1年に1回のお宅もあれば、3年に1回、1か月に1回など様々です

自身の使い方を考慮し、ススが溜まってきたかな??と思ったら、ぜひ弊社へお問い合わせください

近頃は遠方からのお問い合わせも増えておりますので、お気軽にご相談ください

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