便利屋七道です
年末年始は実家に帰省したり、蕎麦を打ったり、初詣へ行ったりと毎年恒例行事を行いました
実家では久しぶりにゴロゴロしたり、
蕎麦打ちはソバ粉100パーセントにチャレンジし、ボロボロの麺になり、
初詣のおみくじは去年に引き続き“小吉”というイマイチな正月を過ごしました
去年は自分が想像していた以上に忙しい年となりましたが、今年はそれ以上の目標を掲げて邁進していきたいと思います
鈍った体に鞭打って本日から営業再開いたします
本日は札幌市北区あいの里にて“雪庇落とし(除去)”のご依頼を承りました
雪庇落としや蜂駆除、洗濯機の取り付けなどは基本的に緊急性が高かったり、お急ぎのお客様が多いため、可能な限り即日対応いたします
何かと素早く対応をしてくれる業者だと安心なものです
本当は本日まで正月休みをいただいていたのですが、お電話いただいた1時間後には到着いたしました
長く休むと不思議と「仕事がしたいなぁ」と思ってしまうのは僕が仕事人間だからかもしれませんね
雪庇落としは即日対応が望ましいご依頼です
本日は無落雪タイプの戸建て住宅にできた雪庇除去のご依頼です
ここ2~3日の雪降りのせいで多く積雪したため雪庇が出来上がったと思われます
同じ札幌でも北区や西区は雪の量が多く、ここあいの里も市内の中では豪雪地域で有名です
今は小さな雪庇ですが、あっという間に大きな雪庇になることは間違いありません
小さくて、柔らかい雪のうちにマメに雪庇を崩してあげることでトラブルを回避することができます
下から覗いたらこんな感じです
一見小さいですが、あの雪の塊が頭に落ちてきたら下手したら首の骨が折れてしまいます
雪というのは意外と重たいものなので、安易に雪庇の下を歩いてはいけません
ちなみにこの高さだと市販されている雪庇落とし道具は大体届きません
塀の上に上がれば届くかもしれませんが、それも危険なのでやはり屋根の上に登って除去することが望ましいです
雪庇を落とした先は塀があり、すぐ隣はお隣さんの敷地です
雪庇が大きくなって隣家への落雪が心配でご依頼されました
雪庇が大きくなってお隣の敷地に入ってしまっては迷惑になってしまいますし、落雪が原因で怪我をしたり、何かを破損してしまったら大事件です
雪庇落としはただ単純に屋根の縁をスコップで刺して雪をドスンと落としておしまいではありません
隣家へ雪を落とさないように、破損等がないように作業することが最低条件となります
※隣家への声かけは不要とのことで、今回はお知らせはいたしませんでした
雪庇落としは危険と隣り合わせ
無落雪タイプの住宅はほとんどの場合、裏に梯子が設置されています
しかし、地面から設置されているわけではないので、登るには脚立が必要になります
屋根の上に持っていく必要がある道具はロープ以外ではスコップだけとなります
ロープに結んで引っ張り上げるか、背中に差し込んで登ります
間違っても片手にスコップを持って登るような真似はしてはいけません
冬のハシゴは雪も付着してとても滑りやすいので、両手は何も持っていない状態で登りましょう
屋根の上は当然雪で埋め尽くされています
真ん中、または端っこにスノーダクトがあり、ダクト周辺は雪が深いので足をとられます
本日の屋根上の積雪は40センチほどの雪でしたので、転ばないように気を付けなければなりません
上記の画像が雪庇のある個所です
一見どこからが雪庇で、どこからが屋根の上なのかがわかりません
雪庇の大きさや位置は下から覗いた時に把握しておき、屋根の上で目測を誤って落下しないように気を付けなければなりません
離れた場所からスコップを伸ばして雪を落とし、屋根の板金部分を露出させて、どこまで足を踏み歩いていいのかを確認します
上記画像の青い部分は雪庇部分なので、ここに足を踏み込んでは落下して死んでしまいます
黒い線から手前部分は屋根の上なので、ここが境目部分となります
しかし、自ら雪庇落としを行うこと自体があまりお勧めしないのですが、もし自身で作業する場合はこの点を最も注意してください
こちらは雪庇の断面図です
屋根の縁部分にスコップを差し込めば雪庇は一気に落ちていき、すぐに作業が終了します
しかし、雪庇落としはそんな単純なものではありません
重要なのは、“雪庇を一気に落とさないこと”です
雪庇の下には外構、外壁、換気口、窓ガラス、ガスタンク、灯油タンク、植物、物置。隣家の敷地などがあり、一気に落としてしまえば破損やご近所トラブルとなります
また、雪庇が一気に落ちたときはまるで地震でも起きたかのような「ドスンッ!!」という衝撃・振動が起きます
ご近所さんにご迷惑にならないように静かに作業するのが望ましいので、雪庇はあえて細かく、ゆっくり、静かに作業することがより良いサービスです
逆に言えば、故意に一気に雪庇を落とす業者は全く技術のない下手な作業と言えます
雪庇はその性質上、スコップの突く箇所、角度、力加減、順番を間違えると一気に落ちてしまう難しい作業なのです
↓
作業前と作業後の画像です
見てわかるように、雪庇をただカットしただけじゃなく、縁から1メートルくらいの雪も除去し、今後少しでも雪庇ができづらくしておきます
今後大雪が降ればまた雪庇はできてしまいますが、少しでもその可能性を低くしてあげたほうが親切な仕上がりです
作業は30分程度で完了しました
覗けば雪庇がなくなったのはわかりますが、屋根の上はお客様は登ることができないので、縁部分まで除雪下のかがわかりませんので、作業前と後の画像を写真で撮りお客様に見てもらいます
本当に作業をしたのかがわからないと不安ですが、弊社では写真を撮って作業工程をお見せしますのでご安心ください
除雪・雪庇落としの費用はこちら
・『除雪』1名1時間3000円+出張費
・『雪下ろし』1名1時間4000~5000円(屋根の勾配や状況により)+出張費
・『雪庇落とし』一か所8000~12000円(大規模な状況の場合は変動あり)+出張費
※除雪と屋根の雪下ろし作業は時間制となりますので積雪量や作業箇所・排雪場所によって料金が変動いたします
お問い合わせ時に詳しく状況を教えていただくようご協力下さい
より良いサービスをするために
弊社ではお電話・メールにてお問合せいただき、作業の打合せをいたします。行き違いがないように作業当日の訪問前に一度お電話をしてから出張させていただきます。
屋根の雪下ろしなどは雪を落とす際にドスン!と大きな音もなるため、隣人のお宅に作業をする旨ご挨拶をいたします
屋根の上はお客様は上がることができないため、本当に作業が行われたかはわかりません。お客様の不安にならないように作業前と作業後のお写真をお見せいたします
もし当日キャンセルの場合でもキャンセル料をとるようなことは致しませんので、もしご都合がつかなかった場合や、別の人に作業してもらった場合などはご相談ください
作業は夜間や早朝にも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください