七道の松本です。本日は札幌市北区にて“屋根の雪下ろし”のご依頼を承りました。
もう2月なので、時期的に「もう放っておいても雪はとけていくかな??」と油断をしてしまうとても危険な時期です!
確かに一昔前は暦の上では春になりますし、二月ならばもうたいして雪が降らないだろうという考えもわかります。しかし、近年は少しずつ季節がずれてきていて、今では5月になっても雪が降ってもおかしくありません。流石に屋根雪下ろしが必要なほど雪が降ることは滅多にないと思いますが…しかし、近年の異常気象は酷いもので、今シーズンは東京も含めた内地も各地で大寒波による大雪が降り、街の交通機能がマヒしました。
もはや異常気象とは珍しいことではなくなったように感じます。油断というのはいつでもしてはいけませんね。
二月に入った札幌もまだまだ大雪が降る可能性の方が高いと思われます。気温も氷点下が続いていますし、「多分大丈夫だろう」ではなく、「降るかもしれない…」と考えましょう(車の運転の「かもしれない運転」みたいなものですね)
少しわかりづらいですが、ここは1階の屋根の上です。今回のお家は隣の敷地内に自宅の傾斜屋根雪が一気にドサッと落ちてしまうのを予防するために、今のうちに雪を人力で静かに落としてほしいということでした。屋根の雪は自然に任せて落とすと天候次第で滑り台のように勢いついて落下します。そうなると隣家の外壁に大穴を開けたり、金属の物置を大きく凹ませたり、木造の物置ならぺしゃんこにするほどの破壊力になります。そうなる前に静かに落として上げることで、近隣への不安や迷惑を防ぐ事ができます。隣人さんとは仲良くして行きたいですよね
屋根に小さな雪庇ができていますね。これをほおっておいてこの下を通り除雪するのは落雪の危険があるので先に除去しておきます。
この屋根雪は通常とは異なり、二階部分の屋根が一階部分の屋根に落ちてきて積もっているので、屋根雪の割に凄く硬いです。普段ならば屋根の雪であろうとママさんダンプを駆使して下ろしていくところですが、プラスチック製のスコップやアルミ製のスコップでも全く歯が立ちません。最も硬いスチールのスコップで全力で差しこんで崩していきます。
いつものように動画を撮っています。足元を滑らせないように、そして腰を痛めないように正座の状態で雪はねを行うのが僕流です。(見た目は悪いですがとても作業しやすい)あまり見やすい角度で録画するのは難しいものですね。三脚でも用意したほうがよさそうかもしれません
作業後の画像がこちらです。量は大したことなかったのですが、あまりに硬かったためこれだけの量でも30分ほどの時間がかかりました。傾斜屋根のため足元を滑らせないように安全を考慮して薄く雪を残しています。画像はありませんが、下に落とした雪は敷地内に落ちてはいるのですが、依頼主様のご要望で自宅前までママさんダンプにて運んでいます。屋根雪の除雪と通常除雪は費用が違うため、時間をちゃんと計算して費用を算出します。
よく「屋根雪が落ちるのが嫌なら雪止めをつけたらいいんじゃない??」と思う人がいますが、雪止めもメリットデメリットがあるのです。
こちらの雪は屋根の赤い塗料がくっついています。チョーキングが起きているようですね。これはもう屋根の塗り替え時期のようです。雪であまり見えませんが、サビがでていたりしているかもしれません。便利屋七道では屋根の塗り替え工事も得意としているので、家主様には「そろそろ塗り替え時ですよー^_^」とアドバイスしておきました
便利屋七道では除雪だけでなく屋根の雪下ろしを得意としています。ときに他の除雪業者が断るような難易度の高い危険な屋根の上の除雪もたくさんこなしてまいりました。実績と自信があります!屋根の雪下ろしは大変危険な作業のため、なかなかご自身の手で行うことはできません。ここは除雪のプロにお任せください!お問い合わせは下記からお願いします!
※排雪作業や重機による除雪作業は行っていませんのでご了承ください