ストーブの不完全燃焼の原因は煙突にあった!煙突掃除の便利屋七道

ストーブを使っていて恐いのは「火事」「一酸化炭素中毒」です。

火事が起きてしまった原因は近くの衣服に燃え移ってしまったことなどが主な原因です。

燃えてトラブルが起きているのが見てわかる火事に比べて、トラブルが起きていることに気が付きにくいのは「一酸化炭素中毒」です。

何らかの原因でストーブが不完全燃焼を起こし、それによって少しずつ発生する一酸化炭素は無味無臭で匂いでは判断ができません。

一酸化炭素濃度が上がり続けると「頭痛」「吐き気」「めまい」「不快感」を起こし、重篤化すると意識障害を起こし最悪の場合死に至ります。

ストーブが不完全燃焼を起こしてしまった原因は様々です。

ストーブ側が原因の場合もたくさんありますが、意外なことにストーブ側ではなく煙突側に原因がある場合があるのです。

不完全燃焼を起こし黒煙が出て煤だらけに・・・

不完全燃焼を起こしたストーブと同機種の物

不完全燃焼を起こしたストーブと同機種の物

「ストーブが完全燃焼を起こした」「煙突を抑える蓋が爆発して吹っ飛んだ」と緊急SOSのご連絡を頂き、その日の夜に出張いたしました。

爆発したとは穏やかではありません。まずは原因を探り調査するところから始まりました。

画像はイメージです

画像はイメージです

設置していたのは石油(灯油)ストーブで、ペチカに差し込んで使用していました。

ストーブは分解整備に出したばかりで、問題は無いはずとのこと。

使用しているうちに火の勢いが無くなり「これは不完全燃焼では??」と異常を感じた依頼主様はストーブの使用を停止。

その日の夜に集合煙突に刺さった化粧蓋が急に外れて(吹っ飛んで)びっくりしたらしいのです。

果たしてストーブはなぜ不完全燃焼を起こしたのでしょうか?

集合煙突が大変なことになっている

煙突側に原因があるとは予想していましたが、念の為ペチカの内部も確認しておくことに。

覗いてみると真新しい煤がそれなりに付着しており、煤掃除したほうが良いレベルでした。

これはストーブが燃焼不良を起こしたときに黒煙が発生し、そのときに急激に付いた煤だとわかりました。

のちのちこのペチカの煤は掃除するとして、暗い中、屋根の上に登り煙突を点検してみることに。

煙突トップをみて「うわ、これだ・・・」とすぐに原因がわかりました

煙突の上に蓋が乗っかっている!?

煙突の上に蓋が乗っかっている!?

煙突のトップ部分のセメント部分の屋根が崩れて煙突の穴に蓋をするように覆いかぶさっています。

煙突のセメント部分が壊れてヒビが入ったり倒れたりすることは珍しくありませんが、先端が崩れてそれがうまいこと煙突の穴の上に乗っかってしまうなんて珍しいケースたと思います。

これではストーブから出た排煙が外へ排出することができなく、不完全燃焼を起こしてしまうのも仕方がありません。

本来の煙突イメージ

本来の煙突イメージ

本来の煙突の形は上記画像のような感じであったと思います。

劣化で崩れてしまうことはあっても、それが煙突を塞いでしまうようにうまく乗っかるとは・・・

とりあえず燃焼不良の原因を取り除く

手で簡単に退かせられた

手で簡単に退かせられた

蓋となっている障害物をどかしてしまえばとりあえず燃焼不良はもう起きないはずです。

しっかり崩れていたので簡単に除去することができました。

落ちてきたら大変な重量です

落ちてきたら大変な重量です

細い鉄筋を支えにして作られているのですね。
煙突掃除はたくさんしましたが、製造工程などはよく知りませんでした。

屋根の上に細かなモルタルの破片もたくさん砂利のように落ちていたので、急に壊れたのではなく少しずつ朽ちて壊れていったのでしょう。

屋根の上のことなのでなかなか気がつくことはできないことなので、目につかないため予防や予見は難しいかもしれません。

どう処置したものか・・・

どう処置したものか・・・

さて、異物を避けて終了ではありません。

この状態でもストーブの燃焼に支障はありませんが、このままでは雨や雪が降ったときに煙突内部に入ってしまい雨漏りなどの原因となり家を大幅に劣化させてしまいます。

煙突掃除が専門の僕にとってこの修理は専門外なので、本来はリフォーム屋さんや工務店に連絡して修理をしてもらうことが望ましいのですが、今時期は冬に備えて駆け込みで繁忙期です。

今依頼してもいつ来てもらえることやら・・・

明日には雨、または雪が降る予報となっていたためのんびりリフォームを待っていられません。

早急に雨水が侵入しないように何らかの処置をしてあげないといけませんでした。

ストーブが使えて、かつ雨水が侵入しないように

雨風が侵入しないような補強を

雨風が侵入しないような補強を

一度買い出しに行ってどのように処置をしたらよいかを考えてこのような処置をしました。

150mmのH笠にストレート管と化粧メガネを連結させて、雨水が侵入しないように、かつ排煙がしっかり流れるようにしました。

さらに台風や吹雪などの強風で吹っ飛んでしまわないようにビス打ちした箇所に針金で固定し、びくともしないように括り付けました。

更に化粧メガネと集合煙突のつなぎ目はコーキング打ちをし、雨水の侵入をより防ぐようにしました。

そう簡単には壊れない簡易補強

そう簡単には壊れない簡易補強

夜間の作業でしたが、なんとか簡易的な修理はできたんじゃないかと思います。

一ヶ月や1年で壊れてしまうようなヤワな作りはしていませんが、できれは早めに本格的な修理をしたほうが良いと思うので、お客様にはそのようにアドバイスしておきました。

煙突の修理のあとはペチカに溜まってしまった煤を掃除しました。合計で3時間程度で終了。

遅いお時間でご迷惑をおかけしましたが、作業終了後にストーブを試運転し不完全燃焼を起こさず無事点火することが確認できたので、お客様も一安心のようでした。

この時期は寒いですし、ストーブを使えない生活は厳しいですもんね。

ご自宅の煙突は大丈夫ですか?

石油ストーブを集合煙突に差し込んで使用しているご家庭はたくさんあります。

20年30年使い続けた集合煙突はひび割れや発生します。

その小さなひび割れは雨水の侵入やすが漏れを起こしてより深刻に劣化し、今回のような補修不可能な壊れ具合となってしまい修繕費用も高く付いてしまいます。

もし住宅に屋根の上にあがれる外ハシゴが設置されているのであれば、一度点検されたほうが思わぬトラブルを防ぐことができます。

とはいえ屋根の上に行くのは危険な作業ですので、もし登るのに不安がある場合は便利屋七道へご依頼ください。

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