ペットの多頭飼育崩壊の片付け

片付けの仕事をしている中でペットによる部屋が荒れ放題の現場があります。その主な動物は犬か猫なのです。

未婚世代が増え続ける一方でペットたちを飼う家庭は近年伸び続けています。が、ペットに関するトラブルも増加傾向にあります。その中の問題のひとつが、ペットの異臭・ゴミ問題です。もちろんペットを飼うのはかまわないし、僕自身も猫を飼っていて、可愛いものです。しかしペットの世話というのは想像しているよりずっと大変なものです。少しほおっておけば、少しさぼってしまえば、対策を怠ればたちまちゴミだらけになってしまい、異臭が漂い、近隣住民にとても迷惑をかけてしまいます。今回はペットに関する問題を取り上げたいと思います

犬を飼っている家庭のゴミ問題

最近は環境の問題で犬を外ではなく室内で排便・排尿させる家庭が増えました。(外で慣れてしまうと犬が我慢してしまう場合も)小型犬ならばそもそも完全室内飼いの家庭もいるはず。特に北海道のような冬に氷点下になるような寒い地域では犬の体を気遣い散歩に出かけないこともあります。

さて、室内飼いの犬たちは家の中で排便・排尿をペットシートの上で済ませるわけですが、一度使い切りであるペットシートはマメに交換しなければなりません。汚くなったシートには排便をしたがらない犬は、飼い主がほおっておいてしまえば家中が糞尿まみれになってしまいます。また、犬はソファーやテーブルの脚、布切れなどを噛んで遊んだりもするので、部屋は汚れがちになります。毛だってブラッシングをしなければ家中毛だらけになりますので、週に1回の掃除機掛けでは足りないと思います

猫を飼っている家庭のゴミ問題

最近は犬の飼っている家庭よりも猫のほうが増えたというニュースがありました。散歩を必要としない猫は一人暮らしの世代にはとても人気です。しかし、猫も犬同様、お世話を怠れば部屋は荒れ放題。壁は爪とぎではがされ、家中毛だらけになります。猫ちゃんの場合に気を付けなければならないのは近年問題となっている多頭飼育崩壊です。猫は去勢・赴任手術しなければ繁殖してしまい、時に過剰に増えたことで飼育不能になってしまうことがあるのです。こうなってしまうと家の中はゴミだらけになり、異臭をはなち、家財道具はみんなゴミのようにボロボロになります

便利屋が見た猫の多頭飼育崩壊

とあるマンションの一室で、ゴミの片付けということで受けた案件が多頭飼育崩壊をおこしていました。マンションの一室に猫が20匹程がいて、飼い主は一人暮らし。毎日仕事をし、よく家を空けていた依頼主は猫ちゃんの世話をあまりせず、最初は2匹だけだった猫は繁殖し、あっという間に20匹に増えてしまったとのこと。猫トイレは排便で山盛りになっており、とても使える状態にはなっていませんでした。排尿もする場所がなかったようで、壁や床中が猫の強烈な尿の匂いで目から涙が止まりませんでした。なんとか食事は与えていたようですが、かなりの劣悪な環境。そのせいで管理会社からクレームがあり片付けすることになったとのこと。匂いの染みついたゴミや糞尿だらけのゴミは近隣にも迷惑がかかるため、片付けにはかなりの費用と労力を必要としましたが、ぶじ3日間かけて部屋の不用品を片付けることができました。今後は猫ちゃんたちをしっかりと管理します、とのことでしたが、大丈夫だったのでしょうか・・・

多頭飼育崩壊を防げ!責任をもって 可愛いだけじゃ飼う資格はない!

ペットを過剰に繁殖させ飼育の管理ができなくなる「多頭飼育崩壊」が問題となっています。不妊・去勢手術をすれば防げるのですが、費用の問題や知識の浅さ、“可哀想”という理由で手術をしないという家庭もあります。管理ができずに劣悪な環境下で飼育しているのは、厳しい言い方ですがもはや虐待に近いものがあります。

しかし、もともとはペットが大好きな人。しっかりと知識をもち、管理することが大切です。

保護猫と里親探しのカフェ

先日、札幌市中央区で多頭飼育問題と戦うツキネコカフェさんに行ってきました。こちらのカフェは飼育困難などの理由で引き取られた保護猫たちが集うカフェとなっており、食後に猫ちゃん達と触れ合うことができる札幌でも珍しい事業をしているところです。捨て猫や飼育放棄など行き場のなくなった猫たちは、ここで地域住民に猫と触れ合う場所を提供すると同時に里親探しの活動を行っている素晴らしいところです。僕も以前こちらでボランティア活動に参加したことがあります。

僕も片付けを商いとし、猫が大好きな身です。多頭飼育崩壊問題は他人事ではなく、ツキネコさんのように問題と向き合って活動をしていることはとても尊敬します。今後とも僕もこの問題に正面から戦っていきたいと思います!

 

 

 

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