札幌市内も積雪がゼロになり、すっかり春の陽気となりましたね。
冬があけるこの時期くらいになると徐々に煙突の煤払い関連の依頼が増えてきます。
冬季間に頑張ってもらった煙突やペチカを来シーズンに備えて早めに掃除したいと思うのでしょう。
シーズン直前である秋(9~11月)は繁忙期のため希望日に予約が取れない場合が多いのでお早めのご連絡をお願いします。
ペチカと煙突の煤掃除のご依頼
今回は札幌市手稲区にて【ペチカと煙突の煤払い】作業を行いました。
築30年以上のこの家では長年ペチカを愛用しており、この度初めて煙突掃除を行うとのこと。
「煙突掃除は何年くらいで掃除したほうがいいのですか?」と質問されることが多いのですが、ペチカに関してはお家によってまちまち。
通常は石油ストーブを使用していれば煤が発生することは殆どないため(不完全燃焼を除く)煙突掃除は滅多に行うことはありませんが、ペチカがある場合には煤が溜まってしまうことがありますので、年に1度の点検を行い煤の付き具合を確認することをおすすめします。
集合煙突の先端が激しく劣化している
煙突の最下部にある火口(灰取り扉)から内部を覗いてみたところ、その時点で「おや?」と思うことがありました。
屋上に上がり煙突を確認してみると自体がわかりました。
煙突の先端のモルタル部分が激しく劣化してほとんど原型をとどめていません。えらいこっちゃです。
かろうじて天板ブロックが残っていますが、これでは雨水が煙突内部に入り込んでしまう状態でした。
30年以上使用し続けた煙突は風雨にさらされてここまで壊れてしまったのですね。
通常はここまでひどくなる前に板金巻きをして補強したり、塗替え工事の際に補修してもらったりするものなのです。
何もメンテナンスがされなかったばかりにこんな状況に。煙突が可哀想です。
消えた破片はどこに消えたのか。
それは少しずつ崩れて一部は煙突内部へ、一部は細かくなり風で飛ばされ、一部は屋根の排水溝のドレン部分に引っかかっていました。
お客様に状況をお伝えしたところ、「そういえば煙突の中から何かが落ちてきたような音が聞こえたことがある」という証言があり身に覚えがある用でした。
今回は煤掃除だけじゃなく【排水溝に溜まった砂利や土埃の掃除】と【煙突の修理】も追加で作業することにしました。
H笠(ハゼ折り)煙突で代替え修理
ブロックは片手で持てるくらいにやせ細り簡単に取り外すことが出来ました。
今回は通常では滅多に使うことのない150mmという大きなサイズの煙突を使用。その見た目からH笠という名前の煙突を取り付けました。
これにより雨が煙突の中に侵入することを防ぐことが出来ます。
モルタルにしっかりと固定しているため風で飛ばされることもありません。
むき出しモルタル部分をどうするか
劣化の著しいむき出しのモルタル部分。このままではまた少しずつ劣化してしまうのでは?と設置後に不安になりました。
気になる。せっかく煙突を直したのだからこの部分もなんとかしてあげたい。
というわけでこの部分はサービスで補修することにしました。
手持ちの道具でなんとかできそうなアイテムがこの便利アイテムの“リークシールスプレー”
スプレー式となっており、吹きかけることでゴム状の膜を形成し気になる水漏れを防ぐことが出来ます。
いろんな箇所に使用することが出来、今回のような場所にも使用することが出来ます。
何度か吹きかけるので乾き時間のために時間はかかりますが、今回は劣化の抑制や雨水の侵入の防止で使用しました。
塗布した状態がこちら。塗膜がしっかりと下地をガードしてくれています。
(想像以上に周りに散布するので、かなり広めに養生する必要がありました)
色が何種類かあるのですが、白じゃないほうが良かったかな?とも思いましたが、まぁ下からでは全く見えない部分でもありますし、そもそもサービスでやったことなのでご愛嬌ってことで。むしろお客様には喜んでいただけました。
以前の煙突修理のブログはこちら→【便利屋七道:煙突修理ブログ】
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