現在冬に向けて駆け込みで煙突掃除やペチカの煤掃除、ストーブの取り付けの依頼が殺到しています。
一年間の中で最も忙しい時期に突入しており、休みなく働いております。
最近は遠方からの問い合わせも多く、一日に作業できるのはせいぜい2~3件のためスケジュールが過密となっておりますので、作業日時がかなり先になってしまいご迷惑をおかけしておりますが、少しずつ消化しておりますのでもう少々お待ちください。
ペチカの構造 癖のある形
本日は厚別区にて【ペチカの煤掃除】のご依頼を承りました。
今回はいつもとは違いペチカのみの掃除であり、集合煙突の掃除は含まれていません。集合煙突は去年に別の業者様にて清掃作業を行ったとの事で。暫く手をつけていなかったペチカだけの掃除となりました。
今回のペチカの構造は上記画像のとおりです。
基本的な内部構造はよくあるオーソドックスなものですが、大きく異なるのが最後の集合煙突へ繋がる部分が一度上に上がってから連結されていることです。こうなると目視では確認のしようがなく、掃除は簡単ではありません。
上の部屋へ行くところに開閉ダンパーが設置されており、排気を閉じ込めることが可能となっております。
暖房機の種類 暖房機メーカーのサンポット
取り付けられているストーブはサンポットの“KSH-10KT5”です
見たとおりレトロな雰囲気ですが、今でも設置されているしホームセンターでも販売されているヒットシリーズです。
ちゃんとタイマーもついているし炎も見えるので使い勝手は良いと思います。
このタイプはペチカには度々設置されています。
ペチカの蓋 掃除口は種類がたくさん
いつもは丸いペチカの掃除口の蓋ですが、今回のは四角いタイプです。“ぜんねん”と書いてありますね。
このタイプの掃除口はねじ込み式の丸形タイプと違い、ペチカによくある「蓋が開かなくて中が覗けない」というトラブルがないため容易に開放することが可能です。
清掃作業のビフォーアフター
間口が四角いととても掃除がしやすいので、このタイプは好みです。
それはそうとペチカの中身はまぁまぁの煤が付着していました。お客様がご自身で掃除機を使って度々掃除を実施していたそうですが、やはり奥の方は掃除機が届きませんし、完璧な清掃はすることができません。
※家庭用掃除機で煤掃除をすると煤の匂いが取れなくて故障の原因となりますので、注意してください。
清掃後の画像です。通常石油ストーブは煤がほとんど出てこないのですが、長く使っていればどうしても煤が発生しています。今回のペチカもうっすらとついていた煤を全て掃除してかき集めるとそれなりの量となりました。
「ペチカの掃除を今までやったことがない」「10年以上掃除していない」そんなご家庭が多いので、ペチカ内部に少しずつでも煤が溜まってくるものです。
ご依頼はお早めにお願いします
去年に引き続き、この時期はご依頼が多いため清掃作業が1ヶ月待ち~2ヶ月待ちとなっております。先行順となっておりますので、作業のご依頼際はお早めのご予約をお願いします。
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