外壁・屋根の塗り替えリフォームのご依頼

七道です。今週は一週間かけて【外壁と屋根の塗り替え工事】をこなしてまいりました。今週の札幌は天気が微妙だったようですが、今回は現場が空知方面だったため何とか予定の納期までに終了させることができました。この仕事は天気や気温によって進み方がかなり変わるので毎日天気の顔色ばかり窺っております。

エンジンによる高圧洗浄後、(一日空けて乾燥させてから)窓や玄関を養生します。
塗装しない場所にはマスカーテープや養生テープ、マスキングテープなどを使い防いでおきます。
ちなみにこの季節くらいから暑い日が来ることもあるので、窓を養生でふさいでしまうと換気ができなくて、真夏ですと家の中がサウナ状態になってしまうことだってあります。そうならないように網戸にすることができるように工夫した養生が必要であり、それらもベテランならではの技と気遣いと言えます

まずはシーラー塗りです。
シーラーとは下地材のことで、塗料との密着をよくするための接着剤のような役目を果たすもので、これを塗らなければ上塗りがしっかりと密着してくれないため、数か月もすれば塗料がはがれてきてしまいます。
下塗りとは塗料の寿命を大きく左右するものなので、とても大切な作業なのです。見た目が透明なので一体どこまで塗ったのか、しっかりと塗れているのかが混乱することがありますので、足場のスパンや目地を目印にして進めると塗残しがなく施工できます。
乾くのに時間をあける必要があるため、乾くまでの時間で屋根のケレンやサビ止めを塗っておき、効率よく作業を進めます。
(※サビ止め等の写真は撮り忘れです)


中塗り施工です。
細かな部分や窓回りなどの細かな部分は先に刷毛で塗り、その後ローラー刷毛を転がして塗っていきます。
あらかじめシーラーを塗っているため、塗料は外壁に吸い込まれていくことがなく、スイスイと塗ることができます。が、壁は綺麗な平らではないので、しっかりと目でよく確認しながら塗っていかないと塗残しができてしまいます。
「塗り残しなんて、そんなの見ればわかる」と思いきや、塗ったばかりだと光沢が強く、塗り残しで白いのか光ってて白いのかの見分けが全くつきません。同じ作業の繰り返しなのですが、よく意識して作業しなければなりません。


上塗り施工です。
同じ色のためどこまで塗っているのかがわずかな光沢でしか判別できないため、シーラー塗りの時と同様よく確認し、目印を意識して作業しています。

業者によっては中塗りを上塗りを別の色にする方法をとるやり方が増えているようです。これは中塗りと上塗りを違う色にすることで2度塗らなきゃいけない施工を1度しか塗らないなどという手抜き工事を防ぐためと言われています。また、某新聞でも「手抜き工事を簡単に見抜き方法」として、中塗りと上塗りは別の色なのかを営業マンに確認することでその業者がしっかりとした業者なのかを見極めることができる。・・・という方法を大々的に掲載していることで、手抜き工事をしているとは思われたくない企業がそのような施工方法を推し進めているようなのです。

しかし、手抜き工事をしていないように思わせるために色を変えるのは雪国ではデメリットがあります。
雪害(雪や冷気による被害)の多い北海道では外壁はとても傷みやすく、中塗り塗料が露出してしまうことは多くあります。中塗りと上塗りが同じ色ならば中塗りまで塗料が剥がれても見た目は変わらないので見た目は美しいままですが、別の色にしてしまった場合は中塗りの色がハッキリと露出してしまい、見た目の劣化がハッキリと出てしまい格好悪いです。特に雪が降る地方では除雪のために家の脇をスコップやスノーダンプで削り排雪しますが、その際に壁に当ててしまえば僅かに傷つきます。中塗りと上塗りが同じならば多少の傷も問題ないわけです。

機能的には全く同じわけですから、どちらがいいかと言われれば同じ色のほうがいいと思います。
しかし、手抜き工事をする業者がいることも事実なので、どうしても見極めの参考のひとつにしたいならいいんじゃないかなと思います。
同じ色にすることに対してちゃんとした理由を説明できるのならば信用できると思います。

信頼とは大事ですね。弊社はこれからもお客様に信頼される、同業者にも信頼される企業を目指します

(関連記事:手抜き工事)


こちらは小屋根の上塗りです。サビ止め塗装し、上塗りです。
目地までしっかりと塗った後にローラーにて転がして施工しております。画像を見てわかるように、屋根の上は勾配が急なので足元を滑らせて落下してしまわないように細心の注意が必要です。塗装業者だけにかかわらず、足場から落下してしまって大怪我、死亡事故は毎年何件も発生しております。

塗装後は養生をバラし、掃除となります。掃除が以前のブロブにも記載したように、とても大切な作業のひとつなのでいくら時間をかけてもいいと思います。この掃除により仕上がりのクオリティが変わってきますので、ここで集中力を切らしてはいけません。

作業はこれにて完了。余った塗料は万が一足場解体時に壁を傷つけてしまったり等のトラブルの時に再施工することができるよう保存しておきます。



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