路面の雪もほとんど無くなり、すっかり春の陽気となりましたが、屋根の上の雪はまだ若干残っています。
この雪解けでが原因で雨漏りをすることがあります。それは無落雪屋根のスノーダクトにある排水口がゴミや落ち葉で塞がって詰まってしまっている事があるためです。
冬は気温が低く凍結していたために詰まりに気が付きませんが、雪解けシーズンに雨漏りを起こす事例は毎年たくさんあります。
雪が残る時期の屋根掃除
今回の住宅も過去に春先の雪解けで排水口の詰まりによって行き場を失った水が室内に侵入するトラブルに見舞われました。
今回は過去の教訓を活かし屋根の排水口掃除を実施することに。（できれば雪が降る前に掃除したほうがいいのですがね）
この時期はまだ雪が残っているためスノーダクトの姿は見えません。
秋に行うダクト掃除とは違い除雪作業から開始となりますので、その分若干の割増料金となります。
雪をかき分けてからの作業
普段行う雪下ろし作業とは違いあくまでスノーダクト周りの雪をかくだけ。
たくさんの時間は必要ありません。とはいえ早く清掃を済ませないと割った雪が傾斜に沿って滑ってきてしまい、せっかくできた隙間が埋まってしまいますので急ぎの作業となります。
作業は急ぎますが、凍結時期の作業に比べたらやりやすいものです。
落ち葉に埋まったドレン
排水口はお客様の言う通り落ち葉で埋まりかけていました。
このまま放置すれば完全に詰まり、再び同じトラブルを起こすところでした。
この住宅の近くには林があるためその樹木の落ち葉が秋口にたくさん降り注ぐためこのような状況が毎年起こるのだと思われます。
年に１度の清掃は欠かせませんね。
水洗いはできません
このように雪がまだまだある場合には水洗い作業を行うことはできません。
完全な清掃をお求めの場合は暖かい時期にご依頼ください。
ただ、水洗いをしなくても９９%のゴミは除去できていますので、この時期にも清掃作業自体は可能です。
二階のバルコニーの排水口掃除
今回は予定ではなかったバルコニーにある排水口も掃除することに。
こちらも同様たくさんの落ち葉で詰まりかけていました。
落ち葉を回収するついでにどうしても雪や氷も掴んでしまうためゴミ袋の中は水分タプタプのヘドロとなりました。
昔に車の中でゴミ袋が破けてトランクが汚い水浸しになり大変なことになったことがあるのはいい思い出です。
ミスをした時は何事も失敗と経験を積んで成長するもの、と前向きに考えています。
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