ペチカ掃除のご依頼 ペチカの構造

便利屋七道です

本日は札幌市東区にて【ペチカ・煙突掃除】のご依頼を承りました

そもそもペチカというものは最近は新規で設置する戸建ては少なく、若い人はペチカのことを知らない(聞いたことがない)という人がたくさんいます

ペチカは簡単に言うとレンガとモルタルで作った蓄熱暖房設備です

ストーブの排気の熱を利用して室内を暖めるという冬の北海道では大活躍します

その反面、メンテナンスが欠かせない設備でもあります

このペチカの構造はシステム自体はシンプルなわけですが、中の構造は複雑な形をしていて

一般のご家庭で自ら掃除することは構造上とても難しいです


ペチカ掃除が難しいのは以下の理由があります

❶内部の形が蛇行している

掃除するうえで厄介なのがウネウネとした形にあります。ススは壁にべっとりとついていますが、これを除去するにはかなり苦労すると思います。ペチカ内部は最長2m前後の横穴があるため、弾力制と伸縮性(または連結)を持った長物で掃除する必要があります

❷掃除機が使えない

よく家庭用掃除機を突っ込んでススを掃除する人がいますが、ススは細かなパウダー状の塵であり、それがフィルターを詰まらせます

あっという間に故障し紙パックを交換してもスス臭さが取れなくなると思います

❸中の構造がよくわからない

意外なことに、自分の家のペチカの使い方を知らない家庭が多くいらっしゃいます。ペチカ内部がどのような構造になっているかがわからないため、掃除を断念してしまう人がたくさんいます


ペチカの中はこうなっています 構造その①

今回訪問したペチカはこのような構造になっていました

ペチカはお家によって微妙に形が違うため一概には言えませんが、概ねこのようにウネウネした形をすることで排熱をレンガで蓄熱し、室内へゆっくりと放出させます

煙突ストーブの排気は赤い矢印の方向へ進んでいき、集合煙突へ排出されます

 

このペチカはダンパーと呼ばれる空気の調節蓋がありませんでした

多くの場合、ダンパーが1~2か所はありますが、たまにこのように

ダンパーを開け閉めすることでペチカ内部の熱を閉じ込めたり、排熱を直接集合煙突に誘導したりすることができます

 

ペチカの構造 その②

こちらは先日清掃を行ったペチカです

こちらは先ほどの物とは違い、点検口①と集合煙突の間に1つダンパーが設けられています

このダンパーを閉じれば排気が煙突に逃げていかなくなります

この時期は夜はストーブの電源を切ったりする日も多くあります

電源を切りストーブの排気ファンが完全に止まったら、ダンパーを閉めてあげれば蓄熱された熱が集合煙突から逃げていくことを防ぐことができ、ペチカは長く暖まり続けます

 

もう一つ特徴なのが4つの点検口が縦ではなく横についていること

これにより清掃方法は格段に難しくなり、掃除機の棒を突っ込んで掃除することができません

点検口①~②間、②~③間、③~④間はコの字に曲がっているため、そこのススを除去するのは簡単ではありません

 

このようにペチカは各ご家庭によって形や構造が異なり、それによって掃除方法も変わります

それによって作業時間が1時間~2時間など差が出ます

 

ペチカの構造 その③

 

このペチカは上記の2つとは違い、L字型に折れ曲がっています

折れ曲がっていると掃除方法はさらに難しくなります

下記画像の②~③間、④~煙突間は覗くこともできず、経験による感覚で掃除する必要があります

煙突ストーブの排気はまずは①から順に赤矢印の方向に進んでいき、最終的には集合煙突へ行き外へ排出されます

点検口①の上にはダンパーがあり、これの開け閉めによってペチカを通すか、直接集合煙突に通過させるかを決めることができます

ペチカの正しい使い方

最初はダンパーを開いた状態でストーブのスイッチを入れます

ストーブが動き出し、徐々に暖かい排熱が①からダンパーを通って④を通過し、集合煙突へ流動します

ここで暖められた煙突は下から上へ上昇気流が発生し、勢いよく外へ排出されます

気流が作られたらダンパーを閉じ(閉じ気味)、ペチカ側に排熱が通るように誘導します

気流が発生した煙突に引き寄せられ、①から②へ、③、④と順番に滞るこのなく排出されます

 

ダンパーが2つある場合はおそらく④と集合煙突の間にもう一つ設けられます

ストーブのスイッチを切り排気ファンが止まったあと、そのダンパーを閉じればペチカが長く温め続けられます

(2018年10月28日追記)


ススの掃除は4つの点検口から行います

点検口は大きさが拳くらいのサイズなので、掃除するにはかなり細いものを使わなければなりません

 

今回のお家はペチカ点検口の目の前が柱壁があるため、ジョイント式・伸縮式の長い棒等では掃除ができませんでした

こういった場合のペチカ専用の道具というのは販売しておらず、自作・たまは他の用途で使い物などをうまく利用したりして掃除します

 

今回のペチカの最難関は一番下の蓋が固着・摘み金具部分の破損により、開口することが不可でした

その場合掃除するのは難問でしたが、なんとか掃除することができました


ペチカの蓋の固着に注意!

ペチカの蓋は最後までギュッっと閉めてしまうと素手では開かなくなります

さらにその状態でペチカを数年使用し続けると蓋が固着し、工具を使っても開かなくなります

開けるための方法はいくつかあるのですが、固着が酷く何をしても全く開かなくなってしまうケースがあります

この場合は掃除することが不可であり、どうしようもできなくなります

(点検口をモルタルから引きはがす方法もありますが・・・)

 

大事なことは蓋が固着してしまわないように、ほんのわずかに開けることです

キッチリ閉めた後に0.5~1センチほど左に回して完全に閉じた状態を防ぐことで、次回開ける際に難なく開けることができます

あくまでほんの少し開けるにとどめることで排気が点検口から漏れてくることはありません


清掃前と後の画像です

内部の壁にはススがヒダとなってたくさんこべりついています

これらが通気の邪魔をし、ストーブの故障に繋がります

奥行きは2m以上あり、奥のほうの汚れを取るのは一苦労します

ペチカには集合煙突がほぼ必ずついています

今回はブラシとロープによる研磨清掃で円筒内を清掃しました

(※雨の日は屋根作業ができないので、作業を中止する場合があります)

集合煙突の最下部の点検口からススも除去します

ここから(下から)掃除することも可能で、現場で調査したのち有効な作業方法を選んで清掃します

とくに屋根が三角屋根の場合は安全面から考えて下から清掃することが多いです

 

時々あるのが、この集合煙突側の点検口が無い場合があるのです

その場合は非常に困り、煙突内部の下に溜まってしまったススは掃除する方法はありません

円筒は下にススが溜まるように空間を設けているので、よほどのことがない限りは問題はないのかもしれませんが、

煙突はメンテナンスが必要な設備です

どうして点検口を設けなかったのか不思議に思います

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煙突掃除のタイミングは1年に1回のお宅もあれば、3年に1回、1か月に1回など様々です

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