カーポートにできた雀の巣を撤去!巣立ち後も飛来してくる悩み

北海道は他県と比べて気温が低くなる時期は早いため、雀の繁殖時期の終わりも8月末あたり。

雀の巣の撤去の依頼もこの時期からは雛鳥は巣立ち後であり、空っぽの巣の撤去が中心となります。

巣立った後は雀が来なくなり、やっと静かな生活が送れる・・・かと思いきや、そうでもない事例があります。

カーポートでたむろしている雀たち

カーポートでたむろしている雀たち

それは巣立った後に巣の場所周辺を安全な場所だと認識している雛鳥や親鳥が羽休め(遊びに)に何度も飛来してくること。

特にこの現象がよく見られるのが“カーポート”です。

カーポートは雨風にも当たりませんし、カラスなどの外敵にも狙われずらいため雀にとっては安心していい場所と認識されています。

すでに10月も終わろうとしているこの時期でもまだ巣立った場所から離れていきません。日中に複数で飛来してきては糞を落としていきます。鳴き声も静かとは言い難いです。

この雀の居座りに並んでいるこ家庭は意外とたくさんあるのです。

そうなってしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?

巣の撤去と網の設置と忌避剤で対応する

まず行なうことは巣の撤去をすること。再び同じ場所に巣を作る(増築する)可能性が高い雀は巣立ちのタイミングで巣を撤去してしまいましょう。

カーポートというのは種類によりますが、画像のような横柱部分は中が空洞になっており、その端っこに空いている穴を利用して巣を作られてしまうことがあります。

この中に作られてしまった巣をまずは撤去。しかし、カーポートの隙間というのはすごく小さく入り組んだ場所にあるため撤去することができない場合もあります。

巣を撤去するために鉄骨に穴を開けるわけにもいかないので、この場合は撤去を諦めることもあります。

画像は一例ですが網を取り付けて物理的に入れなくする方法が最も巣を作られない方法です。

カーポートの構造はそれぞれなのでこのやりかたでも不十分なこともあります。

中にはこの網を外そうとする個体もいたり、ほんの僅かな隙間を作って無理やり巣を作ろうとすることもあります。

発泡ウレタンを使用して穴埋めする人もいますが、ウレタンだと壊されることがあるためお勧めしません。

忌避剤の塗布で雀を寄せ付けない!

巣を撤去しても、巣が作られないように網を張っても、雀たちはお構いなしに羽休めに飛来してきます。

雀たちが再びやって来ないようにするには最も効果的なのは忌避剤を使用すること。

忌避剤のニオイや粘りを雀は嫌がり、ここが安全な場所ではなくなったと認識した雀は飛来してこなくなります。

特に忌避剤に触れてしまった雀には効果抜群です。

今回使用した忌避剤の効果は1年間有効。1年後に忌避剤の効果がなくなっても雀はここが安心していられる場所ではなくなったことを覚えているので、二度と来なくなります。

忌避剤は高価なものなので使用量に応じて費用が増額します。忌避剤の有無は作業前に依頼主様と相談した上で対応致します。

スズメの巣の撤去サービスなら便利屋七道にお任せください

スズメの被害はいつでも誰でも起こりうる可能性があります。そして一度作られてしまえば来年も再来年も巣を作られてしまうことが多く、対策しなければずっと悩み続けてしまいます。

鳥の糞は不衛生であり人体に悪影響を与えます。換気扇に作られれば換気としての性能を失いますし、カーポートに作られたら糞処理対応が大変です。

スズメの巣は巣立った後は放置せず必ず撤去し、再び巣が作られないように対策を行いましょう。

スズメ駆除関連のブログはこちらを御覧ください→(便利屋七道:スズメ駆除ブログ

スズメの巣の撤去の費用についてはこちらを御覧ください→(雀の巣撤去費用は??


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