近年日本ではスズメの数が激減していると言われており、ピーク時の10分の1以下になっています。一説にはトラクター使用による稲刈りで餌が取れなくなったことが原因なんだとか。
数が少なくなったとはいえ、そんな中でも町中で逞しく繁殖し生存しているスズメたち。
繁殖期は2~9⽉と長く、(多くは3~6⽉)年に1~3回(1度で4~8個)と繁殖力の強い鳥です。
卵は約12⽇で ふ化し、約 14 ⽇と短い期間で巣⽴ちます。巣⽴った後は家族群で⽣活し、巣⽴ちヒナは約 10 ⽇間親の給餌を受けています。
ちなみにスズメは一夫多妻制で、春から秋にかけて夫婦とひな鳥と合わせてどんどん大所帯となっていきます。
遠目で見かけるぶんにはかわいいですが、自宅に巣を作られると厄介な害鳥となります。
スズメに人気の物件は換気口
本日は札幌市西区にて雀の巣の撤去作業を行いました。
春になったら巣作りや繁殖の時期となります。既にたくさんのお問い合わせを頂いております。
住宅設備で最もスズメが巣を作りやすい場所が換気口(換気フード)です。
多くの住宅はプラスチック製の換気口を設置しており、その換気口が破損し穴が空いていることで巣を作られてしまっていることが原因なのですが、ここ最近は別の事例が多く見受けられるので注意喚起も兼ねてご説明したいと思います。
新しい住宅の換気口にも巣作りされる?
今までは換気口にスズメが巣を作る場合は落雪による破損や、旧型の大型(キッチン用)換気口の荒い網目を掻い潜って巣を作られている状態が多く見受けられました。
つまり、新しい住宅の場合はあまり巣が作られていない傾向があったのです。(カーポートは別ですが)
しかし、ここ最近はそうでもありません。新しい住宅でも巣を作られていることがよくあったのですが、それが上記画像のタイプの換気口です。
下の部分から枝木がはみ出している事がわかると思います。
上から見下ろしてみると、人の指が入るくらいの大きな隙間があることがわかります。
このくらいのサイズはスズメにとっては外敵にも襲われず、行き来もしやすい大きさなのです。
下は細かい網目になっていまずが、上が開放されているため破損もなく上から難なく侵入されてしまうようです。
この形の換気口が大きさが大小2種類あり、大きいタイプのみが巣を作られています。小さいサイズも同じような隙間が上に空いているのですが、不思議と巣が作られているのを見たことがありません。
中にはたっぷりと巣が詰まっています
このタイプはビスを4箇所外すことで前蓋を取り外すことができる親切設計です。
外して見るとビックリ。かなり大量の巣が詰まっていることがわかりました。
しかも今回は隣の換気口も同じくらいの巣が詰まっていました。
今回この住宅には4箇所の巣が作られていましたが、全てが同じような状態で詰まっておりました。
完全に詰まっていたので当然ながら空気の通り道はなく、換気口としての役割は全く果たせていなかったはずです。
今回は全ての巣を撤去し、清掃、アルコール消毒を行いました。
網を取り付けることがポイント
撤去した後は再び巣が作られないように網の取り付け作業。
これを行わなければ撤去だけしても全く意味がありません。
スズメは同じ場所に再び巣を作る傾向があるので、こういった対処も合わせて行うことがトラブル回避のコツです。
便利屋七道ではこういった作業も同時に対応しておりますので、お困りの方はぜひお問い合わせください。
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