本日の札幌は気温が１２度を超え４月上旬程度の温かさとなりましたね。

この暖気で外の雪は一気に解け、足元は大きな水たまり、凍ってた道路や歩道の雪はジャーベット状となり、歩くのが大変な足元となっていました。

歩きにくいだけじゃなく、車も足元がぬかるんでいるため運転のしづらいこと。大きな深い轍となり、すれ違う車同士がお互いに気を使い合いながらの運転です。

こういった時は冬の時期の車の運転手の性格がでますよね。

・すれ違う際に脇に車を停車させて相手の車の進行を促してあげる人。

・狭い道でもすれ違いざまに全くスピードを緩めない人。

・歩行者や並走車に気を使わず道路の水たまりをスピード出して突っ切る人。

・本来２車線の道路が雪で狭くなり、1.5車線になっているのに無理して2車線のように運転して並走車に攻め寄ってくる人。

・道路が雪で渋滞することがわかっているのに朝早く出社せず遅刻してくる人。

・朝の余裕がないのか、車の雪下ろしを全くせずにモッコモコな雪を載せて運転している人。

冬に限らず変な運転をしている人にはイライラしてしまいがち。お互いに気を使い合い、腹を立てず、時間に余裕をもって運転したいところです

ビルの屋上から雨水？つらら？

今回の仕事は屋上の排水詰まりの解消。「屋上から外壁へ水が滴ってきている、排水が詰まって大変なことになっているのではないか」とご相談を受けました。

案の定その不安は的中し、屋上では大変なことになっていました。

ただの排水づまりではなく、分厚い氷で覆われた状態に思わず絶句。

排水つまりの直し方は簡単。排水の詰まりの原因となるものを見つけ除去・解消すれば自ずと排水されます。

本来は決して難しいことでないのですが・・・

ドレンの位置がわからない

大問題なのはルーフドレン（排水口）の目皿の位置がわからないこと。

分厚い氷に覆われて排水口の位置が全くわからないので、いったいどこを探したらいいのかがわかりません。これは非常に困りました。

とりあえず一箇所掘ってみることに。掘る、というよりは割るですね。剣先スコップで突いてもびくともしませんでしたのでカナデコで穴を開けることに。

３０センチ前後の穴を空けてみると２０センチ前後の氷の下は大量の水で覆われていることがわかりました。奥は凍っていないのは幸いです。凍っているのは表面だけということですね。

穴を空けるとワカサギ釣りのような感じになりました。

掘った場所にはドレンはなくハズレ。別の場所を改めて掘ることに

ドレンが見つからない！

ここかな？こっちかな？と勘を頼りに適当な位置に穴を掘っていきましたが、ハズレもハズレ。昔からくじ運は無いのです。

穴をほって中にカナデコの棒を滑り込ませ、グルーっと一回転させることで半径１メートルの位置にドレンがあるかどうかを把握することができます。

もし当たれば感触があるはずですからね。下が水になっていることでこの方法ができました。

とはいえたくさん掘っても掘っても見つかりません。（そういえば今年はワカサギ釣り行ってないなぁ）など思いながら黙々と穴を掘りドレンを探し続けました。

一向に見つからず、手が冷水で冷たくなって正直しんどい作業でした。

会いたかったルーフドレン！詰まりを確認

１０数箇所以上穴を空けてやっと見つけたドレン。１時間半程度かかりました。

見つけた時は安堵ではなく「やっと見つけた！手間かけさせやがって！」と怒りの感情でしたね。

これを見つけさえすればあとは簡単です。

目皿を外すと案の定泥？かヘドロで排水が詰まっていました。

これを掃除してあげたら再び水が流れ出し復旧するはずです。

ブラシでゴシゴシ擦ってゴミをかき分け、一度排水の流れのきっかけを作ってあげると大きな音を立てて一気に排水が始まりました。

気をつけなければならないのは、排水は一気に流さずにゆっくりと流すこと。排水がオーバーフローしてビル室内の排水から逆流するかもしれませんからね。（某高級マンションも排水が多すぎてトイレの汚水が下の階で逆流する事故が起きてましたね。）

水が無くなり、氷だけが残ることに

1時間以上かけて排水作業を終わらせると、残ったのは表面の氷。

屋上と氷の間に空間が空く、という不思議な状態となりました。薄っぺらいカマクラ状態です。

この氷に関しては春になって自然と解けていくことを促してあげることしかできません。まぁこのような状態でしたら解けていくのは時間の問題でしょう。

氷の下から覗いてみると、きれいな層になっていました。こんな状態は中々お目にかかれないですね。

氷が分厚いせいもあって。水がなくなったあとに人が歩いても全くびくともしませんでした。

本来は屋上全体の汚れやゴミも掃除してあげたかったのですが、この氷が邪魔をして掃除は断念。

氷が解けた春～秋にかけて改めて屋上清掃する旨をアドバイスしておきました。

便利屋札幌 七道へお任せください！

屋上というのは目に届かない場所故に全く手が行き届かない場所でもあります。

しかしメンテンナンスの必要がない場所ではありません。定期的に点検と清掃が必要な場所です。

放置すればとんでもない大トラブルになってしまう可能性があります。これから冬に向けて雪や雨、みぞれ、雪解け水や凍結など、屋根の排水口に大きな負担がかかる時期でもあります。

ほんの少しのゴミで大きな損害を被ってしまう前に、未然にトラブルを防ぐためにも定期的な点検と清掃を行うことをお勧めします。

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