煙突掃除をしていてわかったこと。それは「集合煙突の中で雀がよく死んでいる」ということです。
様々な理由で鳥は煙突の中に落っこちてしまう事があり、出られなくなって死んでしまう・・・
そんな可哀想なことが家主の知らないところで起きているのです。
感覚としては集合煙突を5本掃除したら1匹は見かけます。
稀な例で「煙突の中からバサバサ音が聞こえる」と気がついてくれた場合は助け出すことができます。当店でも毎年何度か雀の救助要請のお問い合わせを頂いております。
煙突と雀は意外なところで密接な関係があるのです。
突然ストーブの煙が逆流!不完全燃焼になる
ストーブを使い始めてはじめて異変に気がつくというのはよくあることです。
お客様より「今シーズン初めてストーブを使ってみたら、煙が逆流してストーブが付かない。煙突が怪しいから調べてほしい」とお問い合わせを頂きました。
お話を聞いてみると今年煙突に落ちてきた雀を何度か救出しているらしく、煙突の中に雀が巣を作ったのでは?とのこと。
板金巻きの煙突は雀の巣に要注意!
屋根に登り煙突を確認してみると、円筒部分と板金の僅かな隙間にスズメの巣が確認できました。
煙突にスズメが巣を作る場合、ほぼ必ずこの場所に巣作りします。
板金を巻いている煙突は施工上数センチくらいの隙間ができてしまっており、この隙間の先の4つ角にはそれぞれ拳位の大きさの空間があります。この場所をスズメは好んで巣を作ります。
この隙間は最初の子育ての時は安心して育てらてるかもしれませんが、ひな鳥がある程度大きくなり動き始めると、誤って落下してしまうことがあります。
家主が助けた数匹のスズメというのはその成長したひな鳥だったと思われます。
この隙間、本当によく巣を作られるので家を建築した際に隙間がないようにしてくれませんかね。
しかし、隙間に巣が作られることは煙突の煙が逆流してくる直接的な理由ではありません。
原因は煙突のもっと深いところにありました。
煙突の途中に引っかかった巣
煙突の内部をライトで照らしてみると、下の方に何やら異物を発見。
下3メートル位の場所なのであれは煙突の底ではありません。あれは雀の巣です。
あの辺りは2階の煙突式ストーブの煙突が刺さっているあたり。刺した煙突の僅かな取っ掛かりに巣が引っかかっているわけです。
あれが原因で煙突が詰まり不完全燃焼を引き起こした原因です。
2階の煙突を引っこ抜いて外して、その後は通常の煙突掃除の要領でブラシで上から押しつぶして下へ追いやりました。
下から雀の巣を回収
ブラシで下に落ちした後は煤取り用の鉄扉から回収しました。これで詰まりは解消です。
雀の巣は一部ではなくほぼまるまる一つの大きなものでした。これが途中に引っかかっていたのならば排気が詰まってしまうのも無理はありません。
これでストーブを使用しても逆流する心配はありません。寒い思いをすることもありません。
しかし、作業はこれで終わりではありません。
再び雀が巣を作らないように網を設置する
雀は同じ場所にまた巣を作り子育てする習性があります。巣を撤去しただけではまた来年同じようなトラブルに見舞われる可能性があります。
それを防ぐには網を設置して物理的に入れなくする方法が効果的です。
雪が積もらないよう、排気が阻害されないよう、雀が通り抜けられないようなサイズの網を煙突板金部分に固定しておきました。
これで煙突に雀が落下したり、ストーブが故障することもありません。安心して暮らしていくことができます。
煙突掃除と害鳥駆除どちらにも対応致します!
便利屋七道では煙突掃除も害鳥駆除のどちらも承っております。
「煙突に雀が入り込んでしまったから救出してほしい」
「煙突に雀が巣を作ったから駆除・撤去してほしい」
「煙が逆流してくる。詰まりを解消してほしい」
そういったご要望全てに対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
雀の救出などの緊急の対応が必要な場合はお電話くださると早く対応することができます。
スズメ関連のブログはこちらを御覧ください→(便利屋七道:スズメ関連ブログ)
メール・お電話からのお問い合わせはこちらからクリックください
※作業中は電話に出られない場合がございますが、後ほど折返しご連絡致します
便利屋七道では地元の何でも屋さんという事でお一人でも多くの方のお困り事を解決しております
法に触れたり、不適切な行為でもない限り何でも対応しております
お困りな事やお悩み事がございましたら是非お問い合わせください
各種サービスにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください
※ご利用いただく皆様へ
●お急ぎの方はお電話にてご連絡していただけますとお早くお繋ぎできます。
●スケジュールに空きがない場合や法によって罰せられる作業に関してはお断りさせていただく場合があります。